セブ島観光・アクティビティとして人気の島、ボホール島。ボホール島へはツアーでなくても、個人でフェリーに乗って気軽に行くことができます。
今回この記事では、セブ島からボホール島へのフェリーの会社(オーシャンジェット、スーパーキャットなど)や時刻表、チケットの取り方からセブ島・ボホール島の港の様子や観光の流れを一挙にご紹介!
留学生や観光客にはもちろん、現地在住者にもおすすめです!
目次
セブ市内からボホール島への行き方&フェリー時刻表
1.ボホール島基本情報
ボホール島はセブ島から高速船フェリーで2時間の場所にある、フィリピンで10番目に大きい島です。人口は約114万人、面積は4117km2。
ボホール島の港はボホール島とパングラオ島の間にある「Tagbilaran(タクビララン港)」、ボホール島の北部にある「Tubigon(トゥビゴンorタビゴン))」の2つの港があります。
ボホール島にはメガネザル(ターシャ)と呼ばれる世界最小級のサルの生息地とも知られています。その他、チョコレートヒルズやロボック川、リゾートエリアとして有名なパングラオ島など、観光地として盛んな人気の島です。
セブ島からボホール島へはフェリーが多く出ているので、泊まりではなく気軽に日帰り旅行もできるので、留学生や観光客がよく訪れています。
2.セブ島からボホール島へのフェリーは3社
まずはセブ島からボホール島へ渡るフェリーについて紹介します。
2-1.Super Cat(スーパーキャット)
公式サイト:https://supercat.com.ph
スーパーキャットは、セブ島からはボホール島のタクビララン港、その他セブ島からレイテ島のオルモックへの便がある。
2020年2月現在、午前3便、午後3便の1日6便が出ている。
スーパーキャットのHPから、チケット・観光ツアー・ランチクルーズを含めた大人1名3,200ペソ(2名以上)のツアー予約可能。
2-2.Ocean Jet(オーシャンジェット)
公式サイト:http://www.oceanjet.net
おすすめ!
オーシャンジェットは、セブ島からはボホール島のタクビララン港以外に、ボホール島のGetafe、カモテス島、オルモックへの便がある。
2020年2月現在、1日16便も出ている最大のフェリー会社です。便数が多いため、日帰りではオーシャンジェットを利用する人がほとんどです。
*その他、細かいフェリー会社はありますが割愛します。
3.セブ島からボホール島への各フェリー会社の時刻表
3-1.Super Cat
セブ島⇄ボホール島タクビララン港
セブ→タクビララン | タクビララン→セブ |
5:50 | 5:50 |
8:15 | 8:15 |
11:00 | 11:00 |
13:15 | 13:15 |
15:35 | 15:35 |
18:00 | 17:45 |
3-2.Ocean Jet
セブ島⇄ボホール島タクビララン港
セブ→タクビララン | タクビララン→セブ |
5:10 | 5:10 |
6:00 | 6:00 |
7:00 | 7:05 |
7:30 | 8:20 |
8:00 | 9:20 |
8:20 | 10:40 |
9:20 | 11:40 |
10:40 | 13:00 |
11:40 | 14:00 |
13:00 | 14:20 |
14:00 | 15:20 |
15:20 | 16:00 |
16:20 | 16:20 |
17:00 | 17:00 |
17:40 | 17:40 |
18:40 | 18:30 |
3-3.Weesam
セブ島⇄ボホール島トゥビゴン港
セブ→トゥビゴン | トゥビゴン→セブ |
6:30 | 8:15 |
9:45 | 11:30 |
13:15 | 15:15 |
17:00 | 18:45 |
*2020年2月現在の時刻表です。フェリーの時刻表は頻繁に変更されます。必ず公式HP、ツアー会社、代理店などで時刻表を再確認してください。
4.フェリーチケットの買い方
フェリーのチケットの購入方法は主に4通りあります。
4-1.インターネットで購入
まずはそれぞれのフェリー会社のHPから購入する方法です。HPは全て英語表記です。支払いはクレジットカード決算で、バウチャーを印刷して当日港でバウチャーを見せてチェックインをします。
インターネット購入の場合、バウチャーを忘れると再発行料金が必要です。
4-2.セブのショッピングモール内にある代理店で購入
フェリーのチケットは代理店で購入することができます。基本的に大型ショッピングモール内に必ずといっていいほど、サービスセンターがあるので、そこへ行って購入します。
Jセンター内にあるチケットカウンター。
ロビンソンガレリア内にあるチケットカウンター。
アヤラモール、Jセンターモール、ロビンソンガレリア内は確認済です。写真のように航空券やフェリーのチケットなどを購入できるオフィスがあるので探してみてください。
代理店で購入する場合、チケット代金+50ペソほどの手数料がかかります。インターネットを利用して予約するのが難しい人、クレジットカードを使いたくない人は代理店がおすすめです。
4-3.港で直接購入
ボホール島へのチケットは、当日港で購入が可能です。当日購入の場合はその場で必要事項を記入するので、わりと時間がかかります。港で直接購入する場合は、あらかじめ時刻表を確認し、乗りたい便の1時間前にはチケット売り場に着くようにしましょう。
4-4.チケットを含むツアーに参加する
1番楽な方法は、チケットを含むボホール島のツアーに参加することです。ツアーでは基本的に往復のフェリー代、ボホール島での車移動&各入場料&ランチが全て含まれています。
ホテルから送迎、港でのチェックインも全てお任せのツアーから、手配のみのツアーまで様々です。
団体や家族旅行、小さいお子さん連れや英語に自信がない人はツアーに参加すると安心です。
5.セブ島の出発地点はpier1(ピア1)
セブ島のフェリー乗り場は、pier1(ピア1)と呼ばれる場所です。タクシーにはピア1と伝えれば港の入り口まで連れて行ってくれます。
Grabの場合も、Pier1と入力すれば問題ありません。
また、港に車を乗り入れる場合、行きに10ペソかかりました。帰りはGrabを呼んだのですが、帰りは特にかからなかったですね。この辺に関しては少し曖昧ですが、港の前にあるセブンイレブンあたりで降りればお金はかからないかもしれません。
帰りはGrabを呼ぶか、タクシーやバンが待機しているのでそれを利用することができます。
特に土日の18時以降は帰る人も多いため、Grabアプリを入れておくか、送迎の手配をしておくと安心です。
関連記事:フィリピンセブ島タクシーアプリGrab(グラブ)の乗り方・使い方
セブ島にはPire1のほかに、2、3、4…と港がたくさんあります。間違いないようにしましょう。渋滞がなければ、アヤラモール付近からは20分ほどで到着します。
6.フェリーを利用する際の注意点
6-1.パスポートは必須
港では身分確認としてIDが必要なことがあるため、パスポートはほぼ必須です。特にチケットを事前購入せずに港で直接買う場合は、パスポートは必ずいるので忘れないようにしましょう。
私の場合は港で直接購入しましたが、行きも帰りもパスポートの提出を求められました。
6-2.船内は寒いので上着必須
船内はかなりエアコンが効いています。半袖では寒いので、必ず上着を持参するようにしましょう。または、船内ではなく船外のチケットも売っているので寒いのが苦手な人は船の外にいることもできます。
6-3.酔いやすい人は酔い止め
走り出すとそこまで揺れは感じませんが、2時間ほど船に乗船していますし、出発までの待機中はゆらゆらと揺れるので酔いやすい人はあらかじめ酔い止めを飲んでいくといいと思います。
6-4.ターミナルフィーは現在チケットと一緒になっている
以前はチケットを購入後、別のカウンターで港使用料(ターミナルフィー)25ペソを支払っていましたが、現在はチケット代と一緒に支払うようになっていました。
6-5.帰りのチケットは事前に買う
日帰りの場合、必ず帰りのチケットも事前に、または行きのチケットを買うときに往復で購入するようにしましょう。帰りの便も最終便と一つ前の便に集中するため、帰れなくなる場合もあります。
6-6.土日祝日、日本の連休やフィリピンの連休は必ず事前にチケットを購入する
平日の場合は当日チケットを購入しても問題ありませんが、土日祝日、日本の連休やフィリピンの祝日・連休の日程でボホール島へ行く場合は、必ず事前にチケットを購入することをおすすめします。
ボホール島は朝の便、帰りの便共に集中するため当日手配では乗れなくなる場合があります。
6-7.まれに欠航する
ボホール島のフェリーは台風、海況が悪い場合、欠航します。年に数回は起こりうることで、欠航するとセブ島へ戻ることができなくなります。
そのため、ボホール島へ行く場合は翌日帰りのフライトの日は避けるようにしましょう。
7.個人で行く場合の流れ
ここではツアーではなく、チケットの手配から現地に着いてからの車の手配を含めた個人で行く場合の流れについて説明します。
ツアーで行くのはとても楽ですが、個人でも難しくありません。特に英語が堪能でなくても問題ないので、留学生や安く観光を済ませたい場合は参考にしてみてください。
こちらの流れは、2020年2月に実際に筆者が個人旅行した際の情報です。
7-1.チケット購入
まずはチケット購入です。事前にインターネットや代理店で買うか、平日であれば当日港で購入しても問題ありません。
港で購入する場合は、港にフェリー会社ごとにチケットカウンターがあります。そこで乗りたい時間を伝えて購入できます。ターミナルフィー25ペソもここで支払います。
こちらがチケット。
現在新型コロナウイルスの影響で健康カードも書きました。
当日買う場合は、往復で購入するのを忘れないようにしましょう。片道で買ってしまうと必要事項をまた書かなければいけないので大変です(私は忘れて大変でした…)。
関連:新型コロナウイルス|フィリピン入国制限とセブ島の状況【最新情報】
7-2.当日港へ行く
当日は直接Pier1の港へ行きます。チケットを事前に購入している場合は、フェリーの時間の30〜40分までに着くようにしましょう。
7-3.荷物検査
フェリー乗り場に入ると、荷物チェックがあります。男女分かれて荷物検査します。荷物検査前にも売店やATMがあります。
7-4.チェックインをする
当日港でチケットを購入した場合でも、インターネットや代理店で購入した場合でも、必ずチェックインが必要です。
荷物検査を終えてすぐのところにカウンターがあるので、そこでチケットを見せてチェックインします。
チェックインすると座席番号が書いてあるチケットをもらえます。フェリーは全席指定席となっています。
7-5.フェリー乗船
セブ島のフェリー乗り場は広いので、ATMや両替所、売店やカフェ、お土産屋がたくさんあります。フェリー乗船は朝早いと思うので、ここで朝食を取ることができます。
乗り場の番号は案内版に出ています。だいたい時間の10分前には乗船開始します。
船の中ではお菓子のワゴン販売があるくらいで、他は特にありません。船内はクーラーが効いていてとても寒いので上着を持っていきましょう。
7-6.港到着、車チャーター
ボホール島のタクビララン港に到着したら、ツアーやあらかじめバンの手配をしている人は出口のところに名前をかかげたスタッフが立っているので探します。
まだ何も手配していない人でも、たくさんのスタッフが声かけしてくれるので当日でもバンの手配ができます。
車のチャーターはセダンタイプでは2,000〜2,500ペソ、7人乗りの車は2,500〜3,000ペソ、バンで3,000〜4,000ペソが相場です。私の場合はセブでチケットを購入した際に話しかけてきた人に頼みました。2500ペソでしたが、2300ペソにしてくれました。
これは車1台の値段なので、人数が多いほど安くなります。6人で行ったので、1人当たり380ペソほどでとても安い!車のチャーターではなく、自分でバイクを借りて自由に回る人もいます。
7-7.観光名所を回る
ツアーを予約した場合は、ツアーの内容に沿って観光名所を回ります。車のチャーターだけした人は、基本的に回るところは決まっているので変わりませんが、自由にアレンジすることができます。
ボホール島のツアーでは、
・ターシャ
・チョコレートヒルズ
・ジップライン
・バギー
・ロボック川クルーズ
・ヘビ
・歴史場所巡り
が主な内容です。車チャーターの場合はそれぞれの施設の入場料は各自支払いです。
車チャーターはだいたい8時間、朝10時前後について17時〜18時のフェリーで帰るパターンです。ドライバーにはあらかじめ帰りのフェリーの時間を伝えておきましょう。
7-8.セブに帰る
観光名所を回り終えたら、フェリーの時間に合わせてセブ市内へ戻ります。
ボホール島の港は小さく、売店があるだけです。ボホール島の港のターミナルフィーは20ペソ。
帰りも同様にチェックインが必要です。
9.まとめ
ボホール島のフェリーの時刻表、チケットの買い方、当日の流れを紹介しました。
フェリーは便数の多いオーシャンジェットがおすすめです。通常の席でも快適ですが、より快適さを求めるのであれば倍の値段しますがビジネスクラスを利用することもできますので。
船の中は寒い上に2時間乗るので、上着は必ず持っていきましょう。
特にツアーを利用せずに個人でも迷うことはありませんが、2人など人数が少ない場合はツアーを利用しても大差ありません(2,000円前後の差)。大人数の場合は車チャーターを人数分で割れるので、留学生などは個人手配もおすすめです。
ボホール島に着いてからのツアーの内容、流れ、アクティビティに関してはこちらの記事をご覧ください。