フィリピン・セブ島でカニを楽しむ!
柔らかい白身に旨味がぎゅっと詰まって誰もが好きなカニ。
みんなで食べると無口になるほど(笑)、カニは人気のある料理で、これはフィリピンでも一緒です。
ただし、フィリピンのカニは、日本でよく見られるズワイガニとか毛ガニ、タラバガニとは少し違います。
↓このような形のカニが主流です↓
画像引用先:https://www.aboutfilipinofood.com/
このカニはフィリピンでは「アリマンゴ」と呼ばれれており、とてもポピュラーなカニの一種なんです(赤くなるのは茹でた後)。
そんなアリマンゴの専門店、観光客の多いマクタンエリアには多数ありますが、セブ市内にもついにオープンしましたので皆さんにご紹介したいと思います!(このお店以外ではカントリーモールにも別のカニ専門店があります)
Monster Crabの場所
Lahugエリアに位置した「Monster Crab」は、IT Parkから出て車で5分の距離です。
レストランの左側には、また新しくオープンした日本のデザート専門店「D:matcha Kyoto」があります。
抹茶はもちろん、煎茶やきな粉、ほうじ茶などを使ったドリンク、アイスクリームなどが食べられますので、カニを食べた後の口直しで立ち寄るのも良いかもしれません。
斜め向かい側には「Tsai Hotel」がありますので、タクシーなどの目印となります。
「Tsai Hotel」は、TOEIC対策で有名な「ZEN English」はホテルのなかにあります。
レストランやファストフード店、スーパーマーケットなどがある商業施設の「JYスクエアモール」へも徒歩1分。
コスパの良い英会話学校の「3D ACADEMY」 も徒歩2分の距離です。
Monster Crabの外観と内装
1階と2階を使用しているレストランの外観です。
モンスターと言うには可愛いすぎるカニのイラストなので、見逃すことはできないと思います(笑)
Monster Crabの1階には水槽があり、その中にはフィリピン・ミンダナオ島の最西端にあるサンボアンガ市から空輸した活きているアリマンゴカニが15匹近く入っていました。
アリマンゴは死んでいるカニを料理すると臭くなるんだそうです。というわけで、Monster Crabでは、冷凍ではなく活きているカニを使い、とても新鮮です!
1階に入ると、左側には広いキッチンが、右側にはテーブル席があります。
2階のホールです。壁と天井に描いた絵は、海の中を演出しています。
ドア付きの個室もあるので、必要な場合は、事前に連絡して抑えておくと良いです。
8人用の個室です。海の中の絵はありませんが、日当たりも良くて落ち着きがあります。
アリマンゴカニを実食!
Monster Crabは、100gあたり245ペソの量り売りシステムなので、まず1階にある水槽の中から、お気に入りのカニを選びます。
私はこちらにしました!
活きている時は、濃い青緑色をしています。約900gでしたので、お料理は2,205ペソ。およそ4,500円です。
日本に比べて物価の安いフィリピンでも、カニは高級食材ですね。でも、冷凍のカニではなく、飛行機で運んできた活きている新鮮なカニだから納得いかないことでもありません。
テーブルの上には、ビニールの手袋を含めてスプーンとフォーク、お箸とカニフォークなどがセットされました。
モンスタークラブがプリントされたエプロンも用意してくれます。エプロンや白いテーブルクロスは、1回ずつ選択していますのでキレイなものです。
ちなみにエプロンの首にかける紐部分にはボタンが付いていて、長さの調節も可能です。
そして、少し待っていると・・・
きましたー!青緑から真っ赤に変わったアリマンゴ!蒸したカニの上に、たっぷりのソースがかかっています。
味付けは、「スイートチリソース」と「チリペッパー」の2種類から選べます。今回は「スイートチリ」にしました。ガーリックとオイスターソースの風味に、ほんのりの辛さがあり、このソースだけでもご飯が食べられます。
カニのはさみの中にも白い身がぎっしりと詰まっています。とても柔らかくて口のなかでとろけてしまいます。
カニの美味しさはもちろんのこと、ソースも絶品でした。カニ汁がたっぷりと溶け込んで、深い味!
ソースだけでもお代わりができるほどの人気ぶりだそうです。
こちらは、フィリピンで「クラチャ」と呼ばれて、日本ではアサヒガニと呼ばれる別の種類のカニです。
深海で獲れるため、冷凍のカニを調理しお値段はアリマンゴより安めです。100g150ペソ、およそ300gだったので約450ペソでした。
カニのお味も、アリマンゴと違って焼き魚のような食感と香ばしさがありました。ソースは「チリペッパー」にしました。「スイートチリソース」より辛さのパンチが効いています。
このソースもご飯との相性は抜群!カニ料理を頼む際には、必ずご飯も忘れずに注文することをオススメします。
フィリピンでは「カラマレス」と呼ぶイカリング(250ペソ)です。今までセブで食べてきたカレマレスの中で、一番美味しいと言っても過言ではないぐらい美味しかったのでびっくりしました。
パン粉を程よくまぶして、冷めてもサクサク!ホワイトソースとの甘すぎず、程よい酸味が効いてカラマレスとのバランスがとても良かったです。これは次回も必ず頼みたいオススメメニューです。
「Monster Crab」は、セブ市内の5つ星ホテル「Radisson Blu (ラディソンブルホテル)」出身のフィリピン人シェフがおり、カニ以外の他の料理のお味やクォリティーもとても良かったです。
エビの素揚げです。普段なら好きなメニューでしたが、カニとカラマレスの方があまりにも美味しくて、残念ながらもあまり印象に残らないメニューでした…
350ペソの「シーフードチャーハン」です。3〜4人前のたっぷりの量で、タコや小エビ、ホタテ貝柱などがふんだんに入っています。特にぶつ切りのタコの食感がよくて歯ごたえありました!
チャーハンそのものでも美味しいですが、またチャーハンの上にカニのソースを乗せると、更に海の風味が増してとても美味しかったです。
次は250ペソの「ホタテのチーズ&バター焼き」です。
一口サイズのホタテの上に、チーズとバターを乗せて焼いただけでは普通のフィリピン料理レストランでも食べられますが、ここでは細かく砕いたガーリックのチップスをまぶして更に旨味を引き出しています。ビールのお供として最高です!
120ペソの「アドボカンコン」です。中華の空芯菜に似たような野菜で、フィリピンではとてもポピュラーに食べられる料理です。
火を通してもシャキシャキ感があり、栄養素も豊富なので、野菜が不足しがちなセブでよく頼む料理でもあります。
Monster Crab周辺のお店
「Tsai Hotel」1階にあるカフェ・レストラン「tazza」です。早朝6時半からオープンして、メニューも豊富で美味しい。私のオススメブランチスポットでもあります。
「Monster Crab」から徒歩3分距離にある、大型中華レストランの「Ching Palace」です。リーズナブルな値段で美味しくてボリューム満点の中華料理が食べられます。大人数入れる個室もあるので、会食などにも良いです!
参考記事:【Ching Palace(チンパレス)】セブ島にある中華料理の名店!大人数でいくと楽しめるレストラン
「Monster Crab」から徒歩2分距離にあるJYスクエアモールの1階に入店した博多の有名とんこつラーメン店「一幸舎」です。ラーメンはもちろん、餃子や唐揚げも美味しいです!
参考記事:フィリピン初【一幸舎】セブ島で『日本の博多豚骨ラーメン』が食べれます!
同じくJYスクエアモールの2階にあるDimsumビュッフェの「DING QUA QUA」です。328ペソで様々な中華料理が食べられるコスパの良いレストランです。
参考記事:【DING QUA QUA】JYスクエアモールにある328ペソの激安中華ビュッフェ!
Monster Crabのまとめ
セブ市内のLahugエリアにオープンしたアリマンゴカニ料理の専門店。
245ペソ/gの量り売りで、フィリピンのサンボアンガから空輸した新鮮なカニ料理が食べられます。オススメのスイートチリソースはご飯との相性も抜群。5つ星ホテル出身のシェフが振る舞う他の料理も美味しかったです!
Monster Crab(モンスタークラブ)
住所:Monster Crab Seafood House. Wilson St. Apas, Cebu City
予約:0945-291-8801 / 0917-770-0007
営業時間:月〜日 (10:00 – 22:30)
予算:約1,000ペソ/1人