「HAI SHIN LOU(ハイシンリュー)」という、マルコポーロホテルに出来た新しい中華料理レストランに足を運んできましたので、ご紹介したいと思います。
マルコポーロといえば、ルーフトップにあるお洒落なレストラン『Blu Bar』が有名で、デートでもよく使われるお店です(それ以外には1階にブッフェレストランとプールバーのイタリアン、夜はピアノの生演奏があるラウンジがあります)。
私も20代の頃に4ヶ月間セブ島留学していたものですから、一回はそういう機会がありまして、必死に先生達にデートで使えそうなレストランをリストアップしてもらい、1番良い席を電話予約でゲットしました。
当日は天候も晴れ、テラス席が開放的でイルミネーションも美しく、いい感じ!
店員さんから「3品コース、4品コース、5品コースを用意しています。」と言われ、相手は「あまり食べれない」と言っていたのですが、『3品じゃあ、ケチっているみたいでカッコがつかないかな。』と思って、2人とも4品コースにしたんですね。
・・・でも、これがそもそもの間違いでした。
実際に料理が運ばれてくると、1品1品のボリュームが多いこと、多いこと。
コース料理なのにアラカルトと同じボリュームで全部出てきたんですよねー。
前菜のサラダは大きな器に大盛り、スープも絶対2人〜3人でシェアできるぐらいのボリュームが1人分として運ばれてきました。かつ、1番最初にパンも食べていたのもあって、メインが運ばれてくる前には既にお腹いっぱい。
そこに、メイン料理の200gぐらいの子羊のグリルやステーキを、店員さんがニコニコしながら「お待たせしました!Enjoy your メインコース!」って運んできてくれて、2人で「どうしよう・・・」みたいなw
相当メイン料理はゆっくり、かつ必死で食べたんですけど、結局それぞれ半分も食べきれずに、気まずい思いをしながらメインを下げてもらいました。
最後にデザートがあったのですが、店員さんに「もう食べれないから、デザートは無しで大丈夫です。」って伝えたら「アイスクリームはいかがですか?」と、「あ、それならいけますねー。」って事でオーダー。
で、運ばれてきたアイスクリームは器に大盛りで3スクープ
店員さんが笑顔で
「Enjoy your デザート!」
って。。。
まったくエンジョイ出来る量じゃなかったですね。
今となっては良い思い出です。
1年前ぐらいに足を運んだ時は、だいぶボリュームも変わってたと思います。
が、全部の料理がそうとは限りませんので、もしここでコース料理をオーダーする際はぜひ最初に、店員さんにボリュームを確認されることをおすすめします。
二人なら3品コース(前菜、メイン、デザート)と4品コースにして、4品コースでスープを頼み、シェアするのをおすすめしますよ。
さて、中華料理店の話に戻ります。
HAI SHIN LOUは、マニラのマカティ内に既にお店を構えております。
HAI SHIN LOUの場所
場所はマルコポーロ(マルコポーロのリンク)の1階、入り口から入って左手奥にあります。
こちらが入り口です。ひっそりとしているので、よく見ないと中華料理店だと気づかないかもしれません。
こちらがレセプション。
進むと水槽があり・・・
ロブスターや
ラプラプでしょうか。。そういった魚が何匹もいました。セブ島の中華料理店ではたまに見かける光景です。
HAI SHIN LOU 店内の様子
店内はストレートな奥行きになっています。真ん中はオープンテーブルで、基本的にここに座ります。
こういった四角い一般的なテーブルもあれば
中華料理店で見かけるラウンド型のテーブル
それから小さいラウンド型のテーブルもありました。
また、両サイドには個室があります。
個室は1部屋12,000ペソです。ただし、追加料金なしで12,000peso分の食事をオーダーすることが出来ます。「ルーム代は高いけど、その分食事をオーダーしてくれたらルーム代はタダにするよ。」というスタイル。
Jセンターモールの『TAO YUAN』が1室6,000pesoなので、こちらはその2倍の価格です。ただし、部屋の質はこちらの方が高さがあるので良いです。
個室にはなんと、トイレが備えついているお部屋も!
HAI SHIN LOUのメニュー
価格はざっと見、他の中華料理店に比べて100pesoぐらい高く、Sサイズで500pesoをちょっときるぐらいです。大抵の料理はS、M、Lサイズを選べますが、Sは3人前ぐらい。4人ならなんとか、5人だと不足気味です。
あと、忘れてはいけないのが消費税はこの金額に含まれているものの、サービスチャージは10%別にかかります。金額が大きいと響きますね。
HAI SHIN LOUの料理
まずはお茶。
続いて料理が出てくるまでのお通し、ピーナッツ。
こちらはメニュー番号203の焼売。飲茶系(DIMSUMと書かれたメニュー)は通常の料理に比べて安く、一口サイズなので、予算がない方や中華料理らしく色々な料理を頼んでみたい方はおすすめです。
202のエビのダンプリング。
プリプリ感が楽しめて、食べごたえありです。
219の小籠包(しょうろんぽう)です!
これが一番美味しかったですね。熱々のスープと一緒にどうぞ。黒酢(Black vinegar)も欲しかったんですが、聞き忘れてしまいました。
黒酢と一緒に食べると美味しいんですよねー。
35番のほうれん草のスープ(空芯菜に見えますが)。
辛いスープや中華料理らしいとろっとしたスープ以外が欲しい方におすすめ。
こちらはSweet and Sour Pork、91番。Sサイズ、このボリュームで500ペソ近い料理です。なので、ギリギリ4人が取り分けれるぐらいの印象。味は中々美味しかったです。
121番のcabbage with spinach source。
作るのに30分かかると言われていたのでどんな料理かと思っていたら、ソースがグリーンスムージーな感じの一品。全部食べきったらものすごく健康的になれそうな料理ですが、香りもきついので、相当な青汁好き以外には厳しいかなと。。。別の野菜料理が良さそうです。
Fried Rice(チャーハン)です。ベターなものではなく、ちょっと変わったのを頼んだと思いますが、どれだったか忘れてしまいました。比較的ドライなチャーハンでした。インパクト特に無し。
せっかくなので北京ダックのハーフも頼みました。
北京ダックは通常半羽で12枚分取れます。約1500ペソなので3000円ちょいといったところでしょうか。
半羽になると目の前で北京ダックをカットしてくれます。
なお、セブで12枚取れるかは腕次第なので、12枚にこだわらない方が吉です(笑)
甜麺醤(テンメンジャン)という甘めのソースときゅうりを載せてクラップ。
味はというと、うーん、値段通り。。。
このお店の北京ダック、値段は確かに安いんですが、全体的にクオリティは下がるのであまりお得感がないですねー。日本で中華料理を食べ慣れている方には、おすすめできないです(苦笑)。
なお、このお店では北京ダックの残りの肉部分を、別料理にして提供してくれます。
2ターン目。これはカラッと揚げた北京ダックの肉部分。
こちらは3段階目。
レタスに包んで食べます。レタスがシャキシャキしており、ソースをつけると濃いので、食感も肉々しい味も楽しめます。
まとめ
セブ島に久しぶりにできた新しい中華料理店ですが、場所がマルコポーロなため、多くのセブ在住者にとって遠めなのと、値段が高めな割には他のセブ島の中華料理レストランと大きな違いがないのが、現時点ではイマイチおすすめできない点かなと思います。
セブ島の中華料理店でおすすめできるのは、値段気にしないのであればマクタン側ではシャングリラ内の中華料理レストラン、セブ市内ではJセンターモール内のTAO YUANがおすすめです。