フィリピンの留学先の中でも、一番の人気を誇るセブ島。これからの留学先として検討している人も多いのではないでしょうか。
この記事では セブ島の魅力や留学するメリット・デメリット、おすすめの語学学校を紹介しています。
学生さんや忙しい社会人に合った留学プランや、リゾート地ならではの観光スポットを知れば、セブ島留学に行きたくなりますよ!
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フィリピン留学で人気のセブ島は、フィリピン中部に位置する島です。海に囲まれており
カジノやゴルフ場なども多く、アジア屈指のリゾート地として有名でたくさんの観光客で賑わっています。
セブに留学する前に、まずセブ島の魅力を見ていきましょう。
セブ島留学に関して何も知らない人は、「フィリピンって英語なの?」と思う人も多いでしょう。
フィリピンでは、タガログ語(セブ島はセブアノ)と英語を使い分けています。日常的に英語を使っており、 商業施設やレストランではほとんど英語表記です。
フィリピンの英語力は、ノンネイティブの中で世界22位、アジアではシンガポールについで2位です。
英語で対応しなければならないコールセンターなどもどんどん進出しています(インドよりも多い)。
ほとんどのフィリピン人は英語が話せるため、日本に一番近い英語圏としても知られていますね。
セブ島は海に囲まれており、1年を通して温暖な気候なのでリゾート地として世界中から注目されています。ハワイとまではいきませんが、グアム、バリ島と肩を並べるほど人気です。
セブ島周辺には島やビーチがたくさんあり、 留学中にはアイランドホッピングやマリンアクティビティ、ジンベイザメツアーが楽しめるのも魅力となっています。(それぞれリンク、マリンアクティビティってなかったら、100選かな)
セブ島は年々物価が上昇していますが、日本と比べるとまだまだ安いです。物にもよりますが、全体的に日本の1/2程度と考えて良いでしょう。
外資系レストランなど日本と変わらない値段のものもありますが、セブ島での生活費はかなり安く抑えられます。
セブ島に留学する日本人は、口を揃えて「フィリピン人めっちゃ優しい」と言う人が多いです。
国民のほとんどが月に3万円程度の給料で生活しています。そのためみんなで助けあっていくのが基本です。 初対面の人でも困っていたら、助けるのは当たり前といった精神があります。
「フィリピーノホスピタリティ」と呼ばれており、語学学校の講師も丁寧に教えてくれたり、 セブでの生活など親身になってサポートしてくれるでしょう。
ここでセブ島留学をおすすめする理由や、メリットを8つ紹介します。留学を決める際の参考にしてみてください。
セブ島留学の費用は、他の海外留学と比べても安く抑えられます。
欧米留学と1ヵ月の留学費用を比べてみましょう。
・アメリカ留学の授業料+宿泊施設 約30万円〜50万円
・セブ島留学の授業料+宿泊施設 約15万円〜30万円
授業料をアメリカと比べても、セブ島留学の方が圧倒的に安いですよね。さらにセブは物価も安いので、生活費もそこまでかかりません。
セブ島には語学学校が多いため、それぞれいろんな特徴があります。スパルタ・アットホーム・カリキュラム・社会人向けなど、 自分にあった学校を選べるのが魅力です。
一方で「語学学校が増えすぎて、どこが良いのか分からない」といったデメリットもありました。しかしコロナ後に再開した語学学校は、資金や実力がある学校のみ。現在は選びやすくなった傾向にあります。
セブ島留学と言えば「マンツーマン授業」です。講師が1対1で授業してくれるので、効率よく英語が学べます。
分からないことはすぐに聞けますし、講師も生徒のレベルに合わせやすいので、 ストレスなく授業を受けられるでしょう。
マンツーマンのセブ島留学なら自分がやりたいことができます。
韓国系やスパルタ系の学校はカリキュラムを強制指定されることが多いですが、日系の語学学校を選べば、比較的自由にカリキュラムを決めることができます。
例えば、最初のうちは一般英会話をやっていたけど、授業を受けているうちに「発音の基礎が足りない」、「文法力がかけている」ことがわかり、それらの科目を増やすことができます。ピンポイントで自分のカリキュラムを設定できる!だからこそ、セブ島留学の効果は非常に高いのです。
フィリピンと言えば発展途上国といったイメージがあるかも知れませんが、 セブ島の市街地はけっこう都会です。それにリゾート地だけあって、観光や娯楽スポットがたくさんあります。
遊べる繁華街やゆっくり寛げるビーチ、歴史ある教会など、後ほど紹介しますのでぜひチェックしてみてください。
セブ島留学は日本から近いだけあって、日本人が多いです。初めて留学する人や、他国で日本人がいないと不安な人も安心して留学できます。
学校内やセブ島での生活など、 分からないことは先輩留学生にいろいろと聞いてみましょう。
留学中に必ず恋しくなるのが日本食です。セブ島には留学生だけでなく、観光に来る日本人も多いため、たくさんの日本食レストランがあります。
お寿司屋さん・居酒屋・ラーメンや日本にあるような洋食屋さんまで、何でもあるので安心してください。
また日本食材店もあるので、ふりかけ・お茶・レトルト商品など、学校で使えるものも手軽に購入できます。
セブ島留学は、残念ながらメリットばかりではありません。留学した際に感じてしまう悪い部分などデメリットを4つ紹介します。
綺麗なビーチ・カジノ・ゴルフ場など、綺麗なイメージもあるセブ島ですが、日本と比べると治安は悪いです。
物乞いやホームレスもそこら中にいますし、強盗やぼったくり、スリに遭う外国人もいます。特にタクシーのぼったくりは頻繁に遭うので注意してください。
・無駄なお金を持ち歩かない
・派手な格好はしない
・夜は1人で出歩かない
外国人というだけで狙われやすいので、以上の3つは意識して行動しましょう。
セブ島の衛生面は決して良いほうではありません。特にローカルエリアは、道端にゴミが落ちているのは普通ですし、臭いがキツイ場合もあります。
トイレは便座がなかったり、トイレットペーパーがない場所もあります。ホテルや大型の商業施設、ちゃんとした飲食店など綺麗なところもありますが、衛生面でビックリする覚悟はしておいた方が良いです。
セブ島留学で失敗するケースとして、日本語をしゃべり過ぎて英語が身に付かないパターンがあります。
EOP(イングリッシュ・オンリー・ポリシー)の学校でも、日本人同士だとついつい日本語で話してしまうものです。
英語だけの環境に身を置きたいのであれば、日本人比率の少ない学校を選ぶようにすればよいと思うかもしれませんが、 フィリピン留学で日本人比率を気にするのは、実は全く理にかなっていません。
仮にこれが欧米留学であれば、グループクラスが主体のためディスカッション授業が多く、その際はクラスのメンバーが多国籍であることが好ましいです。また、欧米留学は午前中しか授業がなく、午後の空き時間を過ごす際はクラスで外国人の友達を見つけておくと英会話の練習ができます。なので、多国籍であることは価値があります。
しかしながら、フィリピン留学は1日6時間〜8時間マンツーマンです。もし自習を加えるならもう1時間、2時間使うことになります。
さらに、フィリピンは日本から最も近い英語圏の留学先なので、日本人のいない学校を探すことが難しいです。(日本人は日本の留学エージェントから申し込みをしているので、渡航先の学校がかぶる)
こんな条件下で、多国籍に強いこだわりを持つのはナンセンスです。
なお、私が見てきたフィリピン留学で英会話ができる人たちは、ほぼ例外なく、授業後もフィリピン人の先生と仲良くなって出かけたり、自分でカフェやレストラン、バーに行ってフィリピン人と会話したり、ときにはこもって自習したり、、、とあまり日本語でコミュニケーションをせずに過ごしていました。
セブ島留学ではフィリピン人講師とのマンツーマン授業が基本です。中にはアジア訛りの英語を話す講師もいるでしょう。
アジア訛りに慣れてしまうと、 欧米などネイティブと話す時に理解できなかったり、聞き取れなかったりする場合があります。
もし訛りがひどい講師に当たった場合は、マネージャーなど上の人に交代してもらうよう遠慮なく伝えてください。
正社員で研修に力を入れている学校もあれば、ほぼバイトの先生しかいない学校もあります。できるだけ研修に力を入れている学校を選びましょう。
セブ島留学に行ったら、必ずやってほしいのが「アイランドホッピング」です。セブには綺麗な島がたくさんあり、それぞれの島をボートで観光します。
島内散策したりバーベキューしたり、白浜でゆっくり寝そべったりと楽しめる人気のアクティビティです。学校が休みの日に、みんなで出かけてみてはいかがでしょう。
セブ島はナイトスポットも外せません。特にITパークにある「スグボ・メルカド」は、いろんな料理が食べれる人気スポットです。
日本でいう屋台村的な場所ですね。お店が約60店舗以上入っているので、1日では足りません。特にITパークの「QQEnglish」に留学するのであれば、必ず行くと思います。
ほかにもセブにはお洒落バーやクラブなどがたくさんあるので、思い出作りに行っておきましょう。
セブ島には歴史を感じる建物がいくつかあります。
・フィリピン最古の教会「サントニーニョ教会」
・日本軍の捕虜収容所としても使われていた「フォート・サン・ペドロ要塞」
せっかくセブ島に来ているなら、これらの歴史に触れてみても良いのではないでしょうか。
セブ島にはカジノやマンゴーストリートといった歓楽街など、欲を刺激する誘惑が多いです。
欲に負けて勉強そっちのけになった人も実際にいます。社会見学として一度は試してもいいですが、留学という本来の目的を忘れないようにしましょう。
「いろんな人と会うことになるからお洒落しときたい」という気持ちは分かりますが、セブ島にお洒落な服や靴を持ってくるのはほぼ意味ないと思ってください。
最初気合入ってる留学生でも、1~2週間経つとTシャツ・短パン・サンダルに落ち着きます。
お洒落にしていると、お金を持っていると思われて犯罪に巻き込まれやすいので危険でもあります。
荷物も多くなりますし現地でも安く買えるので、必要最低限の衣服で大丈夫です。
日本からセブ島に行く際には、 成田空港と関西国際空港より直行便が出ています。福岡からは乗り継ぎになるので注意してください。
留学する際は、必ずピックアップサービスを申し込んでおきましょう。
マクタン・セブ国際空港に到着して出口へと出たら、右手または正面に自分の名前が書かれたプラカードを持ったスタッフがいるはずです。
スタッフと合流して学校まで送ってもらう形になります。
セブ島留学の魅力やメリットなどを紹介しました。
費用も安くマンツーマンで効率よく英語の勉強ができるのは、世界的に見てもセブ島くらいではないでしょうか。
勉強の息抜きにリゾートも味わえるのもセブ島の魅力です。
英語初心者はもちろん、 英語力を伸ばしたい人も、ぜひセブ島留学を検討してみてください。
Q&AまとめQ&A
大小7100以上の島々からなる東南アジアの島国フィリピンは、島ごとにも特徴が異なります。 国全体に美しいビーチリゾートが散在しており、高級リゾートから自然の美しさを生かしたトロピカルな雰囲気漂うリゾートまで様々。 フィリピンは熱帯性気候のため、1年を通して暖かく、マリンスポーツなどリゾート気分を味わえるのも魅力の一つ。 日本からも4時間の距離にありながら世界第3位の英語使用国のため、フィリピン留学では比較的気軽にリーズナブルに語学を学ぶことができます。