セブ島留学中は毎日、朝から夕方まで授業でヘトヘトになりませんでしょうか。
疲れ切ったところで夕食タイム。3食付きの学校では美味しい食事が出れば、特に外出する理由がなくなってしまい、平日の夕食後は学校内で過ごしがち。
最初の1週間~2週間は気を張り続けるので良いのですが、同じ事の繰り返しの毎日では次第にだれてきたり、勉強への意欲が低下したり、ストレスが溜まるものです。
気づいたら夕食後はSNSのタイムラインを追っかけてたり、youtube動画を見て英語を勉強した気になったり、ぼーっとして過ごしてしまったりして、、、これは、意欲の高い留学生でもよく陥るパターンです。
留学前に考えていた計画では「1日授業8時間+夕食後に2時間で、1日10時間の勉強」かもしれませんが、理論だけで人は目標を達成できるわけではありません。
というわけで、だれてきたならぜひ外食をして、気分転換しましょう!ましてや、習った英語を外で実践するには最適です。
そして、どうせ食べるなら、ガッツリ食べてストレスが解消できる、380gのステーキなんていかがでしょうか?
今回はセブ島にいるグルメなフィリピン人たちの中で、よくタイムラインに上がっている「隠れ家的なレストラン」をご紹介します。
土日はもちろん、平日も行きやすい立地にありますよ。
場所
▶︎googleマップを開く
場所はなんとアヤラモールから徒歩圏内!
「おお!なんだ、この距離なら歩いていけるじゃん。」
・・・
っと思いきや、徒歩はあまりおすすめできません。
その理由がこれ
道が怖いw
アヤラモールから行けるメイン通りは全く問題ないのですが、最後のこのセントモリッツロードという、わずは100mぐらいの直線距離が問題です。
今にも崩壊しそうなプレハブ小屋の住み家、色黒の子どもたちがあたりで遊んでる、犬やネコは放し飼い、大人はただ座ってこっち見てる、、、、
いや、これは男性でもちょっと神経使いますね。
というわけで、徒歩でここに来るのはおすすめできません。タクシーかUBERかグラブラクシーを使ってください。男性はこの道を歩くだけなら問題ないと思いますが、犬に万が一噛まれても困るので、やはり車で来る事が好ましいです。
この薄暗い先にあるのが・・・
まずSt.Morits Hotelという、安価なホテルです。
いかにもセブらしい格安設備のホテルですが、帰りのタクシーをここで呼ぶこともできる(はず)なので、帰りの足が必要な方は聞いてみてください。
その先に進むとこちらの同じオーナーが経営しているステーキ屋があります。Acaciaステーキハウスといい、このお店といい、セブには人目につかない場所にも評判の良いレストランがいくつもあるんですねー。
このレストランを一般旅行客が見つけるのは至難の業だと思います。僕も知人から紹介されなければ一生、気づかないお店でした。
ちなみに、こういうレストランを英語では「Hole in the wall(隠れ家的なレストラン)」と言うそうです。
昼間はそこまで怪しくないので、歩いて行っても大丈夫そうですね。夜はタクシーを利用しましょう。
意外とまともな内装
周りの環境と外観のヤバさとは裏腹に、内装は木を基調としたクラシックな感じで落ち着いた店内です。いいじゃないですか!
テーブル数はそれなりにありますが、最近このお店は人気なので6名以上の大人数なら予約を入れておかないと入れない可能性もあります。(特に週末)
下記でご紹介している、フェイスブックURLから予め連絡入れておきましょう。
バーカウンターも利用できます。二人ならここでもいいかもしれませんね。
テーブルセッティング。ステーキ用のナイフが既にセットされています。
St.Moritz Restaurantのメニュー
※2017年時の値段です。現在は値上げしている可能性があります。(2019年5月)
こちらがメニュー。ちょっと字が小さくて見づらいかもしれませんが、前菜、スープ、サラダ、パスタ、ステーキ、チキンやポーク、シーフード、デザートと一通りあります。
ステーキにはローカルビーフとインポートビーフがあります。ローカルビーフは今回は食べていませんが、テンダーロインステーキでも500pesoなので、リーズナブルな価格です。
あ、今更ですが、このお店はステーキ専門店ではありませんが、ステーキがイチオシです!
お客さんの9割以上はステーキを食べるために来ています。
そして、メニューを見ていたら別のこちらのメニューを紹介されました。
ホワイトボードにはその時々のおすすめやプロモメニューが掲示されています。お得になっているのでこちらから優先的にオーダーするといいと思います。
・和牛300g 2,200peso
・リブアイステーキ450g 1,550peso
*リブアイとはリブロースのことです。
リブロースは、牛肉の肩ロースとサーロインの丁度中間に位置する部位になります。サーロインと並ぶビーフの最上部位と言われているリブロースは、適度な脂肪分を含み、肉のきめが細かく、風味がよく柔らかいと言われています。
http://costcotuu.com/20120614/post_9315.html
このリブアイステーキ、同じものをOlioで頼もうとすると200gで800peso~1,000pesoするので、このSt.Moritz Restaurantがいかに格安で提供しているか、お分かりいただけると思います。
一般的にステーキは200gぐらいが一人前ぐらいなので、380gで999pesoのリブアイステーキを頼めば、二人でシェア出来ることになります。
一人頭500pesoでUSリブロースが食べれるわけです。これはすごい!
というわけで、3人だったら450gを頼んで3等分すれば約150gずつ。女性だったら十分な量じゃないでしょうか。
St.Moritz Restaurantの料理
まず最初にオーダーするとパンが出てきます。温かいパンは見た目よりずっとしっとりしており、そのまま食べてもほんのり甘みがあるので、美味しいです。
続いて、ガーリックで炒めたGambas(小エビ)。
アヒージョみたいな感じ。ガーリックの風味が効いててGoodです。これはオーダーしてよかった料理の一つ。
トマトスープ。これは微妙でした。
元々3人前のスープを3カップに分けてもらいました。器も微妙でしたが、味はトマトスープとしては薄味なのに、なぜか酸味が強く、シニガンスープなんじゃないかと思ったぐらいです。
このスープはちょっとおすすめ出来ません。
続いてサラダです。
一つ目のサラダはSt.Moritz Salad。
こちらはレタス、チーズ、ソーセージ、卵にイタリアンドレッシングをかけたサラダ。良くも悪くもイメージ通りの味。ボリュームは2人前からギリギリ3人前といったところです。
こちらはシーザーサラダ。レタス、クルトン、カリカリのベーコンっとこちらもシンプル。同じく2人前ちょっとです。
そして・・・
メインのステーキ!
こちらが450gです。
カットした感じがこちら(ミディアムレア)。
USビーフは日本の霜降りとは違って赤みが主体なので、焼きすぎると肉が固くなり、良い肉でも美味しくなくなります。
なので焼き加減はレアもしくはミディアムレアがおすすめです!!
また、ある程度、厚切りじゃないと肉汁を内側に溜め込むことができないので、USビーフの美味しさ半減です。(上記の写真だと薄そうに見えますが、実際はそれなりに厚みがありましたので、おk)
6人だったので2枚オーダー。ご飯も1人前付いてきます。
多少脂身もありますが、9割は食べれる部分!素晴らしい。
ステーキの肉質もナイフでさくっと切れるし、ソースを付けなくても十分味を楽しめます。
知人が一人遅れてきたので、380gのステーキをオーダー。
あまり450gとサイズは変わりませんね。
左側のパンの上にあるのが、グレービーソースという、肉汁をベースにしたセブ島ではよく見かけるソース。このソースもレストランによって大きく味が異なるのですが、ここのグレービーソースは胡椒が効いていながらも、強すぎず、しつこくない味なので牛肉につけると絶妙です!
ついでにワインも120pesoでこのサービス!
品種は確認し忘れましたが、渋すぎず、酸味も強すぎず、ステーキに合っていました。
うーん、やはりステーキには赤ワインは最高ですね!!
ガッツリステーキを食べて、日頃の勉強によるストレスを解消しましょう!
うまい肉を食べれば、英会話も弾みます!
何より、翌日先生と話す面白いネタが出来ますよね。外で食べ歩けばネタ集めが出来るので、翌日の先生たちとの会話も楽しめます。ここにへの行き方、外観を見てどう思ったのか、ステーキ食べてどう思ったのか、ぜひネタに使ってもらえたらと思います。
最後にデザートも2品頼みました!
オムレット・・・と書かれていたデザート。クレープでした。
こちらはアップルパイ!?と書かれていたケーキ。
うん、デザートは両方微妙でした!
St.Moritz Restaurantの総評
前菜から一通り食べてみて感じたのは、ここはステーキの店だということです。
色々頼むと料理が前菜、スープ、サラダ、ステーキと順番で運ばれてくるのですが、サービススピードはそんなに早くないです。
正直ステーキ以外の料理の味はかなり微妙で、おすすめしづらいものがあります。
しかしながら、ステーキに関しては抜群です!
肉質、焼き加減はバッチリ!合わせて飲むワインも美味しい!(ボトルで頼んでないからワインリストは不明)
前回、訪れたAcacia ステーキよりもリーズナブルなのに、こっちの方が美味しいんじゃないかと思ったぐらいです。
一人500peso~1000pesoあれば、ステーキ+ワインで満腹になります。
予約はこちらのフェイスブックのホテル側からできますので、ぜひ訪れてみてください。
▶https://www.stmoritz-cebu.com/location.html
他のステーキが食べれるお店と比較
・The Suite Room(アヤラモール)
安いステーキとしてはThe Suite Roomがアヤラモールの新館にあり、500peso前後で食べることができますが、全くおすすめしません。
ボリュームは多いのですが、ローカルビーフを使っており、肉質は良くないです。
・Social(アヤラモール)
ソーシャルのステーキは美味しいです!ただし、St.Morits Restaurantの1.5倍~2倍はします。また最初からカットされて提供されます。
・TGIF(アヤラモール)
ステーキを頼んだことがないので不明。
・olio(クロスロード)
オリオはバニラッドCrossroads内にあるレストラン。比較的交通の便が良く、落ち着いたレストランなので、接待にも向いています。
1,000peso以内でステーキは食べる事ができますが、ボリュームは200g前後なので、Acaciaステーキハウスや今回のSt.Moritz Restaurantの方がコストパフォーマンスは高いです。なお、1,500pesoで和牛も食べられます。さすがに1,500pesoの和牛は美味しかった。
・Acacia Steak House(キャピトル付近)
アカシアステーキハウスは行きと帰りの足を確保しないと、行けないレストラン。場所はセブ市内のキャピトルから近く、ステーキの肉質も素晴らしいです。
・Stone Grill(マボロ)
ストーングリルはマボロのGAGFA(ガグファ)と呼ばれるエリアの先にある、アルパ・シティ・スイーツホテル内にあるレストラン。
熱々の「石」の上に自分で肉を焼くスタイルは非常に斬新!狙いは素晴らしいのですが、肉質はひどいです。恐らく回転率が悪いので肉が冷蔵庫で放置されているんだと思います。他のエビなども食べましたが、新鮮さにかけていました。ソースも特になく、いまいち。
・ウェスタンステーキハウス(マクタン、マリバゴエリア)
以前食べた時は肉に厚みがなく、ミディアムレアでオーダーしても、あまりレア感を楽しめなかったのが残念でした。また、旅行客がメインのお客さんなためか、値段は高めです。
とはいえ、日本人オーナーなためか、ジュージューと鉄板で出てくるスタイルで、かつソースも日本人好みの美味しい味付けです。また最近はかなりの人気店とのことですので、肉の回転率も良いのではないかと思います。
・シャングリラリゾート内のCOWRIE COVE(マクタン)
いやー、食材が外れただけだと思うのですが、相当微妙だったかなぁ。個人的にはここは飲み場としておすすめです!
・THE MEAT HOUSE(バニラッド)
最後にご紹介するのは、こちら「THE MEAT HOUSE」。
現在、セブ島で一番コスパが抜群のステーキ専門店はこちらです。
ビーフ以外にポークチョップもぜひオーダーしてみてください。