平日はぎっしり授業が詰まっているセブ島留学。休日はどのように過ごしているのでしょうか。
休日も平日同様に勉強している人、ボランティア活動にいそしむ人、息抜きする人など、人によって過ごし方はさまざまです。今回は、セブ島留学の休日の過ごし方について紹介します。
目次
1. 英語の勉強する
英語力の向上を目的にセブ島留学に来ているため、休日の過ごし方として、やはり勉強している人が多いです。平日は授業、授業のための予習、復習で精一杯のため、休日のまとまった時間は自分の目標に向けて勉強できる貴重な時間です。
そもそも休日の語学学校は、どのような状況なのでしょうか。
語学学校の場合は、先生の個室ブースなど、一部の部屋を除いては平日と変わらず開放されており、自由に勉強することができます。休日は気晴らしに旅行に行く人や学校外で勉強している人もいるので、自習スペースは平日よりも空いていて快適に過ごせます。
食事については平日の場合は3食ありましたが、休日の場合はブランチ(朝食と昼食を兼ねる食事)と夕食の2食の場合が多いです。基本的には先生はお休みで、一部当番の先生やスタッフ、セキュリティ 、配膳係の人以外は学校にいない状況です。
追加授業を受ける
基本的に土日祝日などの休日は授業はないのですが、短期で来ている人や休日もマンツーマン授業で追い込みたい人は、追加料金で授業を受けることもできます。
なかには追加授業が難しい学校もありますので、気になる方は問い合わせする時に聞いてみてください。
試験問題をひたすら解く
セブ島留学へ、TOEICやTOEFL、IELTSなどの試験のスコアアップを目的に来ている人も大勢います。平日の授業では、苦手な部分をピンポイントで学習しますが、数時間かかるテストを一通り受ける時間を作ることは難しいため、休日のまとまった時間で解いてみることをおすすめします。
自分の成長を感じたり、他の苦手分野が見つかったり、現状を把握することができます。
映画やドラマを見る
リアルな英語を学ぶ手段として、映画やドラマを見ることもおすすめです。ネット環境さえあれば、どこでもAmazon Prime VideoやNetflixなどのオンライン動画サービスで英語の学習ができます。リスニングの勉強にもなりますが、スピーキングの勉強にもなります。
気になる表現をメモしておいて、翌週の授業で使ってみましょう。また先程も書きましたが、休日は平日に比べて学校に人が少ないため、ネット環境も改善されます。映画やドラマは気分転換にもなるので、勉強に疲れてしまったときにおすすめです。
学校にいる人と話す
英語で日本人と会話してもいいですし、韓国や台湾など他国から来た人と話すこともおすすめです。戦略的に英語がうまい人と友達になって、英語上達を目指す人もいました。私の友達はセキュリティのフィリピン人スタッフと仲良くなって、ずっと会話していました。
今でもセブ島に行くと一緒に遊んでいるようです。異国に友達もでき、英語でコミュニケーションをとる練習にもなるのでおすすめです。
1週間の復習をする
1週間で多くのことを学ぶため、休日に再度、復習することもおすすめです。1度のインプットではなかなか身につかないので、勉強したことを再度復習して、何度も反復することが大切です。分かる状態から、使える状態になるまで繰り返しましょう。
レジュメを作成する
セブ島留学後にワーキングホリデーに行く人は、休日にレジュメを作成しておきましょう。レジュメとは、英文の履歴書、職務経歴書のことで、海外で働く際に提出することになります。
具体的な書き方はネットに載っておりますが、ただ経歴を羅列するのではなく、自分が働きたい職種に関連する職務経歴やスキルを中心に記載しましょう。
例えば販売の仕事をしたければ、販売に関連する今までの経験やスキルを記載します。作成したレジュメは、平日の授業で添削してもらえるので、セブ島留学後にワーキングホリデーに行く予定の人は、事前に作成しましょう。
2. 学校外で勉強する
平日は朝から晩まで、1日の大半を学校内で過ごすことになります。そのため休日は学校外で勉強するのもいい気分転換になります。
カフェで勉強する
学校外で快適に勉強できる場所として、日本と同じくカフェが挙げられます。落ち着いた環境で、空調も効いていて、長時間滞在しやすいです。Wifiや電源も利用できる場所もあるので、パソコンで作業しながら勉強もできます。
いい雰囲気のカフェは、ITパーク付近に多くある印象です。海外からの留学生や駐在者が多いからでしょう。
おすすめはBo’s Coffee(ボスコーヒー)です。Bo’s Coffeeはセブ島発祥のコーヒーチェーンストアで、フィリピンで100店舗ほど展開しています。簡単に言うと、フィリピン版のスターバックスです。
雰囲気がよくスタッフも気さくで、Wifiも使用できます。もちろんBo’s Coffee以外にもスターバックスや世界一貴重なコーヒーを提供するTHE CIVET COFFEE(シベットコーヒー)などのカフェもあり、散歩がてらにITパーク内を探索してみるのも面白いです。
ホテルで勉強する
カフェも良いですが、ホテルのロビーを利用するのもおすすめです。宿泊者以外でも気軽に利用でき、広々としていて落ち着いた環境です。
料理は外のレストランに比べると少し高いですが、ドリンク程度ならほとんどカフェと同じ値段です。また、ホテル内のため綺麗に清掃されたトイレも利用できます。
3. ボランティア体験
セブ島留学していると、ボランティアに行く機会もあります。現地の人と触れ合える貴重な経験であり、また学校以外で英語を使う機会にもなるので、一度経験してみるのもおすすめです。
ボランティアは炊き出しや日本語学校などの種類があり、週末の1日から参加することもできます。ボランティアに関する情報は、ネットにたくさん載っています。気になるものがあれば、問い合わせてみましょう。
また語学学校によっては、学校でボランティアを紹介しているところもあるので、スタッフに聞いてみるといいと思います。
私の場合は、日本語学校のボランティアに行きました。英語で日本語を教える難しさを実感したと同時に、日本語を習得のために一生懸命勉強している姿を見て、自分も勉強を頑張らないと励まされました。
4. セブ島観光を楽しむ
勉強のリフレッシュとして、セブ島周辺を観光してみるのもおすすめです。独自で調べて行くものいいですが、土地勘がない場合や旅慣れていない場合は、スクールトリップなど、学校が主催している旅行で行くことをおすすめします。
多くの語学学校はスクールトリップが1ヶ月に1、2回開催されて、セブ島の有名な観光スポットに行くことができます。
メリットとしては、学校のスタッフや先生などが同伴しているため、安心して行けること、友達ができること、ツアー会社経由よりも価格が安いことなどメリットがたくさんあります。
マニアックなスポットに行きたい場合は独自で行くこともできますが、なるべく先生など現地に詳しい人を誘って行きましょう。心強い旅の仲間になってくれます。
それではおすすめの観光地を4つ紹介します。
オスロブ ジンベイザメ観賞
オスロブはセブ島南部にあります。セブ島の中心地から距離があるため、行く場合は早朝出発になりますが、ジンベイザメを目の前で見られる貴重な体験ができます。本当に目の前で見られるため、その迫力に感動することでしょう。
ボホール島 島内観光
ボホール島はセブ島の右手にある島で、フェリーで2時間程度で行くことができます。
有名なスポットは、ロボック川のクルーズレストラン、ターシャと呼ばれる手のひらサイズの猿が見られる保護区、円錐形の数千もの丘を一望できるチョコレートヒルズ、美しいアロナビーチ、ジップライン、バギーバイクなどのアクティビティなどたくさんあり、日帰りで行くこともできますが、全てを満喫したい人は1泊しましょう。
モアルボアル シュノーケリング、ダイビング
モアルボアルはセブ島南西部にあり、セブの中心地からバスで3時間程度で行けます。なんと言っても海が美しく、シュノーケリングやダイビングが楽しめます。イワシの大群が見られるサーディンランや運が良ければ、ウミガメも見られます。
セブ島 市内観光
遠くに行かなくても、市内で十分観光を楽しめます。サント・ニーニョ教会、マゼラン・クロス、サン・ペドロ要塞など歴史的な建物を巡りながら、セブ島の歴史や文化を楽しむ。また、巨大なショッピングモールに行ってみるのもいいと思います。アヤラセンターセブやSMモールが特に有名です。
留学中に一番大事なこと
今回はセブ島留学の、休日の過ごし方について紹介しました。
休日も平日同様に学校で勉強してもいいですし、気分転換に学校外で勉強するのもいいかと思います。平日の過密スケジュールに疲れ、集中できなくなったり、一生懸命勉強しているのに英語力の伸び悩みを感じたり、モチベーションが低下してしまうこともあると思います。
短期留学であれば勢いで乗り切れますが、数ヶ月など長期間の留学ではモチベーションの維持が難しい場合もあります。そんな時は、ボランティアをしてみたり、観光に行ってみたり、一度リフレッシュして、リセットすることも大切です。
自由な休日を活用して、いろいろ試してみましょう。有意義なセブ島留学の一助になれば、幸いです。
そしてぜひ、学校の先生以外のフィリピン人と英語で交流してみてください。ガードマンでも、カフェやショップの店員さんでも観光のガイドの方でも誰でも良いです。自分から積極的に話しかけてみてください。
外国人と英語で話す楽しさを体験してもらえればと思います。また反対に先生なら日本人のカタカナの発音でも伝わりますが、一般のフィリピン人には正しい発音ではないと伝わらなくてもどかしい時もあるかもしれません。
オンラインの勉強では体験できない貴重な経験をセブ島でしてみてください。
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