留学の机の並びに「オープンクラスルーム」があります。
セブの語学学校では、どちらかというと個室スタイルのクラスルームだと思います。
個室の閉鎖的な空間を好む方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、オープンクラスルームならではのメリットを体験して分かったので今回ご紹介。
目次
オープンクラスルームの生徒側のメリット
1,開放的な空間の中、快適に勉強ができる。
個室になると、閉鎖的な空間で行うことになります。先生との距離が最初から近いので戸惑うこともあったり、苦手な先生はより苦手に感じるのが個室のデメリット。特に初めての留学の人は、狭い個室に先生と2人っきり…何を話したらいいんだろうと戸惑うかと思います。
その点、オープンクラスルームだとそういうのが、かなり緩和されます。大きい部屋に簡単な仕切りがあり、そこにテーブルと椅子があるので先生と2人きりではなく、他の人も視界に入って来ます。
2,隣のデスクに適度に人の存在が感じられるので逆に集中できる。
周りから見られている、視線や周りが集中しているのを見て、自分も集中しようと思うようになります。眠かったり、疲れていても結構頑張るんですよ(苦笑)
もちろん、黙読系のリーディングに関しては周りに音がない方が集中できるので、個室のほうが良いです。ただ、スピーキングやリスニングについては人によっては、オープンクラス型の方が集中できるかもしれません。
3,クラスルーム内に自分専用のデスクが持てるので、自宅の自分のデスクのように使える。
これはファーストイングリッシュのみの特徴ですが、生徒個々にデスクを割り当てられるので自分のやりやすいようにアレンジ出来たり、荷物を移動させる必要がなかったり、休憩中も座ってられるのは助かります。
オープンクラスのやり方でないと、個々にデスクを割り当てられるスタイルにはならなかったでしょう。休憩時間中も机に向かってすぐに復習できるところはかなりいいと思います。
やはり個室タイプですと、自分が部屋を出て、オープンスペースで休憩時間を過ごして次の教室に行くという感じになります。気分転換でいいのですが、復習をやろうという気分にはなれないので、何を復習しようとしたかすぐに忘れちゃいます。
オープンクラスルームの学校運営側のメリット
1、クラスルーム内が一目瞭然なので、授業の雰囲気が瞬時に観察できる。
生徒の様子を瞬時に確認できるメリットは大きいと思います。特に1週間目の生徒の様子を運営側が確認しやすいのは、オープンクラスならではの強み。個室では窓から中の様子は見られるのですが、どうしても声までは聞けません。
ファーストイングリッシュではかなり定期的に見回りしているので、先生も生徒も適度な緊張感を持って授業をしています。
2、生徒の遅刻や欠席がすぐにチェックできるので、素早い対応ができる。
ファーストイングリッシュの場合は、寝過ごしている人が誰なのかを瞬時に確認できるので、部屋まで起こしに来てくれます(笑)また、体調が悪くて部屋から出られなかった場合でも、様子を見に来てくれるのでその時にスタッフと話が出来る点はかなりいいと思います。
体調がかなり悪い場合ですと、ドクターを呼んで来てくれたりもするので、そういった点ではありがたいです。ただ、サボれない環境ではありますが(笑)
3、先生がきちんと授業を行っているかチェックできるので、授業の質を落とさない。
個室で行うと先生の力量によって、授業内容が変わる可能性が高いため教師チェンジが大事ですが、オープンクラスにすることで教師の質の幅にブレが少なくなります。
ただ、これはカリキュラムにも影響されるので、一概にオープンクラスだから・・・というわけではないかな。
ですが、個室ではどうしてもまれにサボっていたり、携帯をいじっていたり、生徒になにかをやらしている間に先生がどこか行ったりとサボりがちになるので、オープンタイプの方がそういったことがないのでいいと思います。
それに、生徒側もサボれなかったり、居眠り出来なかったり、また周りの環境に圧倒されてやる気が出てくるのでオープンタイプの強みはすごいあると思います。
メリット・デメリットのまとめ
・「スピーキング力を鍛える」のであれば、個室よりもオープンクラスの方がダラケにくい分、生徒も教師も一生懸命やるので良いかもしれません。
・「リスニングを鍛える」事を中心に行うのであれば個室のほうが、イヤホンをつける手間がない分便利。
・「教師のパフォーマンスに左右されない」という点ではオープンクラスの方に軍配が上がります。
・周りの環境が気になる方には個室型の方が良いです。
なので、どちらのタイプが良いかはフィリピン留学目的によって異なるので、まずは留学中に自分が何を勉強したいのかを明確にする事が大事だと思います。ただ、あまりにも静かな環境に慣れすぎると表に出て英語を話そうとしてもなかなか出て来ません。
日本人のスピーキングが出来ない理由は、やはりシャイな部分があります。なので、オープンスペースで周りの英語を聞きながら、また自分の英語を堂々と話しながら、慣れて行くのがいいと思います。