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「どうして?」フィリピン留学で英語が伸びない人の7の特徴

更新日2023.12.07

「どうして?」フィリピン留学で英語が伸びない人の7の特徴

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フィリピン留学をして、英語が伸びなかったらどうしよう…そんな悩みを抱えている人も多いかもしれません。

カウンセリングをしている中でも、やっぱり「目に見えないもの」は不安も大きくなりがち。資金調達や身の回りの準備はできても、英語力ばかりは現地に行ってみないとどうなるか分からない…そんなふうに思ってはいませんか?

今回は帰国後に数々の留学生の声を訊いてきた中でも、「英語力が伸びなかった」と話す方に多いポイントを7つ集約しながら、では「どうすればそうならないのか」についてお伝えしてみたいと思います。

留学に行ったのに英語力が伸びなかった…なんてならない為にも

1.海外に行けば英語は勝手に伸びると思っている

もしかすると、みなさんも良くネット等で見かける内容かもしれません。そう、海外に行ったところで英語が勝手に伸びるかといえばそうではありません。

英語は使うから伸びるのであって、海外はその場面が多様に用意されているというだけ。 その場面に自分から飛び込んで行かなければ、英語は伸びないということなんですね。

これはフィリピン留学に限ったことではありませんが、寮生活をしても、ホームステイをしても、部屋に閉じこもって周りの人たちとコミュニケーションを取らなければ会話力は伸びません。

今はネットが容易につながる時代になってしまったこともあり、部屋にこもろうと思えばこもれてしまう…これでは日本にいる環境と何も変わりませんよね。

留学カウンセラーをやっている中でも、実際に帰国後に「英語が伸びなかった」と話す人達は、やはり周りの人たちと積極的にコミュニケーションを取ろうとしなかったことを反省点として挙げている傾向が高かったりします。

留学生活で最も大切なことは、英語ができるように頭で考えることではなく、 英語ができるように自らどれだけ積極的に動けるか。これが一番大切なんです!

2.外国人の友達は勝手にできるものだと思っている

留学をする上で誰もが憧れるのが、外国人の友達を作ることですよね。ただし、初の留学となるとどうやって友達を作るのか、その工程がいまいちイメージがわかない…という人が沢山います。

みなさんはどうでしょうか?実は、海外留学での友達というのは2つパターンがあります。1つは「語学学校でできる友達」。

ほとんどの留学生がまずここで友達を作ります。 クラスメイトになったり、寮生活でルームメイトになったりすれば、必然的に交流はできるのですが、あくまでもこれは「英語を学びに来ている友達」という立ち位置。

シンプルに言えば、英語のネイティブではないということです。単語をつなぎ合わせる会話であっても、お互いの英語レベルが同じであれば楽しく交流はできるので、そこで壁を感じることはありません。

ただし、もう1つのパターンとなる 「外国人=英語ネイティブの友達」を作るのであれば話は別。フィリピン留学の場合、基本的に学校の先生との交流以外はなかなかチャンスがないかもしれません。

これは英語圏になっても同様ですが、語学学校と自宅を行き来する生活の場合、ネイティブと交流するチャンスってほとんどないんです!

どうしてもネイティブの友達を作りたい(本場の英語を学びたい)ということであれば、英語圏で働いたりボランティアをしたり、シェアハウス生活をしたりと、環境を変えることが大切。

海外に行けば、テレビで観たような外国人との楽しい交流が待っている――と思ったら、現実は全然違った…なんて落胆しないように、事前にそのギャップを埋めて軌道修正しておくことが大切です。

3.自分の主張をどこまですればよいか分からない

日本人はシャイと言われて珍しくない国民性ですが、みなさんはどうですか?よく海外に行って戸惑う事柄の一つとして「どこまで自己主張をしていいのか分からない」という質問を耳にします。

外国人はYESとNOがはっきりしている、とか、言いたいことはズバズバ言う、とか、いろんな噂もありますが、やっぱり人としてのモラルは持っていますし、国民性によっても大きな差が出たりします。

欧米ではたしかに自己主張ははっきりしますが、だからといって 相手を傷つけるようなストレートな物言いというのはしません。

日本人(日本語)に比べて、オブラートに包むようなニュアンスを駆使した英語表現を沢山持っているので、巧みに自分の主張を相手に伝えてきたりします。

ただし、フィリピンの国民性はというと、どちらかと言えば日本人に似ており、相手に気配りしたり思いやりに長けた文化も根付いています。

ただし、だからと言って相手の気持ちをすべて察してくれるかというと、そこは違う国同士「言わなければ分からない」というポイントは数多くあります。

言ったら不快に思うかな…と考えるより、言わなかった方が相手に失礼だと思えるくらいのマインドセットをもって挑みたいところ。異文化コミュニケーションでは、誤解やすれ違いはつきものです。

言わなかったことで後々トラブルになるなんて悲しいことはありません。 お互いがハッピーになれるように心がけながらも、しっかり自分の気持ちは伝えられるようにしたいですね。

4.語学学校がどんな場所なのか分からず来てしまった

留学と言えば、語学学校に通って英語を学ぶもの――でも、具体的にどんなことを学ぶのかまで考えたことってありますか?

カウンセラーをしていても、「英語が上達したいんです!」という意気込みで相談に来る方は多いのですが、 学校に通えば自動的に英語力がアップする(むしろそこを信じてやまない)と思っている場合が大多数だったりします。

語学学校というのは、もちろん英語を学ぶ場所ではあるのですが、クラスごとにレベルが異なり、通常は初日にレベル分けチェックテストを行って自分の英語力に適したクラスに入ることが一般的です。

そのレベルというのも、一番下はABCから学ぶような超入門コースから、上は環境・政治・経済等のトピックを扱ってディスカッションするようなアカデミックなクラスまでさまざまです。

一般的に 日本人はElementary(初級)~Intermediate(中級)に振り分けられる傾向が強いのですが、本来Advanced(上級)に行ってもいいような人でさえ中級になってしまうケースも多々あります。

その理由はズバリ、「会話力」。中学・高校までの英語をしっかり学んできた人であれば、上級コースについていけるだけの読み書きはできてもおかしくないのですが、それをアウトプットするだけの会話力がない――

いわゆる典型的日本人とされるスピーキングスキルの欠如が、結果的に総合的評価で下がってしまい、中級止まりになるということがあります。

私も留学をしていた頃は中級からスタートしたのですが、クラスで学ぶことは基本的に中学・高校の文法のおさらいと、それにちなんだ会話(ここだけは学
んでいてとても新鮮)がメインでした。留学してまでおさらいはしたくない!という人は、ぜひ日本で少しでも会話力を伸ばしていく努力をしましょう!

5.滞在期間=上達目標の目安がイマイチ分からない

いざ留学をしようと意気込んだものの、自分の滞在できる期間内でどのくらい英語が伸びるのか、考えたことはありますか?

中には、憧れていた留学自体がゴールなんていう方もいるので、もちろんそれは人それぞれではあるのですが、もし留学=英語力上達をしっかり考えているというのであれば、ある程度目安を知っておきたいですよね。

ここがボヤけてしまうと、 「なんとなく留学して、なんとなく帰って来た」みたいになってしまい、結果「なんとなく消化不良」という感想を耳にします。

そうならないためにも、カウンセリングを行う上でみなさんにお伝えしているのが、2つの軸(現在の英語力×滞在期間)のお話。まず、今の英語力が初心者・中級の人の場合、数週間の留学であれば、「異文化の環境に少し慣れてきた感覚」。

数か月であれば「少し英語が口から出てくるようになった」「日常繰り返し登場するシーンであればコミュニケーションができる感覚」まで。

今の英語力が上級の人の場合、数週間の留学であれば、「日常繰り返し登場するシーンであればコミュニケーションができる感覚」、数か月であれば「もう少し語学学校から抜け出して使う英語の幅を鍛えたいと感じ始める感覚」まで。

本当に自分の口からいろんな言葉がある程度スムーズに出始めるまでには、 半年~1年は最低でもかかると思ってください。ここまでの目標を掲げるのであれば、やはり長期留学やワーホリをおすすめします。

本気で英語を学ぶためには、やっぱりそれなりの期間は必要ですが、やみくもに長く行けば良いというわけでもなく、1でお話しした内容を心に留めてプランニングをすることが大切です!

6.日本人留学生同士の交流から抜け出せない

留学時にほとんどの日本人が陥る「英語が伸びなかったポイント」のワースト1といえば、日本人同士で行動してしまったという話。みなさんも聞いたことありますよね。

そう、今はフィリピンに限らず、どこに行っても日本人は沢山います。本当に沢山います!(大切なことなので2回言いました…)カウンセリングをしていると「日本人が少ない環境がいいんです」とおっしゃる方もいます。

もちろん語学学校によっては国籍率が偏らないように気を付けているところもありますが、それこそ日本人がいない学校といえば、田舎にある学校であったり、レベルの高いクラスだったり…と、限られてしまいます。

つまり、 どんな国、学校に行っても日本人は基本的にいるものだと覚悟していってください!海外に一人でポツンと滞在することになると、知らない土地と日本語ゼロの環境になり、誰もが不安でたまらなくなります。

そんな時に日本語が通じる相手がいると「ああ!仲間だ!」と飛びつきたくなる衝動に駆られます。「自分は大丈夫」と過信せず、まずは事前に心構えとして持っておくことが大切です。

もちろん、日本人がいるからといってデメリットばかりかと言えばそうでもありません。帰国後に留学の頃の思い出を分かち合える大切な友達がいるというのは素晴らしいもの。

つまりは、語学学校内にいる時であれば、積極的に日本人同士でも英語で話すように心がけたり、外国人の友達を交えて「英語を使わなければいけない環境」を自分たちで作り上げたりする努力も必要ということ。ここをしっかり押さえておきましょう!

 

7.日本でできることを海外に求めてしまった

文法を復習したり、単語を覚えたり…こういった勉強って、実は日本でもできますよね。

留学生の多くが「もっと日本で勉強して来ればよかった」と後悔するように、1で触れた「海外に行けばなんとかなる精神」で、現実を直視せずに力技で渡航までしてみたものの、現実はやっぱり甘くなかった…という残念な状況になってしまうケースが多々あります。

4でお伝えした語学学校のレベルにも関連しますが、まず語学学校に入るのならばどのレベルに自分が行きたいのか、目安を立てて準備をしましょう。

行ってその場で決めるというのももちろんアリですが(むしろその場合の方が多いですが)、せっかく事前に情報がつかめたのであれば、 貴重な時間を無駄にしないようにスタートラインはできるだけ高く志すことも英語力上達には欠かせませんよね!

中にはフィリピン留学を経て長期留学に臨みたいと考えている人もいるかもしれませんが、留学資金はとっても大切。お金で時間と環境を買うのであれば、それに見合った自分自身も磨きましょう!

日本でできることはとにかくやっていくこと。どこまでやればいいのか目安が分からないという人は、語学学校のどのレベルに入りたいか目標を立てて勉強をしてみること。この2つのポイントを忘れずに、留学の一歩を踏み出してみましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか。フィリピン留学をして英語力が伸びる人もいれば、伸びない人もいますが、やっぱりそこには違いがあります。

帰国後に「もっと知っておけばよかった!」と後悔しないためにも、自分だけのゴールを見定めて、お金以外の準備も念入りに行っていくことが大切です。

みなさんの留学生活が充実したものになりますように!

フィリピン留学ついて

大小7100以上の島々からなる東南アジアの島国フィリピンは、島ごとにも特徴が異なります。 国全体に美しいビーチリゾートが散在しており、高級リゾートから自然の美しさを生かしたトロピカルな雰囲気漂うリゾートまで様々。 フィリピンは熱帯性気候のため、1年を通して暖かく、マリンスポーツなどリゾート気分を味わえるのも魅力の一つ。 日本からも4時間の距離にありながら世界第3位の英語使用国のため、フィリピン留学では比較的気軽にリーズナブルに語学を学ぶことができます。

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