セブ島で中華料理!?というと、なんとなく違和感があるかもしれませんが、実は中華料理はセブ島で食べるとお得な料理の一つです。
セブ島には中華系フィリピン人が多数いるため、お金持ち用の高級中華がいくつかあるのですが、セブ島の物価も相まってか、あまり高くありません。
日本だとある一定の高級中華(例えばデパートにもよく入っている銀座アスター)になると、アラカルトであれば1皿1500円~2500円じゃないかと思います。セブ島の場合だと同じ料理が2倍のボリュームで、1000円ぐらい。お酒を飲んでも一人2000円~3000円の範囲内で収まります。
大人数で食べに行けば、比較的リーズナブルな価格で楽しめるのがセブ島の中華料理レストランです。
というわけで、今回は2013年にマニラから来たレストラン「TAOYUAN」をご紹介します。
TAOYUANの場所
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場所はJセンターモール内、正面のゲートの真上(2階)にあります。
JセンターモールはASフォーチュナストリートの先端にあります。セブ市内のアヤラモールからは30分、交通渋滞があると1時間ぐらいは見ておきましょう。
ビザの更新を自分でする場合はここにイミグレーションがあり、更新手続きができます。手続き自体はまあまあ混んでいると1時間〜2時間ぐらいです。30分にショートカットする方法もありますが、ここには書きづらいです、お察しください(苦笑)。ちなみにそのイミグレーションの真上がBrighture English Academy。
なお、マクタンのガイサノカントリーモール内であれば、大抵空いているので10分程度で終わります。
参照:1人で簡単!セブマクタン島30日以上滞在で観光ビザ延長の仕方2
Jセンターモール正面の真上なので、近くの階段を使うのが一番はやいです。
向かいは鉄板焼きNONKIです。こちらのお店は個室があり、接待やVIPを招待するには向いているお店です。
さて、入り口です。扉が赤と金、中国のカラーですね。
中は広々。平日はお客さんがそこまで多くいませんので、比較的静かに食事ができるレストランです。ただ土日は家族連れが多く、一気に賑わいます(予約などが入れば・・・ですが)。
とはいえ、ここまでは他の中華料理店でも同じ。↓TAOYUANが他の中華料理店と異なるのはこちらです↓
TAOYUANの注目すべき点はこれ! VIPルームがあることです。セブ島に個室があるお店は多くないので、貴重ですねー。
中はこのような形で、10名(最大12名)が入れる形になっています。横とつなげることができるのかは分かりませんが、もしパテーションを外してつなげることができるのであれば、20名、30名も個室でいけますね。
一般席はほぼ埋まりませんが、この個室は平日、土日ともに埋まる可能性があります。重要なミーティングであれば、予約しておくのがベターです。
なお、注意点としては個室の利用料が6000ペソかかることです。
ただその分、料理・ドリンクを6000ペソ分オーダーできますので、大人数でこの個室を利用するのであれば全く問題ありません。
個室を使うなら最低6000ペソは落としていってくださいね・・・ということのようです。
メニュー
メニュー、少し文字が小さくて見づらいですかね。パソコンからご覧になっていただいている方は拡大出来ますので、クリックしてみてください。5割以上の料理が写真付きなので直感的に選びやすいと思います。通常、ビールなどのお酒を飲んだとしても6人ぐらいだと6000ペソまで届かないので、フカヒレスープや北京ダック、ラプラプの刺し身などをオーダーすると良いと思います。
このあたりのさじ加減といいますか、金額は先方の方で確認してくれます。いくつかの料理を頼んで「これで6000ペソに達した?」と確認してみてください。
TAOYUANの料理
前菜の盛り合わせ。色々な前菜がありますが、迷ったらこの盛り合わせを頼んでおくと便利です。メニューの1ページ目にあります。
スープが運ばれてきました。個室になると2人〜3人ぐらい付きます。多くて逆に困りました(苦笑)。
フカヒレのスープ。ラージが何人分か分かりませんが、それでも2000ペソ以下です。
牛肉の豆鼓炒め。スモールサイズで300ペソ〜400ペソぐらい。これだと2人だと多いので、3人〜4人ぐらいで取り分けて楽しみたいですね。
Fried Rice、チャーハンです。6名ぐらいであればミディアムぐらいがちょうどよいボリューム。このTAOYUANの料理はスモールサイズ(2人前〜3人前)が300ペソ以下、ミディアム(5人前〜6人前)が500ペソ以下ぐらいなので、高級料理を頼まなければ一人300ペソ〜500ペソぐらいで十分収まるはずです。
フィリピンで取れるラプラプ(ハタ)のお刺身。贅沢な一品です。これは美味しいので、ぜひ頼みたいところ。価格はグラム数で決まり、100g450pesoです。
北京ダックですが、目の前に持ってきてくれてカットしてくれます。
日本で見る北京ダックよりも小柄に見えます。フィリピンではダックを肥やす技術があまりないからでしょうか・・・(*北京ダックはダックを北京から運んできているわけではなく、あくまで料理名です)
どこまでサービスでやってくれるのかと思っていたら、カットのみで終了(苦笑)。
そこからはこちらの野菜と左上の甜麺醤(テンメンジャン)という甘いソースを・・・
こちらの小麦で作られた薄皮にクラップします。
具材だけ渡されて、自分でクラップしてください・・・ということらしいです。
しょうがないので、自分で巻きました。昔、高級中華料理店でバイトしていた事があり、一生分ぐらい北京ダックを巻いてきたのですが、、、、まさかセブ島でまた巻くとは思いませんでした。
皿の上に北京ダックを乗せて、野菜乗せて、テンメンジャンのソースをかけて、巻いて・・・・って、8枚やると結構時間かかりますので、やはり店員さんに頼むのが良いかと。コツはテンメンジャンをケチケチせずたっぷりのせる事です。テンメンジャンが足りなくなったら、追加で頼んでください。野菜も追加で頼めると思います(もちろん無料)。
この北京ダックを頼むと、北京ダックの中身の方を角切りにして、レタスと一緒に食べる料理も合わせて出てきます。こちらもおすすめ。
TAOYUANの総評
料理の味は個人的には以下でご紹介している「Ching Palace」「Tin Gow」の方が良いかなと。
とはいえ、個室がありそれなりの料理を提供しているという点では、このお店の利用価値はかなり高いと思います。
あまり凝った料理を頼まず、ラプラプのお刺身、牛肉の炒め、チンゲンサイの炒め、エビマヨ、酢豚、チャーハンあたりがおすすめです(大体写真に載ってます)。北京ダック、フカヒレのスープは2回ここで食べましたが、イマイチな気がしましたので無理して頼まなくてもいいかもしれません。
サービスの対応は比較的早く、個室は温度調節も自由に出来るので、安心してクライアントをご招待できるお店じゃないでしょうか。
予算:4名以上であれば、アラカルトで頼んでも500peso~700peso前後。
場所:Jセンターモール内2階
時間:10AM~10PM
食後はこのJセンターモールの一つ先にある
セブ島にある中華料理レストラン10選
最後に比較的有名所の中華料理レストランをまとめておきたいとおもいます。
1,Ching Palace・・・ITパーク沿い、JYモールに抜ける方向にある、赤ちょうちんが目印のレストラン。俺のセブ島留学一押し。
2,TSAY CHENG・・・アヤラモールからタクシーで5分、グランドコンベンション内にある中華料理店。ここもリーズナブルで美味しい。半個室あり。
3,Tin Gow・・・ウォーターフロントにある中華料理店。料理は美味しいがエアコンがかなり効いているので、厚着で。
4,Mao Jia・・・クロスロードにある四川料理の中華料理店。2017年からオープンしているお店で、とにかく辛い料理が多い。
5,FUNG’S・・・・クロスロードとJYモール近くにある中華料理店。
6,Luy’s Tea House・・・SMモールの隣、APMの真向かいにある中華料理店。
8,Tea of Spring・・・シャングリラリゾート内にある中華料理店、北京ダックが超美味しいらしい。
9,Tim Ho Wan・・・SMシーサイドに出来た中華料理店(正確にはシュウマイなどが売りのお店らしい)。マニラにある本店はミシュラン一つ星で、ミシュランの中では最も価格が安い。2017年3月にオープンしたばかりなので、現在は激混み。
10,Grand Majestic・・・アヤラモール内、SMシティモール内にある中華料理店。一定の中華系フィリピン人にはテイストが合うようですが、若い中華系フィリピン人からの評判はあまり良くない。個人的にもそこまでイチオシではありません。なお、グランドコンベンションセンター内にあるお店はビュッフェスタイルです。