皆さんはフィリピン留学もしくは、セブ島留学という言葉を聞いたことはありますか?
留学といえば、アメリカやカナダ、イギリス、オーストラリアなどの欧米留学を思い浮かべる方も多いとお思います。しかし最近では、安くて近いフィリピンのセブ島の留学が人気です。
セブ島留学とは、一言で言えばオールインワン!留学費用に授業料、宿泊代、食事代(基本的に)が込みなので、安心して英語学習に集中することができます。
また、欧米留学のように午前中の授業だけではなく、セブ島留学は基本6〜8時間授業となっているので、英語初心者が一気に語学力を上げるのにぴったりの留学となっています。
1週間〜という短期留学でサクッと行けるのもセブ島留学の魅力です。
この記事では、フィリピン留学の中でも、セブ島に絞って「セブ島留学」の魅力やメリット、留学の1日の流れについて紹介します。語学留学をお考えの方はぜひ、ご覧ください。
目次
忙しい人向き!3分でわかるフィリピン・セブ島留学
なぜ欧米留学ではなくセブ島留学なのか?
セブ島留学がオールインワンで英語に集中できる環境というのは冒頭で説明しました。しかしなぜ、欧米留学ではなくセブ島留学なのでしょうか?
ここでは主に、欧米留学とセブ島留学の違いについて紹介していきます。セブ島留学のメリットと被るところもありますので、軽く紹介させていただきます。
マンツーマン主体の授業で英語力UP!
欧米留学の授業は、基本的にグループレッスンです。国際色豊かなクラスメイトが多いと数十人といるので、シャイな国民性である日本人は思った通りに発言できず、会話量が激減してしまい英語力に伸び悩んでしまう人が多いです。
また、授業数も少なく、基本的に午前中の4時間で終わるところがほとんどです。授業後にクラスメイトと出掛けて英語を話したり、ホームステイ先で英語を話したりできればいいのですが、午後の時間を自習の時間に当てたり、一人で過ごしてしまうと英語力の上達になりません。
セブ島留学であれば、授業は基本的にマンツーマンレッスン、しかも授業数も朝から夕方までの6〜8時間が基本です。圧倒的に自分が発言する機会が多いので、初心者でも英語力が一気に向上します。
英語初心者、人前で発言するのが苦手な方は、欧米留学よりもセブ島留学がおすすめです!
安近短で海外初心者にも安心
欧米留学は、フライト時間も長く平均8〜10時間もかかります。それに、欧米留学は基本的にはまとまった期間留学するので、学生であれば長期休み中に、社会人であれば仕事を辞めている間に留学することになります。
費用も高く、ゆうに100万は超えます。留学費用は基本的に授業料のみで、宿泊や食事代は別なので総合的にかなりの金額が必要になってきます。
それに比べてセブ島留学は、フライト時間は日本からわずか4時間ちょっと。しかも、留学期間は1週間〜と自分で自由に期間を選ぶことができます。そのため、学生でも社会人でもまとまった休みは必要なく、欧米留学よりも気軽に留学できるのです。
費用も欧米留学の3分の1ほどと安く、宿泊施設や食事込みの学校がほとんどなので、海外初心者でも安心して留学できます。
日本人サポートもある
欧米留学では、基本的には自分のことは自分でというスタンスです。留学エージェントを利用していれば、日本語でサポートしてもらうことはできますが、個人での留学の場合はすべて英語で自分でなんとかしなければなりません。
しかしセブ島留学では、日系の語学学校も多く、日本人スタッフが常駐しているので日本語でのサポートも充実しています。また、フィリピンは親日なので、困ったことがあれば助けてくれるフィリピン人も多いです。
海外初心者の方は、いきなり欧米に留学するよりも、何かあった時にすぐ日本語でサポートしてもらえるセブ島留学を選ぶといいでしょう。
フィリピン人の先生は英語を教えるが上手
欧米留学で人気のアメリカ、カナダ、オーストラリアなどの国は、第一言語が英語であり、英語ネイティブです。どうせなら英語ネイティブに習いたい!と思う方も多いのではないでしょうか?
フィリピンのセブ島はどうでしょうか。実はフィリピンは第一言語は英語ではありません。現地の言葉があり、英語は第二言語となっています。
しかし、フィリピンでは多くの島があり、エリアごとに話す言葉が違うため、共通語としてほとんどのフィリピン人が学校で英語を習います。
そのため、英語を苦労して取得した経験から、欧米の先生よりもフィリピン人の先生は英語を教えるのが上手です。
英語初心者が英語を学ぶのであれば、フィリピン人の先生から教えてもらうのがおすすめです。
セブ島留学のメリット
セブ島留学のおおまかなこと、そして欧米留学との違いを説明してきました。次に、セブ島留学の主なメリットについて紹介します。
1. マンツーマン主体
さきほども説明しましたが、セブ島留学はマンツーマンレッスンが主体となっています。講師と一対一で授業をするので、自分が発言する時間が多く、またわからない時も周りを気にせずに質問できるのがメリットです。
授業数も学校やコースで多少変わりますが、1日6〜8時間が基本です。マンツーマンで、しかもがっつりと授業時間があるので、英語初心者でも英語力向上に期待できます。
2. 安近短&手続きが楽
セブ島留学はまさに安近短!「安い・近い・短い」が揃っています。費用は欧米留学の3分の1、フライト時間は4時間ちょっと、そして1週間〜学校によっては週末のみの超短期留学も用意されています。
また、手続きが楽なのも特徴で、複雑な留学手続き、ビザの手続きがない点が挙げられます。特に長期にわたる留学でのビザ等の手続きは学校側がやってくれるので、これもセブ島留学のメリットのうちの一つです。
3. 欧米と比べて総合的に費用が安い
セブ島留学は、なんと欧米留学の3分の1ほどの費用で留学可能です!なぜそんなに安いのか、安かろう悪かろうでは困りますよね。
セブ島留学が安い理由は、アジアなので物価が安いこと、人件費も欧米に比べたら安いので留学費を抑えることができるんです。
それに加えて、セブ島留学では留学費用に授業料・宿泊費・食費が含まれているのが一般的なので、実際に留学してみて予想以上にお金がかかった・・・ということもありません。
費用が安いので、まずはお試しで留学してみたいという方にぴったりです。
4. 日系の語学学校が多く、学生でも安心
セブ島には、100校以上の語学学校があります(コロナ禍で減少あり)。そして語学学校は日系の学校が多く、日本人スタッフは必ず一人以上は常駐しています。人数が多い学校ですと、日本人スタッフも5名以上のところも。
そのため、何かイレギュラーなことや、ちょっとした相談を日本語で日本人スタッフに気軽に相談できます。日系が多いので、セブ島留学では学生や小さいお子さんもたくさん留学にいらっしゃいます。
5. 気候が暖かく、親日で人も良いため毎日が過ごしやすい
フィリピンは常夏の国です。気温が常に25度以上、日本のように湿度は高くないので非常に過ごしやすい気候となっています。
島国なのでマリン系のアクティビティも充実しており、留学期間中の土日は学校側が主催してアクティビティが毎週開催されるほど。
フィリピン人も大変おおらかで温かく気さくな人柄なので、毎日過ごしやすいです。
セブ島留学のデメリット
次に、セブ島留学のデメリットについて紹介していきます。
1. 講師がネイティブではない
一つ目のデメリットは、セブ島留学の講師はほとんどがフィリピン人のため、ネイティブではありません。さきほども説明しましたが、フィリピンは母国語があり、英語は第二言語です。
しかし、フィリピン人の英語力が高いということはご存じでしょうか?
EF EPI英語能力指数では、2021年フィリピン18位、日本はなんと78位という結果なのです。母国語が英語ではないのに、英語力は非常に高いという結果がわかります。
関連記事:国別英語力比較 2021【EF EPI】日本は78位、韓国37位、1位は?
しかも、フィリピン人はネイティブではないからこそ、日本人が英語でつまづくところも理解してくれ、丁寧に説明してくれます。
それでも、訛りや発音、本当に英語力が高いのか気になる方は、まずは留学前にオンライン英会話で試してみてください。
関連記事:フィリピンセブ島留学、フィリピン人の英語の訛りや発音は本当に大丈夫?
2. 日系語学学校多さゆえ、日本人留学生が多い
二つ目のデメリットは、日系の語学学校多さゆえの、日本人留学生が多い点です。さきほど100校以上ある語学学校の多くは日系だと紹介しました。
そのため、日本人留学生が8割以上、学校によっては100%日本人というところも。留学しても友達は全員日本人、授業後にご飯行っても日本人なので日本語を使ってしまう・・・ということになります。
日系の学校によっても、他国の生徒を積極的に受け入れている学校もあります。どうしても外国人の友達が欲しいという方は、日系の学校であれば国際色豊かな学校を、もしくは韓国系や欧米系の学校に入学をおすすめします。
しかし、日本人留学生が多いのはデメリットばかりではありません。不安な留学生活では心強い仲間になりますし、留学が終わってからも交流が続く人がほとんどです。
結局外国人ばかりの学校を選んでも、自ら積極的に行動しなければ外国人の友達はできません。
3.先進国に比べるとインフラが劣る
三つ目のデメリットとしては、発展途上国ゆえのインフラ面の問題です。どうしても先進国である日本、アメリカや欧米などと比べると様々な面で劣ります。
水道水が飲めないのは他に国でも同じですが、例えばトイレやシャワーなどの水回り、道路の整備状況や渋滞、公共交通機関、食事などの衛生面、突然の停電やネット環境の悪さなどが挙げられます。
トイレはホテルではない限り、トイレットペーパーは流せないですし、シャワーの圧も基本弱いです。場合によっては水しかでないシャワーもあります。
食事も学校内やある程度のレストランでは問題ありませんが、屋台の食べ物は注意が必要です。また、突然の停電も頻繁におきます。
これが海外と受け入れられればいいのですが、便利な環境が整っている日本暮らしの私たちには少しカルチャーショックも多いかもしれません。
セブ島留学の費用
次に、セブ島留学にかかる費用について紹介します。欧米留学の3分の1ほどと説明しましたが、実際はどのぐらいのお金がかかるのか気になりますよね。
ここでは、1週間の短期から、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月の費用について紹介します。
1ヶ月330,000円
2ヶ月600,000円
3ヶ月860,000円
こちらは1人部屋、1日8時間のマンツーマンレッスンを受けた場合の留学費用です。この金額であれば、欧米よりも気軽に留学することができますね。
セブ島留学では宿泊施設、食事の有無、授業コマ数によって大きく金額が変わってきます。
食事の有無:あらかじめ3食付きのところもあるが、朝だけ、朝と昼だけのところもあり。食事追加すると金額が上がる。
授業コマ数:基本8時間だが、6時間や4時間など減らすと金額も減る。
その他、留学費用に含まれていないものに関しては、以下のものが挙げられます。
・海外旅行保険
・ビザ更新代(1ヶ月以上滞在)
・ACR-I(2ヶ月以上滞在)
・SSP
1ヶ月以内の短期留学の場合は、ビザやACR-Iがないのでそこまで費用はかかりません。
航空券は出発する空港によって異なりますが、セブパシフィック航空を利用できるのであれば安く抑えることができます。
海外旅行保険も、短期であればクレジットカード付帯などでもいいでしょう。心配な方は別で入ることをおすすめします。
セブ島留学では、ほとんどが留学費用に含まれているため、後から必要になってくる費用がほとんどないのが特徴です。
気をつけなければいけないのが、生活費です。毎週末アクティビティをしたり、夜に学校のご飯を食べず外食をしたりすると意外とお金を使います。アクティビティや外食は、基本的には日本の物価とさほど変わらないためです。
セブ島ではまだまだ現金社会なので、多めにお金を用意するか、海外キャッシングできるクレジットカードや海外対応のキャッシュカードを用意しておきましょう。
費用に関して詳しくは別記事で紹介しているので、そちらをご覧ください。
関連記事:セブ島留学の相場とリアルな留学費用 実際はどの程度かかるのか?
セブ島留学の主な1日の流れ
セブ島留学の主な1日の流れです。
基本的には、朝8時から授業がはじまり、17時に授業が終わります。途中に1時間ほどお昼休憩があり、授業ごとに10分の休憩があります。
流れとしては、学生の頃と同じですね。学校によっては毎日宿題が出るところや、予習復習が必要なところもあるので、毎日みっちりと勉強することになります。
セブ島基本情報
セブ島の主な基本情報です。留学に行く前にさらりと目を通しておきましょう。
セブ島は主に図のように、空港のあるマクタン島、そして橋で繋がっているセブ本島があります。語学学校は主に、マクタン島か、セブ島のセブシティと呼ばれるエリアにあります。
時差 | 日本時間から−1時間 |
宗教 | キリスト教が大半 |
フライト時間 | 東京から約4時間半。 |
言語 | フィリピン語(タガログ語・セブアノ後)・英語 |
交通事情 | 島国なので鉄道なし、バスやタクシー移動のみ |
通貨 | フィリピンペソ(PHP、peso) |
電圧コンセント | 220V・60Hz、コンセントは日本と同じ形がほとんど |
ネット・SIMカード | フィリピンでは携帯会社はglobe、smartの2社がメイン。学校にはWi-Fi完備。 |
天気 | 常に気温は25度前後、乾季と雨季とあり、雨季ではスコールが降る |
詳しい基本情報に関しては、こちらの記事をご覧ください。
関連記事:【セブ島基本情報】留学・旅行前に絶対に知っておきたいこと!
セブ島留学Q&A
関連記事:全50店紹介!セブ島アヤラモールおすすめレストラン【ランキング2020】
関連記事:【完全網羅】フィリピンセブ島留学・旅行時の持ち物リスト
セブ島留学の申し込み方法
それでは、実際にセブ島留学に申し込むにはどうすればいいのでしょうか。セブ島留学では、主に個人で申し込む場合と、留学エージェント経由の2パターンあります。
個人での申し込み場合
セブ島留学では日系の語学学校が多いため、語学学校に直接個人で簡単に申し込むことができます。留学したい語学学校が決まっている場合は、直接申し込みで大丈夫でしょう。
多くの日系語学学校の場合、留学の相談や申し込みページがあるのでそこから申し込みします。留学費用は基本的に日本の口座に振り込む場合が多いので心配ありません。
渡航前の準備や勉強のことなども学校に相談できるので、個人でも簡単に安心して申し込めますよ。
エージェント経由での申し込み
その他の方法として、留学エージェント経由での申し込みがあります。まだ語学学校が決まっていない方や、個人で申し込むのは不安という方は留学エージェント経由の方がいいでしょう。
特に相談手数料や留学料金が高くなるわけではありません。安心して利用できます。
[人気]スマ留
→https://smaryu.com/lp/salon4/
スマ留は料金がリーズナブルなことで有名な留学エージェントで、年間利用者数は5,000人以上です。
語学学校の「空き時間」や「空き場所」を利用したり手数料を抑えることによって、従来の”最大半額”の費用での留学を実現しています。
また国と期間ごとに料金がパッケージ化されているので、追加費用が発生することなく自由に語学学校を選ぶことができます。相談・サポート費も無料です。
日本には東京(新宿)に対面で無料相談できるサロンがあり、もちろんオンラインやLINEでも相談が可能です。海外はJTBグローバルアシスタンスと連携し現地にサポートオフィスを構えているため、現地にいながら365日24時間サポートを受けることができるので安心です。
詳しい留学の申し込みに関しては別記事で紹介しているのでこちらも併せてご覧ください。
関連記事:フィリピンセブ留学の相談・申し込み方法
1. コロナ・学校再開情報
2. セブ島留学とは?
3. セブ島留学の費用
4. セブ島語学学校の一覧表
5. セブ島留学エージェント一覧
6. 留学相談・申込の流れ
7. 留学に必要な持ち物
8. セブ島留学の航空券
9. セブ島留学の海外旅行保険
10. 出発当日の入出国・送迎
11. 留学前〜中の勉強法
12. 平日・土日の過ごし方