皆さん、こんにちは。
セブ島滞在中、一度は「ボホール」という島の名前を耳にしたことはありませんか。
フィリピンでは10番目に大きな島である「ボホール」は、セブからフェリーで2時間で行ける距離にあります。
ボホールへは基本日帰りで行くことも可能ですが、のんびりとしたいのであれば土日を使って一泊二日がおすすめです。留学生の皆さんは是非、休日の土日を使って行ってみてください。
ボホール島は美しい自然にも恵まれており、陸上ツアーではメガネザルの「ターシャ」、ハーシーキスチョコレートの形をしている岡の群で有名な「チョコレートヒルズ」、熱帯雨林の川の上で食事ができる「ロボック川ツアー」など、様々な見応えのある景色が自慢です。
私は今回で3度目のボホール島でしたが、まだまだ見尽くしていない程、見どころ満載の美しい島です。
そして「ボホール島」は、陸上の美しい景色だけではなく、実はスキューバダイビングやシュノーケルが楽しめるスポットとしても有名です。
今回はその中でも「ボホール島」の海が満喫できる、マリンアクティビティの「アイランドホッピング」を皆さんに紹介したいと思います。
ボホール島ツアーに関して、さらに詳しくはこちらの記事を参考にしてくださいね!
参照:セブ島留学生の目的別!3泊4日して分かったボホール島の楽しみ方
「アイランドホッピング」とは?
アイランドホッピングってなに?
「アイランドホッピング」とは、2か所以上の島を巡りながら、シュノーケルやBBQを楽しむ、フィリピンではメジャーなマリンアクティビティです。
7千以上の島で構成されているフィリピン列島は、美しい自然を保っている無人島も多く、アイランドホッピングにはピッタリな条件が揃っています。
セブ島で楽しめるアイランドホッピングの詳細及び攻略ガイドはこちらをクリックしてください。
▶︎【セブ島観光人気No1】アイランドホッピング完全攻略ガイド
「ボホール島」のアイランドホッピングの舞台
まず、ボホール島のアイランドホッピングは「パングラオ島」から始まるのが一般的です。
「パングラオ島」はボホール島の南西側にある島で、特にホワイトビーチとして有名な「アロナビーチ」は、沢山のリゾートが密集しているエリアです。
アイランドホッピングの主な舞台は「パングラオ島」から8時の方向にある「バリカサグ島」の一帯です。
その周辺は無数のサンゴ礁が広がっており、数豊かな種類の魚を目にすることができるシュノーケルポイントです。さらに、ウミガメが泳いでいるスポットなので、スキューバダイビングスポットとしても愛されている場所です!
そしてシュノーケルの後は「バリカサグ島」から1時方向にある「バージンアイランド」という砂浜の小さい島に立ち寄ります。こちらはまさに天国のようで、言葉では表現しきれない程キレイな景色が広がります。後ほど写真を公開しますのでお楽しみ!
「ボホール島」アイランドホッピングの流れ
プログラムの流れは以下の通りです。
早朝に集合、ボートに乗船 → イルカウォッチング → バリカサグ島に移動 → シュノーケル → BBQ → バージンアイランドに移動 → 風景を満喫 → 帰路
ツアーの料金や出発時間により、イルカウォッチングをスキップしたり、BBQをしなかったり、異なるポイントでシュノーケルを2回行ったり、バージンアイランドに立ち寄らないなどの相違はありますので、申込みの際にきちんとプランの内容を確認してくださいね!
ボホール島の海を満喫できるアイランドホッピングに参加
ここからは、実際私が体験したボホール、パングラオ島の「アイランドホッピング」を写真付きで紹介したいと思います。プログラムは私が泊まっていた「アロナビーチ」からの出発です。
1.早朝に集合
集合時間は朝6時。
6時に起きるのではなく、約束した場所に6時までに集合することとなります。
セブ島でのアイランドホッピングは大体朝9時~10時集合が一般的ですが、ボホール島では何故こんなに早い時間に出発するのかというと、それは朝7時以降は姿を消すイルカに会いに行くからなんです。
「アロナビーチ」から出発する場合は、大概6時前後に集合することが多いですが、他の場所で宿泊する場合は、距離によって5時もしくは5時半集合となることもあります。
しかし!私と同じボートを予約したゲストの全員が集まったのは6時半…遅刻してきた方が多かったからです。急がなきゃ!果たしてイルカに会えるのでしょうか!
2.イルカウォッチング
イルカウォッチングと言えば、移動するイルカの群れをボートで追いかけたり、イルカのジャンプが観られたりなど、セブ島では観ることできないボホール島アイランドホッピングならではの魅力の一つです。
いざ、出発!アロナビーチのエメラルドグリーンの海からボートで30分くらい向かった先は、ダークブルーの海の上でした。出遅れたため、イルカウォッチングのポイントには既に他のゲストを乗せた沢山のボートが。
ボートの操縦士はゲストにイルカを見せてあげようと、ハンドルを切ってあちらこちらを彷徨いましたが、結局群れから離れた1匹のイルカを遠くから見付けることで終わってしまいました。
前回はこちらのように沢山のイルカたちを目にすることができましたが、今回は非常に残念です。
運がよければ、このように間近で見ることもあるそうです。
3.バリカサグ島で一休み
次は、イルカウォッチングのポイントから本日のメインイベントの舞台となる「バリカサグ島」に移動します。
「バリカサグ島」は徒歩30分で一周できる小さな島で、漁は禁止されています。その上、周りには無数のサンゴ礁が広がり魚の種類も豊富で、ウミガメも泳いでいる絶好のシュノーケルポイントとなります。
20分ぐらい走るとボートから島が見えてきました。天気にも恵まれ、シュノーケルが楽しめそうです。ウミガメ様は一緒に泳いでくれるのかな…(笑)
セブ島の天気についてはこちらをどうぞ
▶︎セブ島の天気予報「雨季はずっと雨?」実際の週間天気とベストシーズン
ボートから降りてすぐ、このような風景が。
茂っている木の下にテントを張り、その中には現地のフィリピン人や観光客が混じっていました。早速中に入ってみましょう。
沢山のテーブルとイスが置かれているこの場所は、シュノーケルの待機所でした。私が申し込んだのはBBQが含まれていないプランでしたので、こちらで簡単に食事をすることもできます。
案の定、島の住民のようなフィリピン人女性がこのメニューを持ってきました。
早起きして、朝食もまだだったので何か頼もうかと見てみたら、お料理1品で450ペソ(約1,020円)と。
これは高い!仕入れが不便な場所にあるだけに割高なのは分かりますが、同じ金額ならアロナビーチでよりクオリティーの高い物が食べられるので、やめました。
その代わりに、すぐ後ろにあった売店で簡単な食べ物を買いました。
クラッカー1個(20ペソ)、カップ麵1個(100ペソ)、バナナ1本(35ペソ)。やっぱりセブシティーで買うより2~3倍はしますが、ここは島なのでしょうがないですね。
またお土産を買ってもらいたい住民が近くに…。こちらには少し興味がありましたが、手元のお金が足りなかったため、断念しました(笑)
4.シュノーケルを楽しんで、ウミガメにも遭遇
いよいよ私の番がやってきました。ライフジャケットとシュノーケルゴーグル、アクアシューズを着用して前に進む!
バリカサグ島でのシュノーケルは、底が見える島近くの浅い場所で行われるので、モーターの付いてない4人乗りの小さな船に乗ってポイントまで移動します。
そして入水!2メートルくらいで足が付くほどの深さなので全然怖くありません。
このように顔を水面に付けるだけでも数々の魚が見られます。
バリカサグ島の特徴は、サンゴ礁が敷かれている部分が終わると、すぐ底が見えない程真っ暗な崖に落ちてしまう地形となっており、浅瀬の小さい魚だけではなく割と大きい魚やウミガメも見ることができます。
観てください!崖の方に近づくと、泳いでいるウミガメを発見!カメラのレンズ越しよりも実際目にした方がもっと大きく見えますし、感動して鳥肌が立ちました。
でもこれ以上は怖くて更に近づくことはできませんでしたが(笑)
スキューバダイビングをすると、このように一緒に泳いだり、写真を撮ることもできるようです。
5.天国のようなバージンアイランドに立ち寄る
同じグループのシュノーケルが一通り終了すると、また最初のボートに乗り、20分ぐらい掛けて浅瀬の砂浜になっている「バージンアイランド」に向かいます。
肉眼で端から端まで見えるこの小さな島が見えてくると、息が止まる程の美しさに皆は言葉を失ってしまいました。
エメラルドグリーンを超えた透明に近い水の色、とても柔らかい白い砂場。低く掛かっている雲まで、これは正にパラダイスです。こんな風景を目にすることができるなんて、本当にフィリピンに来て良かった!と感じる瞬間でした。
「バージンアイランド」で撮れた他の写真はこちら。
360度のどの角度で撮ってもベストショットが撮れる、インスタ映えに最高な場所に間違いありません。
アイランドホッピングを申し込むには?
1.事前に予約
ボホール島に行く前から、ネットもしくはセブ島で簡単に手に入る日本語の情報誌に乗っているツアー会社にコンタクトし、好きなプランを予約することができます。
メリットは、日本語で対応してくれるので内容が分かりやすく、陸上ツアーとのパッケージを選ぶこともでき、ピックアップなどを含めて手続きの手間を省くことができます。
デメリットとしては、天候の予測が難しく、ローカル業者の料金より割高ですね。
2.現地で営業しているローカルツアーを利用
こちらはボホール島に行ってから予約する方法で、天気によって柔軟な対応が取れます。
フェリーのターミナルはもちろん、ビーチに出かけると沢山のローカル業者が営業をかけてきます。その中からプログラムや費用などを比べて交渉すればオーケーです。
中にはボート1台を貸し切ることもできます。他の観光客と混じることなく、自分のグループだけでアイランドホッピングを満喫したい場合、プログラムの順番や内容などをカスタマイズしたい場合に便利です。
デメリットとしては、ローカルツアーですと安いだけに、運が悪いとボートからライフジャケット、シュノーケルグッズなどが古いこともあります。
3.宿泊先のフロントデスクで予約
もし宿泊先がビーチから遠い場合、利用できる方法です。大体の場合は仲介しているツアー会社を持っているので、案内してもらうことができます。
特にホテルのフロントデスクで予約すると、ローカルツアーと直接交渉するよりお値段は割高となるかもしれませんが、その分キレイで信頼できるプログラムを提供してくれます。
4.プログラムと料金をきちんと確認
上にも書いてありますが、ツアー会社によりプログラムや料金に相違があります。イルカウォッチング、シュノーケルの回数、BBQ、バージンアイランドが含まれているかどうか、宿泊先からのピックアップ、お水やタオル、食事付きかどうかなどの詳細を申込みの際にきちんと確認してくださいね!
因みに、私の場合はアイランドホッピングの前日にビーチで見つけたローカルの営業マンと交渉して申し込みました。1,200ペソ(約2,700円)で「イルカ、シュノーケル1回、バージンアイランド、お水・タオル・食事なし」というプランでした。所要時間は午前6時に出発し12時半に戻ってきました。
持ち物リスト
最後になりますが、アイランドホッピングの際に必要な「持ち物リスト」をご案内します。
①~②カメラや携帯の防水グッズです。
④濡れても良いカバンです。
⑤帽子もあったら良いでしょう。
⑦ツアーでタオルを貸してくれない場合は持って行きましょう。
⑧スリッパの形ではなく、水に流されないようなアクアシューズをおススメします。
⑨日焼け止めはボートの上、シュノーケルの前後など何回も付けるので持って行きましょう。
⑩海に反射する日差しは非常に眩しいので、サングラスもあったら良いです。
その他に、お水とお菓子(チョコレートとかクラッカーなど)、お小遣い程度のお金があればベストです。