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フリーターは留学前から考えたい!フィリピン留学後の就職・転職

更新日2023.12.07

フリーターは留学前から考えたい!フィリピン留学後の就職・転職

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現在、社会人のフィリピン留学が増えていることを知っていますか?

多くの人が「 語学留学といえば大学生」というイメージを抱いています。しかし、留学市場では確実に変化が起きています。社会人留学生の数が、このところ目立って増えてきているのです。

なかでも「フリーター・無職・休職中」の社会人の伸びが目立っています。

「休職」といっても留学を理由に長期休暇をくれる会社など、日本ではまずありません。「無職・休職中」の社会人留学生が多いのは、転職期間中に留学をする人が増えているということです。

その理由として 「今の時代は英語力を身につけないと話にならない」「グローバルな人材を目指したい」と考える社会人が、増加していることがあげられます。

実際に社会に出て働く経験を積んだ社会人のほうが、大学生よりも「英語力を身につけたい」という切実な思いに突き動かされることが多いようです。十分に時間のある転職期間中は、社会人が留学をする絶好のチャンスといえるでしょう。

社会人を経験してからの留学は、学生時代とは違った発見があります。フィリピン留学によって英語力がアップすることはもちろんですが、 日本とは異なるアジアの文化や価値観に触れることで、あなたの世界観が大きく変わることを実感できるはずです。

目先のことではなく長期的な視野に立てば、フィリピンへの語学留学で英語力を向上させなおかつ世界観を広げることは、賢明な選択といえるでしょう。

でも、フィリピン留学によって自分の人生がどう変わるのか、そして 留学後の就職・転職事情が実際のところどうなのかは、誰しも気にかかることですよね。

そこで、今回はフィリピン留学後の就職・転職の実態と、良い就職・転職を実現するために何をすべきかについてご紹介しましょう。

フリーターは留学前から考えたい!フィリピン留学後の進路

フィリピン留学をする人は、すでに転職の予定がない時間ができたビジネスマン、個人事業主やフリーランス、経営者、学生と、会社を辞めて留学後にキャリアチェンジしようとしているビジネスマンやフリーターがいます。

当たり前のことですが、転職や転職の予定がないビジネスマンや経営者は、フィリピン留学後の進路について迷うことはありません。

一方、新卒の学生さんは留学経験を活かして就職活動に励むことになるでしょう。

大学生も就職先が内定している4年生と、就活に備える1年〜3年生がいますが、いずれにしても 1〜2ヶ月の留学で英会話力やTOEICの点数を伸ばすことが大事なので、それに集中できると思います。

フィリピン留学後の進路について不安に感じるのは、会社を辞めてこれから転職先を探そうとしている人や、現在フリーターの人でしょう。詳しいことは後でご説明しますので、ここではフィリピン留学後の進路について全体の流れを軽く紹介します。

まず、あなたがビジネスマン、あるいは何らかの職に就いており、過去の経験を活かしたいと思っているなら、フィリピン留学で身につけた英語力をさらに活かせる就職・転職先を探しましょう。

さらに国内就職のほか、海外就職という選択肢もあります。英語力さえあれば、日本に留まらずアジア各国の企業から就職・転職先を選べます。

しかし、あなたがキャリアチェンジをしたい場合、あるいはフリーターで手に職が何もない場合は、フィリピン留学後といえども国内での就職・転職には苦労すると覚悟した方がよいでしょう。英語が話せるという特技だけで採用してくれる日本の企業は、ほとんどありません。

このような場合、 英語力に加えてプラスアルファとなるものが必要になります。多くの場合、プラスアルファとは職歴、あるいは手に職をつけることです。では、職歴と手に職をつけるためには、何をすればよいのでしょうか?

そのひとつの答えが海外インターンです。フィリピン留学後にアジアで海外インターン経験を積むことで、改めて国内就職に挑むという選択肢です。あるいは英語力に自信があるなら、直接海外就職を果たす道もあります。

国内就職と違って海外就職の場合は、英語力さえあればプラスアルファがなにもなくても採用されます。なぜなら、日本語のネイティブであること自体が、企業にとってのプラスアルファだからです。

また、海外インターンや海外就職のほかに、純粋に手に職をつけることを目指すという選択もあります。手にどんな職をつけるのかは悩みどころですが、現在もっとも有望なのはITです。

そこで フィリピン留学後にIT留学をする、という選択肢が生まれます。

英語力があり、なおかつIT技術を身につけてさえいれば、もはや国内就職で困ることはないでしょう。

では次に、フィリピン留学後の就職・転職ついて詳しく見ていきましょう。日本での就職・転職例のほか、海外就職・海外インターン・IT留学についてもご紹介します。

フィリピン留学後の就職・転職

フィリピン留学をしたからといって、すべての人が良い就職・転職先に恵まれているわけではありません。狙った企業にうまく就職できている人もいれば、満足できる就職先を見つけられなかった人もいます。

その違いは、いったいどこにあるのでしょうか?その疑問に答えるに当たり、まずは知っておくべきことがあります。

それは、 「英語は就職・転職の際の武器になるのか?」と「企業は留学経験者になにを求めているのか?」のふたつです。このふたつを理解できれば、うまく就職・転職するためのコツも自然に見えてきます。

英語は武器になるか?

ネットを見ていると「英語は就職・転職の際の武器になるのか?」というテーマの記事やスレッドが、よく目につきます。本当のところはどうなのでしょうか?
結論からいいましょう。

ネイティブと変わらないくらいのずば抜けた英語力があれば、それだけで武器になります。TOEICでいえば最低でも900点以上のレベルです。しかしTOEICの点数と実際に英語が話せるかどうかは必ずしも一致しませんから、900点以上あれば大丈夫という意味ではありません。

ビジネス英会話は当然として、 ネイティブと変わらないほどに英語を使いこなせるのであれば、それだけであなたは企業にとって即戦力となります。

しかし残念ながら、普通に語学留学をしただけではそこまでのレベルにはとても達しません。バイリンガルとして幼い頃から英語に慣れ親しんできたなどの環境になければ、英語力だけで評価されることはまずないと思った方が賢明です。

たとえTOEICの点数などが応募条件になっている場合であっても、応募者の英語力はどんぐりの背比べのようなものです。英語力だけでは、差別化を図れません。

なぜならこのような企業にとって、英語が話せることは当たり前の能力に過ぎないからです。 英語力があって初めてスタートラインに立てることになります。企業が求めているものは、英語力以外のところにあることを忘れるべきではありません。

企業が留学経験者に求めることとは?

では、企業は留学経験者に何を求めているのでしょうか?この問題について掘り下げてみましょう。

多くの企業が海外進出を狙っている

日本経済は今、ようやく景気回復のきざしを見せています。それにともない、設備投資や新製品の開発が加速しています。

しかし、人口が減少する一方の国内市場には手詰まり感が強く、多くの企業が海外へと事業領域を広げようとしています。海外に打って出るのは、もはや大企業ばかりではありません。 日本の企業の大半を占める中小部品メーカーもまた、国際化に向けて動き出しています。

日本の中小企業の強みは、なんといっても技術力です。ところが海外に自社製品を売り込むリソースが不足しているため、どれだけ良い商品を造っても他国の企業に出し抜かれる状況が続いています。リソースとは、具体的には人材と仕組みのことです。

リソースが足りないため、これまでは商社に丸投げする企業が大半でした。しかし多くの企業が海外進出を狙って競合するなか、リソースを自社でまかなおうとする企業が増えてきています。海外のマーケットを攻略するために、多くの企業からいま求められているのがグローバル人材なのです。

グローバル人材とはなにか?

「グローバル人材」という言葉を、最近はよく聞くようになりました。グローバル人材とは具体的にどのような人を指すのでしょうか?

よくあるのは、単に他国の言葉を話せる人を「グローバル人材」と勘違いしてしまうことです。しかし、英語がどれだけスラスラしゃべれたとしても、それだけで「グローバル人材」とは呼べません。

グローバル人材育成推進会議が定めた「グローバル人材育成推進戦略」において、 【グローバル人材の三要素】が示されています。

1.語学力・コミュニケーション能力
2.主体性・積極性、チャレンジ精神、協調性・柔軟性、責任感・使命感
3.異文化に対する理解と日本人としてのアイデンディティー

この3つを備えてはじめて「グローバル人材」と呼べるのです。

まだちょっとわかりにくいですよね。では、何でもわかりやすく解説することで定評のある池上彰氏の言葉を引用してみましょう。池上彰氏は「グローバル人材」を次のように定義しています。

「世界に通用する人間であると同時に、日本の良さも自覚した上で働くことのできる人材。(それには)日本について客観的な目を持つことに加え、自分とは違う物の見方や考え方をする人がいるという多様性を常に意識することが大切」
出典:独立行政法人 国際協力機構

つまりグローバル人材とは、簡単に言えば 「世界で活躍できる人材」のことです。世界で活躍するためには、英語が話せることはもちろん、最低限でも海外で学んだり働いたりした経験を求められます。

さらに池上氏の言葉から引用すれば、自分の国に対する理解力・異文化のもつ多様性を理解する能力、そうした多様な文化や価値観をもつ人たちとのコミュニケーション能力などのスキルが求められることになります。こうしたスキルを備えてはじめて「グローバル人材」となれるのです。

企業が求めるスキルとは?

グローバル人材のイメージから、企業が求めているスキルも自然に浮かび上がってきます。具体的には次の5つのスキルをイメージするとよいでしょう。

第一にバイタリティです。海外という未知の環境にも臆することなく飛び込める行動力、自ら考えることで道がないところに道を切り開いていく自律性、そして強いメンタルが求められます。

上司に言われたことを忠実に実行するだけの人材は、今や求められていません。自分から積極的に動き、自分を高める努力ができる人材でなければ役に立ちません。

第二に国際感覚です。異文化との交流によって育まれた新たな世界観や価値観は、単なる知識としてではなく肌で感じることによって本物になります。こうして身につけた国際感覚は、ビジネスにおいても大きな武器になります。

逆に、体験に基づかない単なる知識は、ビジネスの現場では役に立ちません。また、国際感覚を知ると言うことは、日本を理解することにも相通じています。

第三に多様性を受け入れる柔軟性です。さまざまな文化や歴史から生まれた価値観があることを理解し、多様性を受け入れる柔軟性がなければ世界で活躍することはできません。

第四にコミュニケーション能力です。文化や価値観の異なる多彩な人たちのなかで仕事をするためには、コミュニケーション能力が欠かせません。意見が異なる人と冷静に討論したり、交渉を続けたりするためには、それに応じた資質が必要とされます。

第五に語学力です。海外の人たちと意思を疎通させるための道具として、英語力は当然必要です。企業はこれらの能力を備えた人材を求めています。あくまで英語力とは、企業にとって評価できる能力の一つに過ぎないことを理解してください。

あなたがフィリピン留学を決めたのは、英語力を上げたかったからですよね。だからこそ、企業に対して英語力をアピールしたい気持ちはよくわかります。

しかし、 企業が求めているスキルは英語力だけではありません。

企業が求めているスキルを理解して、上手にアピールすることが大切です。それを理解できないまま、英語力があることや熱意だけを訴えたところで無意味です。

[/underline_marker]求職者と企業との間にあるギャップを埋めるように振る舞う[/underline_marker]ことが重要なのです。

しかし一方で、こうした対策を自分だけで行うのには限界があります。そこでオススメなのが、転職エージェントの利用です。

転職エージェントを利用しよう

就職・転職活動を見据えた留学をする場合に、自分の伸ばすべき強みや弱みについて、自分一人で考えるには限界があります。

企業が具体的にどのような人材を求めていて、自分のどの部分を補強すればよいか、早い段階で情報を得ておくに越したことはありません。そんなときは、転職エージェントの利用を検討してみましょう。

転職エージェントとは?

転職エージェントとは、転職に必要な手続きをすべて代行してくれるとともに、転職に必要なサポートをしてくれるサービスです。ただし、転職エージェントであればどこでもよいわけではありません。当たり前ながら、転職エージェントもさまざまです。

規模が小さなエージェントでは抱えている求人案件自体が少ないため、どうしても選択肢が狭まってしまいます。こうしたリスクを避けるためには、 複数の転職エージェントを利用しましょう。実際のところ多くの求職者は、複数のエージェントと契約を交わしています。

転職を見据えた留学をするのであれば、留学前から転職エージェントに申し込み、現在の自分の立ち位置を知り、その都度アドバイスを求めるのが賢明です。限られた留学期間を有益に過ごすためにも、転職エージェントを活用してみてください。

今後こちらにおすすめの転職エージェントもご紹介したいと思います(現在調べ中)。

フィリピン留学後の海外就職

フィリピン留学後にあなたが狙えるのは、国内企業ばかりではありません。国境を越えて海外での就職活動を行うこともできます。

狙い所はアジアです。フィリピン留学後にすぐに欧米への就職を狙うのは、おすすめできません。せっかくフィリピン留学したのに、その良さがまったく活きないからです。

欧米企業を狙うのは英語力がずば抜けて高い人ばかりのため、残念ながらあなたが選ばれる可能性は低いのが現実です。

あなたを欲しいと言ってくれる企業は、アジアにあります。

ことに東南アジアでは、「日常会話ができる程度の英語力」さえあれば、採用される可能性が高いことに注目してください(ただし、シンガポールは例外)。

対して日本国内や欧米の企業では、ビジネスレベル以上の英語力を必要とされます。さらに英語力プラスアルファとして、これまでの経験や実績が重視されます。

しかし、なぜ東南アジアの採用条件は低めなのでしょうか?

その答えは、あなたが日本語のネイティブだからです。東南アジアでは英語以上に、ネイティブとしての日本語が評価されます。日本の企業や現地に住む日本人向けにビジネスを展開している企業が多いためです。

つまり、英語力プラスアルファの「アルファ」に当たるのが、日本語ネイティブになるわけです。 英語は同僚への指示と意思の疎通ができれば十分のため、日常英会話レベルで大丈夫と考えている企業がほとんどです。

こうした背景があるため、東南アジアであればあなたを必要としてくれる企業が必ずあります。

ただし、給料は安いかもしれません。東南アジアでの一般的な給与は、初任給で14~20万円台半ばほどですから、日本国内での就職に比べると見劣りします。しかし、その給料が10年後、20年後のあなたの給料とイコールではないため、気にしないほうが賢明です。

東南アジアの中小企業に就職する一番のメリットは、若いうちからマネジメントの経験が積めることです。国内企業では30代後半でも、何らかの役職につける人は3割程度に過ぎないと言われています。

対して東南アジアでは、若い世代を中心とした組織作りを進める企業が多いため、若いうちから責任あるポストを任されることが多いのです。このことは貴重な経験となります。

英語を使った実務や営業経験に加えて外国人マネジメント経験があれば、あなたの将来に大きくプラスになります。営業はどの世界でも必要なので、ここで結果を出しておけば今後報われます。実績をもとにキャリアアップへつなげられることが、東南アジアで就職する最大の魅力です。

そのためにはどこに勤めるかではなく、そこで何をやるか、どんな結果を残すかが大切です。その意味では、大きな会社よりも小さな会社に入って組織でやることを全部やらせてもらった方が、次の就活で活きることでしょう。

海外就職をする場合は、なにを目的として働くのかを深く考えた上で企業を選んでください。キャリアアップが目的であれば、それを最優先し、給与や待遇は妥協することも大切です。

しかし、東南アジアでの就職がすべてその後のキャリアにつながるのかといえば、答えはノーです。 駐在員と現地採用とでは、給与も待遇も仕事内容も格段と異なることが多いという現実があります。

そのため、経験が積めると思って就職したのに、ただ雑用だけしか仕事をさせてもらえないといった会社もあります。

雑用ばかり何年こなしても、キャリアアップにはつながりません。就職後にどんな仕事が待っているのかを含め、正確な企業情報や評判を事前によく調べるようにしてください。

フィリピン留学後の海外インターン

これまで見てきたように、 英語力プラスアルファがないと満足できる就職・転職先を見つけることは難しいのが現実です。企業に対してプラスアルファの部分をいかにアピールするかで、結果は異なってきます。

とはいえ、プラスアルファに当たることが本当にない場合は、いくらあるように装ったところで無意味です。

たとえばあなたがフリーターで前職がまったくなくて、手に職と呼べるようなものを身につけていない場合は、企業に向けてアピールできるプラスアルファを見つけることは難しいでしょう。前職とはまったく異なる業界へキャリアチェンジする場合も同様です。

では、プラスアルファに当たる部分がまったくない場合はどうすればよいのでしょうか?

答えは簡単です。 就職・転職の前に、プラスアルファの部分を作ればよいのです。職歴をつけたり、手に職をつけるための手っ取り早い手段として、海外インターンがあります。

海外インターンとは、これまで学んだ知識や経験を活かしながら、海外で就業経験を積むプログラムのことです。ほとんどの海外インターンは無給ですが、その代わり企業に対してPRできる魅力的な「英語力プラスアルファ」を作ることができます。

もちろん、ただ海外インターンに行ったというだけでは評価されません。海外インターンで何を為したのかが問われます。そのため、企業にアピールできるだけのプラスアルファを作りに行くという明確な目的をもって海外インターンに臨むべきです。

「海外で仕事をするなかで改善点に気づき、提案して採用された。そして業績が上がって喜ばれた」というような実績を残せれば大成功です。

将来につながる経験を積みながらも、実績を残せるように意識することが大切です。そのためには、目的にかなったインターン先を選ぶ必要があります。インターン先を間違えるとキャリアにならない、もしくはステップアップしないインターンになってしまいます。

手に職を付けたいフリーターにおすすめ!フィリピンでIT留学

英語力に加えて職歴と実績を残したいのであれば、海外でのインターンが最適です。しかし、純粋に手に職をつけることを目指すのであれば、どの分野のエキスパートになるのかをしっかりと見極めた上で、対策を立てるべきです。

たとえば看護師や薬剤師などの専門職を目指すのであれば、専門学校もしくは大学の三年時への編入を検討するとよいでしょう。

そこまではっきりしたビジョンを描けない場合は、現在需要が多いにもかかわらず供給が間に合っていない職種を狙うとよいでしょう。

現在、引く手あまたの仕事といえばIT関連です。企業にアピールできる「プラスアルファ」の部分が弱い場合は、ITについて学習し、その分野でのエキスパートを目指すのがおすすめです。

ITについての知識と技術を習得する方法はいろいろありますが、 知識ゼロの状態から短期間でプロ並みのレベルに到達したいのであれば、IT留学という選択肢があります。IT留学は、大きくふたつに分けられます。ひとつはWeb制作系、もうひとつはプログラマー育成系です。

Web制作系のIT留学

当サイトの管理人である私の経験を、まず紹介しましょう!

私は若い頃、飲食店や深夜清掃でフリーターをやっていました。正確には20歳で大学を中退し、一度1週間だけ飛び込み営業の仕事をやったものの、怖くて逃げ出し、その後はフリーター生活でした。

25歳になって「さすがにこのままだとまずい」と思い始め私は、ハローワークで仕事を探します。

しかしながら、ハローワークで見つけたオフィスワーク系の会社はなぜか全部落とされました。

・・・今思えば大した職歴なし、スキルなしなで社員として採用されないのは当たり前ですね。25歳にして初めて世の中の現実を知ることとなります。

そこで「正社員が無理なら、バイトから正社員になるしかないな!」っと気持ちを切り替え、当時タウンワークに掲載されていた時給850円のネットショップのバイトとして小さな会社に潜り込む事に成功しました。

時給850円のバイトとはいえ、当時採用されたのには理由があります。

「趣味で自分のホームページを開設した事がある」と履歴書に記載していたからです。

その会社は自社サイト、ヤフーショップ、楽天に加えて、他のクライアントのウェブサイトを2つ持っていました。そのため、HTMLしか分からない私でしたが、「時給850円でHTMLが使える私」は価値があったわけです。

最初から資本金がガッツリある会社は別として、一般的なベンチャー企業はお金にゆとりがないため、インターンを雇って無給・もしくは有給でも安い給料で働いてもらうか、バイトや社員だとしても高い給料で募集できません。

そのため、逆に言えば何かかじった程度のスキルしかなくても働けるチャンスはあります。

会社に入ってしまえばあとは自分次第。当時は、社会人経験がなさすぎて請求書と納品書と領収書の違いもわからない所からのスタートでしたが、朝から夜、土日関係なく働いた結果(あ、もちろん残業代なんて出ませんよ)、アルバイトから社員に格上げとなり、さらに1年後には独立することになりました。

25歳では年収300万円以下の生活でしたが、28歳の頃には一流企業の部長ぐらいは収入があったと思います。

そんな幸運に恵まれたのも、元はといえばHTMLを知っており、それをきっかけに会社で色々学ばせてもらったからにほかなりません。HTMLのスキルを身につけていたことで、今の私があります。

就職のために狙って身につけたスキルではありませんが、趣味の延長として習得した技術がたまたま私を助けてくれました。

現在におけるWeb制作の現場では、HTMLの他にCSSのスキルも必須です。単にキーボードを打つスピードが速かったり、Wordやエクセルを使いこなせる程度のパソコンスキルでは、企業からの評価を期待することはできません。今ではそれらはできて当然のスキルにすぎないからです。

しかし、 HTMLとCSSのスキルに関しては、多くの企業で今日でも高く評価されています。今時HTMLとCSS?っと思うかもしれませんが、「HTMLができる、CSSができるだけでいいから、うちに来てほしい!」という企業が、実はむちゃくちゃあります。

現在では企業の大半が自社のWebページを設けて管理しています。CMS(特にワードプレス)が普及したことで以前よりも敷居が低くなってはいるものの、ちょっとしたレイアウトを変更しようと思えば、HTMLやCSSのスキルが必要になります。

Web制作のスキルがあり、なおかつコミュニケーション能力が高い人は、就職先に困ることはないでしょう。IT業界と言っても、自分一人でできる仕事なんてほとんどありません。そのためコミュニケーション能力は、絶対に重要です。

留学する人は英会話を通じてコミュニケーション能力も高まる、というデータがあります。

IT留学を通してweb制作とコミュニケーションのふたつの能力を身につけることで、他の人たちとの差別化を図れます。

しかもあなたは英語ができます。習得したITでいったんは企業に入るものの、しっかりとスキルを身につけながらお金の稼ぎ方を学んだあとで、独立できるチャンスに恵まれるかもしれません。

フィリピン人を含む外国人を雇って、あなた自身がその会社から仕事を引き受けて仕事を回すのです。これを、オフショアと呼びます。

Web制作系のIT留学からは、さまざまな可能性が広がります。

HTML、CSS、フォトショップ、イラストレーター、PHPなどを含め、 サイトをデザインしていくITを勉強するなら、KredoへのIT留学がおすすめです。

プログラマー系のIT留学

プログラマーは今、完全に売り手市場です。優秀なプログラマーと認められれば引く手あまたで就職にはまったく困りません。

Web制作のスキルをもつ人は多くいますが、プログラマーとなるとその数は一気に少なくなります。パソコン初心者がいきなりプログラムに挑むのは厳しいかもしれませんが、 将来にわたって安定的なスキルを身につけたいのであれば、苦労する価値は十分にあります。

プログラムと一口にいっても、その種類はたくさんあります。PerlやPHP・Javaなどを使ったWeb系、ゲームのプログラミング、家電製品やクルマなどに組み込まれた制御系など、それぞれに専門分野が異なります。

数あるプログラム言語のなかからどの言語を学べばよいのか、あらかじめ調べて決めておいた方がよいでしょう。プログラム言語によって時代ごとに、需要は異なります。

もっとも、ひとつのプログラム言語を極めておくと応用がきくことはたしかです。たとえば通常であればマスターするのに6ヶ月ほどかかるプログラム言語であっても、すでに他のプログラム言語を自由自在に操れる場合は、2ヶ月ほどでマスターできるといわれています。

英語+プログラマーの組み合わせは相性もよく、就職・転職の大きな武器になります。 経験を積むことでキャリアアップもしやすい業界です。またプログラマーとしての腕がまだ実用的でなかったとしても、英語力さえあれば中途採用される可能性が高くなります。

すでに説明してきたように、企業は即戦力を求めています。しかし、プログラマーは常に人材不足が深刻な業界のため、即戦力だけを求めても人が集まりません。

そこで企業は、はじめから即戦力となることは期待せず、一人前のプログラマーになるように大切に育てようという機運にあふれています。まさに、売り手市場なのです。

プログラムの基礎を理解できてさえいればOKという企業がたくさんあり、だからこそIT留学は狙い目なのです。3ヶ月ほどIT留学で頑張れば、就職・転職できるようになります。

こちらはバックエンドエンジニアと呼ばれています。

まとめ

以上、フィリピン留学後の進路として、国内企業への就職・転職・海外での就職・海外インターン・IT留学について紹介しました。

どの進路をとるのか、できればフィリピン留学前にある程度決めておいたほうがよいでしょう。そうすることで、しっかりとした目的意識をもってフィリピン留学に臨めます。

転職エージェントなどを利用しながら、あなたの現状や過去の職歴・実績などを交えて、自己分析をしっかり行った上で最適な進路を選ぶようにしてください。まだ 進路を決めかねている場合やさらに英語力を身につけたい場合は、再びフィリピン留学に臨む手もあります。

いずれにせよ「備えあれば憂いなし」です。せっかくフィリピン留学をしたのですから、その体験を活かして、あなたにとってより良い未来を築いてくださいね。

フィリピン留学ついて

大小7100以上の島々からなる東南アジアの島国フィリピンは、島ごとにも特徴が異なります。 国全体に美しいビーチリゾートが散在しており、高級リゾートから自然の美しさを生かしたトロピカルな雰囲気漂うリゾートまで様々。 フィリピンは熱帯性気候のため、1年を通して暖かく、マリンスポーツなどリゾート気分を味わえるのも魅力の一つ。 日本からも4時間の距離にありながら世界第3位の英語使用国のため、フィリピン留学では比較的気軽にリーズナブルに語学を学ぶことができます。

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