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セブで一番高い山 オスメニャピーク(Osmeña Peak) 登山方法

更新日2023.12.19

セブで一番高い山 オスメニャピーク(Osmeña Peak) 登山方法

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セブ島で登山!?

フィリピンの有名な休養地であるセブ島と言えば、多くの方々はまず、ゴージャスなビーチリゾートや離島でのスキューバダイビングなどを思い出しがちなではないでしょうか。

実はセブ島をもう少し調べてみると、美しい滝や大自然が溢れている山もあるのです。

今回はセブ島で最も高い山であり、約3年前から巷で流行りだし、今は セブ島の名物アクティビティの一つにもなっている【オスメニャピークトレッキング】の行き方と景色について紹介します。

オスメニャピーク(Osmeña Peak)とは?

▶︎Google mapで開く
オスメニャピークとはセブ島の南部地方、ダラゲット(Dalaguete)にある標高1010メートルの山の頂上を言います。

熱帯とは違う涼しい気候や、まだ開発されていない美しい風景として有名になりました。 夕暮れや夜空星も絶景なのでそれ目当てでテントを張り、キャンプを楽しむフィリピン人もいます。

でもまだそういったキャンピングエリアも定められていないですし、 テントなどの道具はレンタルできず全て自前で持っていく必要があるため、留学生の方には日帰り旅行をおススメします。

オスメニャピークへの行き方

まず、概略はこうなります。

サウス・バスターミナルでバスに乗車 → ダラゲット(Dalaguete)で下車 → 「オスメニャピーク登山者センター」までバイクタクシーで移動(またはそこからトレッキングの開始) → 入場料を支払い、山頂へ。

全てはセブシティーの「サウス・バスターミナル」から始まります。

ここでダラゲット(Dalaguete)行き、または ジンベイザメウォッチングで有名なオスロブ(Oslob)行きのバスに乗ります

バスはエアコン付きのバスと一般バスの2種類があります。エアコン付きバスの方がよりキレイで快適ですが、寒いと感じる場合もありますので、長袖も忘れずに。

バスが出発すると乗務員が車内をまわり、切符を切ります。ここが日本と異なって、事前に切符売り場で目的地への切符を買うのではなく、まずバスに乗って好きな席に座り、車が出発してからお金を回収するシステムなのです。

セブから下車するダラゲット(Dalaguete)までの運賃は約110ペソ(約286円)です。

正確には「Eskina Mantalongon(エスキナ・マンタロンゴン)」が停留所名ですが、難しい場合は乗務員に「オスメニャピーク」と言っても分かってくれます。ちなみに、目的地に着いたら教えてと言っておいた方がさらに安心できます。

バスから降りるとここには 「Mantalongon Public Market」という有名な市場があります。

この辺で一旦食事を済ませたり(もちろんローカル食堂で)、コンビニで持ち忘れ物や必要なものを購入します。そしてここから、オスメニャピークまでの1次通過場所である「オスメニャピーク登山者センター」まで向かいます。

そこまで行くには2つの方法があり、まず市場からおよそ2時間掛けて歩いてたどり着くやり方があります。

でも体力をセーブしておきたいとの方はHabal-Habal(ハバーハバル)というバイクタクシーを利用します。料金はバイク1台当たり片道200ペソ(約520円)、大体2人までの乗客を乗せるので一人で100ペソ(約260円)ずつと思えば良いです。

面白いのはオスメニャピークトレッキングは市場から登録所まで歩くより、Habal-Habalの方がメージャーな手段なのです。トレッキングの意味ない…(笑)

もし皆さんもHabal-Habalを利用した場合は、下山の際に万が一バス停までのHabal-Habalがなかった場合を備えて、 ドライバーさんの電話番号をもらっておきましょう。(もし10~12名の人数で行く場合はドライバー付きのレンタカーを借りるのが効率的かもしれません。)

こちらが「オスメニャピーク登山者センター」となります。ここで名前を記入し、入場料30ペソ(約72円)を支払ます。ここから山頂までは車が走れない、本格的なトレッキングコースが始まります。頂上までの所要時間は約20~30分です。

オスメニャピーク、実際に登ってみました。

私のグループはせっかくのトレッキングだから…ということで市場から歩くコースを選択しました。

市場当たりでは道案内をしたいと近づく村人たちが多々いますが、もちろん只ではありません。ガイド料金は約150ペソ(約390円)が相場らしいです。

田舎道を歩いている私のグループ

道路は車も通れるように舗装されていて歩くには良かったのですが、やっぱり暑かったです。汗拭きやお水は必需品です。

ある程度歩くとセブシティーでは見たことのない、熱帯気候では育たない松の木のような植物も目に付きます。

カソリックの国らしき、山道の傍らにはこの村の住民たちのお祈り場として思われるを聖母マリア像もありました。

ただただ歩くとこのような風景が広がってきます。セブシティーでは見ることができない、田舎の田園風景。

2時間ほど歩いてやっと辿り着きました。「オスメニャピーク登山者センター」のサインボードです。

こちらの周辺には下山客を運ぶためのバイクタクシーが集まっていたり、小さな売店でドリンクやアイスバーなどのおやつを食べることもできます。

もしキャンピングのためテントや食材などで荷物が多い場合は、周りにいる子供たちが山頂までお荷物を運んでくれると言ってくれますが、やはり只ではありません。相場は約100~150ペソ(約260〜310円)くらいです。

こちらの「オスメニャピーク登山者センター」でお名前を記入し、入場料の30ペソ(約72円)を払います。ここで重要なのは、 山に登るとトイレがないので、ここで必ずお手洗いを済ませなければなりませんとのこと!

ここから本格的な登山が始まります。今までとは違って険しい山道を登るのです。なので、活動性の高い長ズボンに運動靴を着用するのをおススメします。

オスメニャピークから眺める絶景

やっと辿り着いた山頂からは息が止まりそうな絶景が目の前に広がっていました。

ボホール島の名物である「チョコレートヒルズ」のような風景も見渡すことができます。そして気持ちの良い風で、本当にここまでの疲労が癒されました。

それでは、クレアはここまで登った証明ショットを!

「オスメニャピーク」から眺める風景のもう一つの特徴は、片方は平和な田舎村。そして片方は青い海広がっているのです。 熱帯感ゼロの美しい自然を満喫できます。

同じ敷地内ですが、植物のない岩山も多々ありました。

ちなみに、 「オスメニャピーク」は街路灯がないため、鮮やかな夕暮れや夜空星が見えるスポットでもあり、それを目当てにする登山客たちは山のあちらこちらにテントを張り、夜を過ごしたりもします。

私のグループは、入口の売店で買ってきたビールに氷を入れて飲みながら、日が沈むのを待ちました。

午後5時50分に近づく頃、お日様がゆっくりと水平線に向かい始めました。

美しい…
と思いきや急激に気温が下がるので、持っていった長袖を着て下山を始めます。

街路灯がないため、夜空の月と星はキラキラと鮮明に光りますが、険しい山道は真っ暗です。携帯のライトだけに依存して、慎重に登山者センターまで降りてきました。

そこでバイクタクシーに乗りバス停まで移動し、セブシティー行きのバスに乗り換え、セブのサウス・バスターミナルに帰宅という感じです。
いかがでしたか。

気楽でロマンティックなバカンスとは違うアドベンチャー系のアクティビティですが、 山頂から眺める光景からは写真とは違う特別な感動を味わうことができます。

まだ商業化されていないセブ島の自然に触れてみるのはどうでしょうか。あと、オスメニャピークからは4時間ほど歩くとセブ島の名物である「カワサン滝(Kawasan falls)」に着くことができまよ!

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