2021年 2月12日 金曜日
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ガリ勉では失敗する!イギリス大学院で見た”成功する”日本人留学生

正規留学といえば第一にどんなイメージが湧くでしょうか?

海外の大学、大学院では卒業することが難しい、英語ペラペラなんでしょ?
外国人の友達とパーティー三昧、ハイスペックな学生の集団、、、そのようなところでしょうか?

正規留学についてイメージはたくさん湧きますが、いったいどのような人がスクール内で活躍しているのかということもイメージしにくいですよね。

日本の大学でもそうですが、成功している人と失敗している人(単位が取れない人、留年する人、卒業できない人 etc.)は必ずいます。。しかし優秀な成績を残している学生に共通していることは必ずありますよね。

しっかり勉強時間を確保して、知識を詰め込んでいる学生はたいていテストでもその知識を駆使して一定の成績を残しているでしょう。しかしなかには、過去問の収集、仲間内での情報収集、そして勉強ゼロで単位取得するという猛者も日本国内では筆者は多く見ました(苦笑)

世界中から留学生が集まってくる海外の大学では、日本人の皆さんは基本的にマイノリティで、常に自分が不利な状況に置かれているとも言えます。

第2言語の英語で専門知識を学ばなければなりませんし、現地学生と同じ評価基準であなたは評価されますから、常に逆境といっても過言ではありませんよね。

では日本人のどのような人が正規留学で成功しているでしょうか?

イギリスの大学院生活を経て、筆者が出会った日本人学生を参考に成功できる学生像、できない学生像をまとめていきます。

イギリス大学院で成功する人、失敗する人の差とは

1.ガリ勉&答え暗記タイプは正規留学では脆い?

ガリ勉&答え暗記タイプは正規留学では脆い?

日本で勉強ができる学生像の一つには、ガリ勉タイプがあります。学校生活の中で休み時間の間も常に机に座って勉強している。。。クラスに一人はいるタイプでしょう。

筆者の個人的見解ですが、自分の世界観をしっかりつくって勉強していることが多く、言われたことはしっかりやり、暗記するタイプの学生が多かった気がします。

筆者はがり勉否定派ではありませんが、机に座って勉強しているだけではなかなか良い成績を上げることができないと考えています。理由の一つとしては教育システムの違いがあげられます。

日本の大学(少なくとも筆者が通っていたところ)では大学の試験でも論述試験以外に、穴埋めや用語選択が試験形式として選択されていることもありました。つまり覚える、覚える、覚える→テストで覚えたものをそのまま書くというプロセスが多い傾向があります。答えは決まっているというフォーマットですね。

しかし、正規留学を通して筆者が感じたことは、試験であれ授業であれ常に答えがあるわけでなく、自分の導いた答えをいかに論理的に解釈し、読み手を納得させるかが評価につながります。重要なことはHow can you convince people?ということなのです。

自分で論理の抜け穴を探すことは難しいですし、机に向かって常に暗記をするだけの勉強ではなかなか成果がでません。テストも授業も能動的なので、基本的に本に書いてあることをそのまま書く、話すではまったく結果がでません。

なぜならそれはすでに教授も理解している事柄ですし、こんなものは知っているだからどうなんだ?So what?となるわけです。

もう一つの理由としては、海外大学の評価基準はあなたが何を覚えてきたかを評価するより、あなたがこれを勉強したことで何に気づいたか、どのような改善点があるのか、どこが抜け道なのか、さらなる理論展開は可能なのかといったあなたの意見や立場を論理的に説明することが求められます。

1+1=2という常に答えが決まっている問題をこなして成長してきた日本人には、非常に高いハードルとなるポイントがロジカルシンキングとクリティカルシンキングとなるわけです。

先生の言われたことをそうか、そうかと常に丸暗記をしているだけでは成果がなかなか出ないので、がり勉&答え暗記タイプは正規留学ではなかなか結果を出すことは難しいです。

一番大切なことはHow come?(どうしてそうなる?)と常に疑問を持つこと。これができる日本人は正規留学でも成功できる可能性も上がるでしょう。

2.スピーキングが苦手でも話せ!シャイを言い訳に自分の成長を止めるな!

正規留学で成功できる人、できない人まとめ

日本人の外国人からみた特徴として、よくシャイさが挙げられますよね。ある意味正しいとは思うのですが、ここでそのシャイとされる要因を筆者なりに分析してみたいと思います。

第一にわからなかったら愛想笑い。英語でSay it again? Pardon?と強く言っている日本人はあまり見かけない気がします。とりあえず周りの雰囲気に合わせて笑っておく、笑ってごまかすという現象が非常に多く見られます。

2つ目として、目をすぐ逸らす。学校の先生が「これわかるやついるか?」とクラスで授業中に問いかけた時、目を逸らしたり、うつむいた経験はありませんか?これは正規留学中にとくに自分の意見や、スピーキングに自身がない日本人がしていた行動です。

3つ目に言い間違いや自分の英語が聞き取ってもらえないときに、すぐあきらめてNothingと言ってしまう。この3つがシャイと日本人が捉えられる原因かと思います。

正規留学で成功したいと強く思っている人は、まず自分が上記の3点をしていないか確かめましょう!!正規留学、語学留学問わずこの3つを改善できなければ、留学は成功できないと思ってください。相手が理解できるまで話してください!そして分からなければ聞き返してください!これを徹底してください。

自分がしゃべった後にあっ?と聞き返されると多少萎縮してしまうかもしれませんが、英語では何の悪意もないただの“音”です。どれだけ英語を流暢にしゃべる学生よりも、しっかりとその場の議論をキャッチアップすること、自分の意見を伝えようとすること、聞き返すことができる学生のほうが正規留学では成功します。

スピーキングが苦手だからと逃げるのではなく、挑戦して、失敗してください。Failure teaches successですよ!!余談ですが、首をかしげて意思表示することもやめましょう。

わからないときはI don’t understand what you meanと言ってしまいましょう。まずは言葉で自分の意思を表明する癖をつけてくださいね!

3.時間管理と自己管理ができるコミットメント力は必須条件

正規留学で成功できる人、できない人まとめ

語学留学は海外で、異国の文化に触れながら英語を学ぶものと形容するならば、正規留学は異国文化に常に苦しまされながらも、英語で英語ネイティブと同じ土俵で勝負するものと言えます。

イメージしにくいかもしれませんが、常に逆境、過酷な状況に身を置かなければなりません。冒頭で書いたような外国人の友達とパーティーや朝までウェーイ!といったことはあります。ただ毎日これをできるのはインド人くらいです。

日本人がインド人と同じペースで遊び続けるとどうなるか。体を壊すか、単位を落とすかのどちらかです。海外からたくさんの留学生が正規留学生として海外大学には通いますが、卒業できない人も1割から2割くらいは各コースにいます。

それはネイティブや高い英語力を持っているかどうかとは関係ありません。やるときはやる、遊ぶときは遊ぶというメリハリが基本的には大切になってきています。

もし皆さんが大学学部生として正規留学、もしくは社会人経験なしで大学院留学をした場合、社会人経験のある日本人留学生を探し、彼らをロールモデルとすることをお勧めします。なぜなら正規留学は準備も大変であり、語学力の向上といったスキル向上も必要です。

そこに平日は仕事をしながら、正規留学まで到達した人であるならば、時間管理や自己管理が非常にうまいケースが多いためです。あくまで筆者の経験則ですが、社会人経験者の方は時間の使い方もうまいですし、他の留学生とのコミュニケーションにも長けています。

もちろん年の功と言ってしまえばそれまでですが、優秀な成績を収めている日本人留学生は多かったです。社会人経験が正規留学の成功要件といっているのではなく、あくまで時間と自己管理のしっかりできる人という意味です。

4.文化に慣れることも大事!日本だったらと考えるのはナンセンス

正規留学で成功できる人、できない人まとめ

正規留学で成功できる要因の一つとして、メンタリティーも大きな要素だと筆者は考えています。先述のメリハリも関係してくるのですが、とにかくストレスはたまります。

日常生活でも不便を感じることはあるでしょうし、学校生活では課題やテスト時期になるとそれはもうストレスの嵐となります。

筆者はイギリスの大学院にいましたが、寮のWi-Fiが課題中にいきなり途絶え、そして1週間復旧しない、1日以上断水、ようやく治ったらと思ったら泥水なんてアクシデントもありました。

ストレス対処能力と言いますか、あまり細かく考えすぎないことも、正規留学には必要なスキルだと思います。日本人留学生を二つにわけると、常に文句を言っている学生と気楽にまぁそんなもんでしょと考える学生に分けられると思います。

直接の留学成功要因かどうかは個人差がでるポイントかと思いますが、ストレスをどれだけ溜めないかは留学中のパフォーマンスにかなり影響します。いやでもストレスは課題や学校生活でたまりますので、ある程度あきらめる力をつけることも留学成功には必須でしょう。

筆者の場合はイギリスでの正規留学でしたので、いわゆる“イギリス料理のまずさ”と格闘している日本人学生と多く出会いました。

例として、フィッシュ&チップス、チップス、チップスそしてまたチップス(チップスはポテトフライのことを指します)といった食生活になることは可能性としては高いです。

この点については、自炊ができない学生の場合は絶望的となるケースもありますので、そもそも留学する国を考え直すことも視野に入れたほうが良いかもしれません。

食事は健康の基本ですし、そこでストレスを抱えては勉強に身も入りません。自分の現地生活について正規留学をするまえにイメージすることも大事ですよ。

5.日本人の友人、ノンネィティブ、ネイティブとの信頼関係を築いていこう

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筆者の知人の研究なのですが、留学生活であなたの精神状態や問題解決の手助けをしてくれる人は3種類(日本人、インターナショナルな学生たち、ネイティブ)にわけられるとのことです。

日本人留学生はあなたと日本語でコミュニケーションがとれますし、現地で困ったときの強い味方となってくれます。

インターナショナルな学生たちはネイティブではないため、お互いに第2言語を使っているため意思疎通が英語であっても比較的容易となり、様々な問題について共感を得やすく、あなたの留学生活に刺激を与えてくれる存在となります。

一方でネイティブ学生は、コミュニケーションの面では多少難しさも感じるかもしれませんが、その国についての慣習や知識を持っており、あなたの学生生活の中で頼れる存在になります。またネイティブ学生と競うこともモチベーションの一つとなります。

正規留学においては、クラス内でコミュニティを築いていくことも重要ですし、クラス外でも日本人会などコミュニティは築いていくことで様々な情報が収集でき非常に助かります。

正規留学生は日本人ですとあまり数も多くありませんから、積極的にコンタクトをしていきましょう。Social(社交的)であることは非常に重要です。

まとめ

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いかがでしたでしょうか?正規留学で成功できる人、出来ない人を勉強の仕方や文化に適応できるか、何で苦労するかという点から分析してきました。

簡単に言えば、正規留学で成功するにはオンとオフの切り替え、そして自分の精神状態と健康状態がメンテナンスできるかがカギとなるでしょう。机に座って教科書を読んでいるだけでは、残念ながら正規留学で成功、良い成績を上げることは難しいかもしれません。

せっかく異国の地で、自分を逆境の中に置いているわけですから、チャレンジ精神を持つことも非常に重要です。

普段の自分ならできないことに挑戦してみる、自分の殻を破っていくことも成功への大きなステップとなるはずです。

取り返せない失敗をするまえにたくさん失敗をして、経験値を積み上げて正規留学を成功させましょう。

ゲストライター
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様々な職業や経験を持ち合わせた方から寄稿頂いているので、ぜひチェックしてみてください。

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