2021年 1月26日 火曜日
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音楽を通じてセブ島の子供たちをサポート!NPO法人「セブンスピリット」田中さんへのインタビュー

セブンスピリットは2012年2月に設立されたフィリピンセブ島にある特定非営利活動法人の一つで、主にストリートチルドレンに向けて、音楽教育活動とスポーツ教育活動を行っています。

今回はそのセブンスピリット代表、田中さんにインタビューをさせて頂きました。

セブンスピリット代表 田中さんへのインタビュー

斉藤:田中さん、本日はお忙しい中インタビューをお引き受け頂き有り難うございます。

今日のインタビューではセブンスピリットの主な事業内容、背景、セブンスピリットのようなNPO・NGO法人の立ちあげ方などをお伺いできたらと思っております。

田中:わかりました。よろしくお願いします。

斉藤:有り難うございます。早速ですが、セブンスピリットができた経緯から教えてください。

田中:私はこのフィリピンに3年くらい前に語学留学で来ました。

斉藤:まだほとんど韓国系の学校しかなかった頃ですか?

田中:そのくらいの時期ですね。

南フィリピン大学に併設してある「USP」という学校で、そこに来ていた時に、個人ボランティアのようなことをしていたんです。

その時に孤児院で出会ったのが、今一緒に活動をしている野口でした。野口は僕より早く語学学校に来ていて、その後UP(フィリピン大学)に留学に来たんですよ。

僕と出会ったのはその頃でした。彼はNPO法人プルメリアのハマノさんの家に住み込みで研修していたんです。(NPO法人プルメリアについてのインタビュー記事はこちらです。

斉藤:研修とは、ボランティアの研修ですか?

田中:ボランティアというよりは、ハマノさんについて、いろんな地域を回っていたという感じです。

斉藤:そうだったんですか!そこで繋がりましたか~。

田中:はい。
野口はずっと音楽をやっておりまして、プルメリアの活動の一環として孤児院に音楽を教えに行っていたんです。
そこに僕がたまたま行ったのが野口との出会いでしたね。

その後、二人とも別々の時期に一度日本に帰ったんですが、それでもちょくちょく会うようになりました。

インタビュー|NPO法人セブンスピリット in セブ島

左側:代表の田中さん 右側:音楽担当の野口さん

斉藤:こちらの方に本格的にもう一度来ようと思ったきっかけは何だったんでしょうか?

田中:実は、野口が語学学校の職員としてこっちに就職したんです。
僕は「セブンスピリット」という、子供関係のNPO法人をやりたかったということもあって、日本でNPO登記しました。
そして、最初の頃は被災地の子供達をキャンプに招待したりしていたのですが、そのうちに野口がこっちで4月から働くという話を聞きまして。。。

それなら、以前やっていた音楽教育をうちのNPO法人の活動として一緒にやってみないか?というところがスタートでした。

時期としては日本で登記したのが2012年2月で、野口がこっちに来たのがその年の4月頃だったかな。

斉藤:音楽などの事業の形態は、最初の頃からやっていたのでしょうか?

田中:ベネズエラでやってる「エルシステマ」という音楽教育システムがあるのをご存じでしょうか。
「エルシステマ」とは、オーケストラを通した教育システムです。
プロの音楽家を育成するのではなく、音楽を通して人間形成をしようというのが目的で、野口からその話は何度も聞いていましたので、それをモデルにしつつ、セブの子ども達に合うようアレンジしています。

斉藤:なるほど、そうだったんですね。

運営について少しお伺いさせてください。資金はどのように調達し回しているのでしょうか?また、一般の方からのサポートなどはあるんでしょうか?

田中:主には日本からの寄付や、こちらで開催しているスタディーツアーなどで賄っています。
活動を本格的に始めたのが去年の7月なので、ちょうど1年ぐらいですが、まだまだ厳しいですね。(苦笑)

斉藤:最近はペソが高いですからね。
お金は日本円で受け取られるんですか?

田中:こちらのスタディーツアーの参加費はペソですが、日本からの寄付はもちろん日本円です。

関わってくれる人、知ってくれる人がだいぶ増えてきたので、これからかなと思っています。個人でやっているよう小さなNPO法人は元々どこも厳しいと聞いていたので、ある程度覚悟はしていました。

斉藤:こちらの場所に構えられた理由は何かあったんですか?(セブンスピリットのオフィスは、コロンストリートというセブ島では治安がそれほど良くないエリアの近くにあるため。)

田中:ここに来ている子供達は大抵この近くに住んでいて、サントニーニョ教会で物売りをしている子が多いんですよ。

つまり、歩いて来れるんです。

ストリートの子達が来れるような場所にしよう、ということでここにしました。

斉藤:この場所はギリギリのラインですよね(苦笑)。

田中:そうですねー。ただ、だからと言って全然違う地域に事務所や音楽スタジオ作るよりかは、そういった子ども達の多い地域がいいなと思いまして。

より多くの子供に来てほしい、というのが前提にあるので。

斉藤:なるほど、確かにそういった意味ではこの場所は、子供たちにとって来やすい場所ですね。

インタビュー|NPO法人セブンスピリット in セブ島
セブンスピリットが面している道路。コロンストリートにほど近い。

スタディーツアーについて

斉藤:今後のセブンスピリットの展開についてお伺いさせてください。スタディーツアーは定期的には行われるのでしょうか?

田中:スタディーツアーについては、10月以降はどうしようか決めかねています。(取材当時は8月末)
決してスタディーツアー屋さんではないので…(苦笑)

現在は、日本人とフィリピン人のスタッフを1人ずつ付けて、朝から夕方まで1,000ペソでやってるんですが。。。

斉藤:それはかなり厳しいですね。

田中:子供達のケアにまで手が回らなくなったりすることもありまして。
それでは本末転倒なので、それで今はちょっと考え中なんですよ。

斉藤:語学学校と組んで、というようなことは検討されていらっしゃるのですか?

田中:語学学校の中には知り合いの方もいますので、そういった方から5人とか10人とか学校で募って、生徒さんを紹介して頂いたりはしています。

斉藤:5人くらいの人数なら大丈夫、ということですね?

田中:そうですね。
大体5人くらいで、週1回。
でもそのお金で何ができるのかと言うと、正直、多くのことはできませんよね。

斉藤:厳しいですね。

田中:その辺も考え中です。

斉藤:そうなんですね。

斉藤:ところで、セブンスピリットのスタディーツアーについてはご存じない方もいらっしゃると思いますので、簡単にご紹介をお願いできますでしょうか。

田中:はい。セブンスピリットが行っているスタディーツアーは、まず朝10時に集まっていただいて、午前中は車で貧困地域の視察をします。

今は5ヶ所くらいそういった場所があるので、その日によって行き先は異なりますが、訪問して現地の様子を見て頂きます。

そして、午後にここのスタジオに戻ってきて昼食作りです。
それは自分達参加者の昼食であると同時に、子供達の夕食にもなりますね。

その後、セブの貧困レクチャーのような数値的な話をして、午後になると子供達が集まってくるので、音楽教室の補助をしていただく、大体このような流れになっています。

斉藤:音楽教室は毎日行われているんですか?

田中:今は月曜だけお休みです。
火曜~金曜は放課後にやっています。

斉藤:結構ハードですね。

田中:そうですね。
子供達は平日は学校に行っているので、集まってくるのは夕方以降になるので、クラスは5時半から7時くらいまでやっています。

斉藤:流れとしては、子供達と一緒に音楽を共有する、という感じですか?

田中:練習の補助をしていただくのがメインですね。

斉藤:補助とは具体的にはどのようなことをするんでしょうか?

田中:子供達はリコーダーや鍵盤ハーモニカを練習しています。日本の方は大抵リコーダーはできるじゃないですか(笑)

斉藤:な、なるほど。確かに習った・・・・気がします(笑)

田中:でも、こちらの子供達の中でリコーダーを最近吹き始めた子は、簡単な曲でも吹けなかったりするんです。
それを見ていただいて、「違うよ」とか「できたね」などと言いながら教えてあげる、というものです。

斉藤:上手に吹ける子もいるんですか?

田中:はい。上手な子は何曲も吹けるようになっていますね。

斉藤:何曲も吹けたら楽しいでしょうねー。スタディツアーの解散は何時頃ですか?

田中:朝10時に始まって、解散は夕方6時頃です。丸一日なので、終わる頃には皆さんクタクタになっていますよ(笑)

インタビュー|NPO法人セブンスピリット in セブ島
実際に音楽活動が行われている教室。

斉藤:スタディーツアーではどのような場所に行かれるのですか?

田中:行く場所は、例えばセブのゴミ山などです。

斉藤:ゴミ山・・・だいたいどの辺でしょうか。

田中:ここから20分くらい、海沿いをずっと行くんですが、なかなか普通は行けないんですよ。
僕達はNGO、NPOとしてセブ市に許可証を貰って行っています。

斉藤:普通では危険過ぎて行けない、ということですか?

田中:そこまで危険ではないんですが、かと言って誰かれ構わず自由に出入りできるほど安全でもありません。
政府もそんなに開放するほど見せたくないのでしょうから。

斉藤:家の様子を見てもなかなかですけど、ダウンタウンに行くともっと凄いですよね。

田中:そうですよね。

斉藤:同じような家でも全然違いますもんね。

田中:週によって行き先は違うのですが、うちの音楽教室で習っている子が住むスラム地域にも行きます。

斉藤:そんなにいくつもあるんですか?

田中:5つくらいを順番に回っています。
毎週毎週同じ所に行くと向こうも嫌になると思うんですよね。

あの人達また来た、、、、みたいな(笑)

斉藤:(笑)

ゼロからの立ちあげ

斉藤:田中さんがNGOとかNPOに興味を持ったのはいつ頃だったのでしょうか?

田中:私は今年33歳になるんですが、30歳くらいの頃ですね。
30歳は一つの区切りじゃないですか。

人生を変えるなら今かなと。

斉藤:ちなみに、その前にされていたお仕事をお伺いできますか?

田中:前はフリーのライターをやってました。
今もやってるんですけど。

斉藤:ライターさんですか。

田中:雑誌のライターです。
正直に言ってしまうと、割と楽だったんですよ。
家仕事で、起きるのは何時でも良くて、寝たかったら寝て、大体自分のペースで仕事ができるので。
それで生きていくのに必要なお金は貰えるので、そんな感じで10年くらいライターを続けていました。

斉藤:それが、どうしていきなり今のような活動をすることに?

田中:20代から30代で充分人生を楽しんだなと感じたんです。
10年楽に楽しく生きたから、次の10年はちょっと違うことやってみようかな、と。

斉藤:なるほど~。それにしても思い切った決断ですね。
このセブ島を選んだのは、語学留学を経験していたのが決め手でしたか?

田中:それが大きかったと思います。
既に知っている人達もいましたし、この人達と一緒に協力してやっていきたいなというイメージが湧きやすかったのは確かです。
全く知らない所だと子供達の顔も見えませんし、イメージもできませんからね。

斉藤:語学学校はどのくらいの期間行かれてたんですか?

田中:5ヶ月です。決して真面目な生徒ではありませんでした。(笑)

斉藤:(笑)語学学校の効果はいかがでしたか?

田中:基礎がゼロだったので、あまり上達はしませんでしたよ。
大学生で自分でお金払って語学学校に来る人って意識が高いじゃないですか。
もちろん、大学でも英語の基礎を学んでからこっちに来るから、そういう人達は上達が早いんですよ。
だけど僕は小学校から高校までほとんど勉強してないまま30歳になって、それからいきなり来たわけで、5ヶ月くらいではどうにもなりません。(笑)

斉藤:そうですよね。(苦笑)
20歳で来るのと30歳で来るのとでは、かなり違いますよねー。

田中:だから早いほうがいいと思います。
ある程度基礎がないと…。

斉藤:おっしゃられる通り。。。。特に文法は大変ですよね。
僕も去年4ヶ月留学したんですが、最初はやっぱり文法が全然できないんです。
複数形は間違えるし、過去分詞なんて全然使えない、という有様で。
土日も集中して勉強しないと厳しいですよね。

田中:それが…僕は土日はほとんど遊びに出てました(笑)

斉藤:それが原因だったんじゃないんですか?(笑)

田中:かもしれませんね。。。(苦笑)

斉藤:今後、こういう所にボランティアとして関わりたい人や、田中さんと同じようにNPO、NGOを立ち上げたいと考えている学生さんもいらっしゃると思います。

斉藤:そこで、宜しければNPO・NGOの立ち上げの方法や手続きなどについて詳しくお話しいただけますでしょうか。

田中:NPOは、申請から登記まで半年もかかるんですよ。

斉藤:費用はおいくらぐらいでしたか?

田中:自分でやれば費用は事務費用程度で高くありません。ただし、認証期間という、ただ待たないといけない期間が3ヶ月あるんです。

それに、必要書類等の作成が大変だったので、手続きは司法書士の方にお願いしました。もちろん、その分のお金は発生するんですが。

斉藤:それはおいくらでしたか?

田中:18~20万円くらいでした。
司法書士の方に手続きをしていただく間に、僕は東南アジアやヨーロッパ、アフリカなどを回っていました。ただ、定款などを作らないといけないので、それに関する必要なやり取りはスカイプで。

僕が出先で作ってメールで送って、アドバイスが返ってきたら修正して、また送って・・・というようなことをその3ヶ月でしていました。

斉藤:司法書士さんにお願いしても3ヶ月くらいかかるんですか?

田中:誰に頼んでも半年程度はかかります。
自分でやると面倒ではあるんですが、申請費用の数千円だけで済みます。

斉藤:自分でやると当然時間がかかるでしょうし、それを考えると司法書士さんにお願いするのがいいのかもしれませんね。

田中:僕はそれをオススメします。
ただ、NPOという形にこだわる必要もないと思います。「一般社団法人」もNPOに近いことができるんですよ。

当初は、僕も司法書士の方に「社団法人にしませんか」と言われました。
それだと3日くらいで作れるそうなんです。

斉藤:なるほど、勉強になります。その両者の違いは何でしょうか?

田中:NPOのほうが何かと制限が厳しいんですよ。
僕は、どうせやるならそういう中でやりたいなと思ったんです。

一般社団法人の場合は、結局は自分達で儲けていいとか、それを分配していい、とかいうのがあるんですが、NPOにはありません。

斉藤:例えば貰える金額の上限とかは決まっているんですか?
それとも、そういうのは自分達で決められるんでしょうか?

田中:自分達で決めることができます。
その代わり、一般に公開しないといけませんから、度を超したようなことはもちろんできませんよね。

斉藤:公開するのは、自分達の給料を・・・ということですか?

田中:ひとりひとりの給料を公開するわけではないですけど、全体の役員報酬はいくらなのか、とかです。

だからつっこまれる可能性はありますよね。そこで、何だこいつら、と思われてしまうと誰も寄付してくれなくなる恐れがありますから。

斉藤:かと言って少なければ生活できませんよね。

田中:でも、そういう制限がある中でやるほうが面白いじゃないですか!(笑)

斉藤:そ、そういうもんでしょうか?(笑)

田中:NPO法人は広く社会に貢献しないといけません。
でも、一般社団法人だと方向転換できる余地があります。

斉藤:やりようによってはどうにでもなるんですね。

田中:時には、社会貢献はとりあえず傍に置いておいて、今はちょっとお金儲けに走る、なんてことも可能ではあります。
だけど、それは僕にとってはあまり面白くないんです。

斉藤:なるほど~。逃げも隠れもできない。。。ストイックですね。

斉藤:ちなみに、世界各国を回られた時にはどんなところに行かれたんですか?

田中:アフリカにも行きましたが、ドイツにも行きたいと以前から思っていましたので、そちらも回りました。

斉藤:飛行機で行かれたんですか?

田中:はい。ドイツやアフリカの子供施設などを見学させていただきました。

斉藤:資格を取られて、こっちでオープンする時に事務所を構えつつ国に申請を出す、という流れですか?

田中:フィリピンにも申請を出します。

斉藤:その辺りの手続きは難しいんですか?
コネも無い素人がいきなり申請しますと言っても門前払いなのでは…?

田中:そのあたりは、語学学校時代などに知り合った方の力を借りながら行いました。
こっちにお住まいの日本人で既にNPOをされている方などがいらっしゃいまして、そういう方に助けていただいたんです。
自分達ですべて一からやるとなると、それだけで相当なパワーを使いますからね。

斉藤:その当時の運転資金の状況はいかがでしたか?

田中:ギリギリですね。

どのようにして認知してもらうか?

斉藤:なるほど、そこからどのようにして多くの人にセブンスピリットを知ってもらえるようになったのでしょうか。

田中:こっちに留学している日本人の学生さんが少しずつ来てくれるようになりまして。

斉藤:それはインターネット経由ですか?

田中:ホームページの他に、パンフレット持って語学学校にお願いしに行ったこともありました。
それで来てくれた生徒が、学校に戻ってから他の生徒にも話してくれたりして。

斉藤:まとめますと、NPOやNGOを立ち上げる場合には、日本とフィリピンの両方で手続きをして、それが終われば各語学学校などに認知してもらうためのキャンペーンをする、という流れですね。

田中:フィリピンでやろうと思うのならばそうですね。
いくら楽しいと思うことをやっていても、みんなに何も知らせなければ全く意味がないですからね。

斉藤:なるほど、今のお話はこれから立ち上げようとしている方にとって、非常に参考になりますね!

僕がこういうNPO・NGOを個人で行おうとする場合に、一番難しいと感じているのは手続き等ではなく集客。つまり、どのように自分たちのNPO・NGOを周りに認知してもらい、お金を集めるか。。。。という点だと思っていたんです。

これから大きなバックボーンもなく、少人数で起業される方は「ネットでの集客」と「実際の自分たちの足で稼ぐ集客」の両方を行う必要があるとイメージしておくべきでしょうね。

斉藤:行われるプログラム自体は事前にある程度決めておられたんですか?

田中:方向性は決まっていたんですが、なかなか思い通りには進まないものです。
特にフィリピンでは。。。(苦笑)

斉藤:フィリピン人のスタッフを雇う時、雇ってから苦労はありましたか?

田中:今ここにいるスタッフは問題なく信頼できます。
ただ、あまり増え過ぎると変な人も出てくるかもしれません。

斉藤:急に消えちゃった、とかいう人はいませんでしたか?

田中:うちではこの1年ありませんが、可能性がゼロではありません。

斉藤:あ、そうなんですね。別の法人さんで同じセブ島でもNPOをされている方が「スタディーツアーの現地の人を見つけるのに5回くらいチェンジした」っておっしゃられていましたので、今のお話は驚きました。

田中さんのところでは、どういった方法でフィリピン人の方を雇ったのでしょうか?

田中:こっちの求人サイトみたいなところで募集して、面接をして決めます。

斉藤:今の方も一発で決まったんですか?

田中:最初のスタッフは2人です。今はこっちの大学生のインターンなどがいます。

インタビュー|NPO法人セブンスピリット in セブ島
セブンスピリットで一緒に働かれているフィリピン人スタッフの方

斉藤:すごいですね。

例の、一番有名なあの求人サイトですね。
…ということは、もしNPOを立ち上げるなら、サイトを立ち上げていろんな人に知ってもらう、ということがベストですよね。

田中:どこの国に行っても日本人はいると思いますから、まずはそういう人達に知ってもらって、協力していただくのが一番だと思います。

斉藤:それには事前に何かしらのツテ、コネを作っておかないと難しいですよね。
こっちに来てから伝を探すのはかなり難しいと思うのですが?

田中:時間もかかりますし、その間の活動が疎かになってしまうと勿体無いですね。

斉藤:田中さんの場合、セブ島留学というのはこのようなNPO・NGOを立ち上げることも、当時から視野に入れての留学計画だったのでしょうか?

田中:それは少しはありましたね。
ただ、当時はそこまで深く考えずに来た留学でした。けれど、今考えると繋がってますねー。

斉藤:現在のセブンスピリットの状況は1年前と比べて、どのような変化がありましたでしょうか。

田中:現在は、日本の大学生などが寄贈してくれたリコーダーや鍵盤ハーモニカで子供が演奏しています。トランペットやサックスなども徐々に増えてきました。

斉藤:すごいですね。

田中:日本の方がホームページを見て贈って下さったんです。
セブにCPOというオーケストラが1つありまして、そこの人達にも講師としてたまに子供達に教えてもらいながら、来年辺りからオーケストラを始められればと思っています。

斉藤:おお、それはすごい!
ところで、スタディーツアーや音楽以外で何かされていることはあるんですか?

田中:スポーツ教育というのもをしています。

斉藤:それは、どういった形でサポートなさってるんですか?

田中:今は野球を通したスポーツ教育ですね。

斉藤:え?野球ができる場所が近くにあるんですか?

田中:セブにはそれほどグラウンドがないんですが、小学校には大きなグラウンドがあります。

斉藤:そういう所を借りて野球を教えているんですね。なるほどー。

インタビュー|NPO法人セブンスピリット in セブ島
Pray for Japan.

スタディーツアーのこれからについてい

斉藤:もう一点、語学留学の方が実際にスタディーツアーに申し込みをしたい場合は、何日くらい前までにご連絡すれば良いですか?

田中:現状では、前日とかでも受け入れています。

斉藤:そんな急にできるものなんですか?

田中:でも10月以降は、それだとあまりにもバタバタすると思います。

斉藤:すると、一週間前までに、といったことになるでしょうか?

田中:どういう形にするかはこれから決める予定です。

斉藤:参加費も変わるのでしょうか?

田中:変わるかもしれません。

斉藤:語学学校への留学生の方にはどのような方が多いですか?

田中:社会人よりは大学生の方が多いですよ。

斉藤:男女比率はどうですか?

田中:女性の方が多いですね。音楽ということもあって女性が多いのかもしれません。

斉藤:何名くらいの方がスタディーツアーをなさっているんですか?

田中:8、9月のように日本の学生さんがお休みの期間はやっぱり多いですよ。

斉藤:留学の期間と合わせて、ということでしょうね。
10月以降の閑散期はそんなに多くはないんですか?

田中:もちろんゼロの週もあります。

斉藤:10月以降、変更があるとすれば、5人くらいを目安に一週間ぐらい前に申し込み、ですね。

田中:そうですね。最小催行人数を設けるかもしれませんし、そのあたりはHPで確認して頂ければと思います。

斉藤:時間は、朝10時から1日8時間ぐらいですね。

田中:夕方の5~6時くらいまでですから、そうですね。

斉藤:行われるのは土曜日ですか?

田中:いま現在は土日両方です。土日で行き先が違うこともあります。それはホームページでチェックしてください。

どうしてもゴミ山に行きたい方は、それに合わせて来ていただければと思います。

斉藤:なるほど、詳しくご説明して頂き有り難うございます。

これからセブンスピリットのような法人を立ち上げようとしている方や、セブ島を支援していきたい方にとっては、田中さんの本日のお話は、とても学びになる内容だったのではないかと思います。

本日はお忙しい中、インタビューを引き受けて頂き本当に有難うございました。

田中:こちらこそ、有難うございました。

インタビュー|NPO法人セブンスピリット in セブ島
音楽室前で

支援方法

現在NPO法人セブンスピリットさんを支援する方法はいくつかあります。
日本で寄付、楽器やスポーツ用品の提供、セブンスピリットの賛助会員になる。それから、セブ島現地でスタディーツアーに参加する。また、長期でボランティア活動をする方法などです。

詳しくは以下の公式サイトでご確認ください。

セブンスピリットの公式サイトはこちら→http://seven-spirit.or.jp/
また、代表田中さんのブログはこちら→http://tanaka-blog.hatenablog.com/
俺のセブ島留学編集部
俺のセブ島留学編集部
俺のセブ島留学編集部チームでは「英語が伝わる楽しさをより多くの方へ」をモットーに日々情報発信を行っています。

私達は自分たちが経験してきた「フィリピン留学」「セブ島生活」「英語学習」を通じて、新しい楽しみをあなたにご提案したいと思います。

引き続きお楽しみに!

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