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オーストラリアワーホリで英語力を劇的に伸ばす3の方法

更新日2024.01.26

オーストラリアワーホリで英語力を劇的に伸ばす3の方法

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こんにちは。 オーストラリアで2年、カナダで1年ワーキングホリデーを行っていたLeoです。ワーキングホリデーを取るにあたって、みなさんが1番不安になるのは語学力ではないでしょうか。

最近は小学校から英語を学び始めますが、日本にいると実際に英語を使うチャンスが少ないのも現実です。日本語が通じない国で1年間、ワーキングホリデーを行うという決断はかなり勇気がいると思います。

ですが、安心してください。みなさんの前にワーキングホリデーで来ている先輩たちも、みんなその不安を抱えてワーキングホリデーに来てます。

私もワーキングホリデーに来る前に、自分の英語力のなさに気付き、慌てて英会話教室など通ってたりしてました。 付け焼刃で通った英会話教室でしたが、さほどの効果もなく、更に他の人の語学力と自分を比較してかなり落ち込み逆効果。

そんな中でオーストラリアにやってきましたが、無事1年のワーキングホリデーを終えることができました。今回はワーホリに来たらどうやって英語力を伸ばしていくのかご紹介します。

語学学校へ行き、友人を増やす

私がワーホリの最初の町に選んだのがケアンズです。当時はインターネットがあまり普及しておらず、ワーホリの情報を調べるのも本を購入したり、旅行本を見たりぐらいでしか、情報を得ることができませんでした。

ケアンズ空港に降り立ち、 入国審査で渡航の目的を聞かれ、オーストラリアに1年ワーキングホリデーで来たと話すと、何やらデスクの下で職員専用のブザーを鳴らし、ワーキングホリデー担当の職員さんを呼び、その方に審査場の横に連れていかれました。

ただでさえ英語が危ういのに、なぜ横に連れて行かれるのか、ビザに何か不手際があったのではないか、その事を英語で聞かれたらなんて答えたらいいのかと考えると不安と緊張はマックスに達し、軽くパニック状態になりました。

英語で質問かと思いきや、日本語の話せるオーストラリア人の職員さんで、どこに住むのか、日本へ帰るチケットはあるのかと笑顔で話され、とにかく必死で、自分の今回利用している留学エージェントの紙を見せて説明をしたところ、すぐに開放。

無事、オーストラリア入国です。かなり焦ったワーホリ第1日目でした。

到着して2日目に、その留学エージェントで簡単なオリエンテーション。 銀行カードの作り方やタックスナンバーの取り方などをいろいろと聞き、語学学校を進められました。

そのエージェントの方の一言が今でも頭に残っています。

『みんな、とりあえずオーストラリアにワーキングホリデーに来るけど、英語が話せないと働くのは難しいから、まずは語学学校に行くこと。』

ワーキングホリデーは働きながら暮らせるビザ。適当にオーストラリアを移動し、働きながら暮らしてみようと軽い気持ちで来た私に、現実を突き付けられた感じでした。

確かに英語が話せなければ、お金を稼ぐ手段もなく、そうなれば貯金がなくなり1年のワーキングホリデーも待たずに帰国となってしまいます。 とりあえず学校へ行ってみようと考え、1か月だけ通うことにしました。

入学してすぐに英語テストでクラス分けをされます。そこで、初めて自分の英語力がわかる訳ですが、私はElementaryクラスの所属となりました。クラス分けで1番下から2番目くらいのところです。

がっかりはしたものの、たまたまかもしれませんが、一緒に受けた人たちのほとんどが私と同じレベルで、逆に安心しました。

クラスは一週間ごとにテストを受けて成績がよかったら、一つ上のクラスに所属できます。みんな、クラスのレベルアップを目指して英語を使う機会を自ら作ろうとします。

私は語学学校に行くことが英語力を伸ばす近道だとは思いませんが、この 語学学校に行きたくさんの友人を作ることが、英語力を伸ばしていくことの一番の近道だと考えてます。

同じクラスの子だけではなく、上級者クラスの子とも休み時間などに話したりして、彼らの英語の勉強方法を聞いていくこと。 友人の一人は学校から帰ったら、ホームスティ先の子供とキッズアニメを一緒に見るようにしていると教えてくれました。

確かにアニメであれば、人物のオーバーリアクションで何となく会話の内容が想像できるので、英語初心者にはうってつけです。

また、上級者クラスの人たちの英語を聞いて、どのシチュエーションにその英語を使っていくのか聞き取ること。ネイティブの人の英語はまったく聞き取れないのですが、なぜか日本人の話す英語であれば聞き取れるという日本人の聞き取り能力。

彼らの受け答えを聞き、次回自分にそのシチュエーションが回ってきたら使ってみます。一度使った英語はどんどん自分に身についていきます。

私は友人が日常会話の中でさりげなく使った英語の中に、かの有名な映画の名台詞『I’ll be back!』という英語をどうしても使ってみたくて、そのシチュエーションが来ることを今か今かと待ち構えてました。

そして、ついにその英語が使うときがきて、『I’ll be back!』と言えた時の達成感とかっこ良さ。自分が映画の主人公になった気分です。ちょっと大げさですが。

1か月の語学学校でしたが、気づいたらたくさんの友人が出来てました。

小さな町のケアンズは学校帰りに友人と別れても、メインストリートを歩いていると10分後にはまた出会ったりします。 語学学校の友人のシェアメイトや友達、更にその友達と知り合って行けば、狭いケアンズ、どこかで繋がります。

そんな中に、永住の人がいたり、日本語ペラペラのオージーがいたりとどんどん横に繋がっていくことで、いろんなオーストラリアの情報を得ることができます。まずは友人作りが、英語力を延ばす最初の一歩です。

オーストラリア人の恋人を作る

当時ワーホリでよく囁かれていた噂が、『ワーホリには誰しも3つの恋が訪れる。思う恋、思われる恋、両想い。』という話でした。

その両想いの相手が日本人以外の異性、更に願わくばそれがオーストラリア人であれば英語を教えてもらえるし、たくさんのオージーの友人ができるなどの自分にとって利点なことばかり。

一度でいいから、英語圏の人と付き合ってみたいと考えている人もいるのではないでしょうか?

人を好きになること。そして相手にも好きになってもらうこと。 人が恋した時の恋愛パワーは、本来ある自分の100%能力以上に秘めた力が発揮できるのではと私は思います。

実際、オーストラリアに来てすぐに英語圏の人と付き合い始めた人たちは、短期間での英語の伸び率が本当に早いと感じました。
毎日一緒にいて、お互い相手を知ろうとすることがやはり英語の上達を促していると思います。

ここ ケアンズにおいては、日本人とオーストラリア人のカップルをよく見かけます。ケアンズは日本からの直行便がほぼ毎日あり、観光業で大きくなった町です。日本からの観光客の数も多ければ、働いている日本人も多く、自然と現地に住むオーストラリア人が日本人と接する機会が多いのです。

またオーストラリアの学校では、第2言語の勉強として日本語の授業も取り入れているところもあります。

日本人に対して、または日本文化に対して理解のあるオーストラリア人がよくいると思うのは、私自身が観光業で働いているオーストラリア人しか接してないからかもしれませんが、彼らに日本人の良さを聞くと、『真面目で優しい』と答えてくれます。

ちなみに オーストラリアでは日本人女性がモテるという話もよく聞きます。

理由は、『奥ゆかしさと男性をたててくれること』。

私の友人曰く、オーストラリアの女性は強すぎるそうです。オーストラリア人男性にとって当たり前にされているレディファーストの習慣は、オージー女性に対しては何も効果がないけど、日本人女性がそのレディファーストに感動してお礼を言われると悪い気はしないとか。

そこから、日本人に興味がわくケースもあるそうです。

ただしその事を知っていて、あえて 甘い言葉や紳士的な態度をとってくる悪いオージーもいるので、女性の方はオージーに英語で優しくされただけで舞い上がらないように注意してください。

日本人女性とは反対に、日本人男性はオーストラリア人にはモテないという話も聞きます。よく言われるのが、『男らしくない、レディファーストができてない』ということ。

オーストラリア人の男性は体格がしっかりしている方が多いです。女性ですら、体格がしっかりしているので、オージーの女性より小柄なタイプは頼りない印象になるそうです。

また、レディファーストの習慣は日本の文化にそこまで馴染みがないため、こちらに来て再認識するかたも多いのではないでしょうか?とはいっても、千差万別、好みも人それぞれなので、諦めないでチャレンジしてみることが大切です。

海外に来たからオーストラリア人とつきあうというのではなく、海外に来たからこそ、更に多くの出会いが増えたということは、チャンスだと思います。その中での恋愛は、確実に英語力を伸ばしてくれる手伝いをしてくれます。

ボランティアファームを探す

最後にご紹介するのが、WWOFFというボランティアファームでのお仕事を探すことです。 給料は一切発生しませんが、1日4時間くらいの仕事を提供するだけで、食事と宿泊を提供してくれるファームです。

ファームの仕事は、家畜の世話だったり、オーガニックファームのお手伝いだったり、子供の世話だったりと様々。自分の今いる場所と自分に合ったお仕事があれば、メールで問い合わせてみます。

日中はファームはほとんどが電話しても繋がらない可能性があるので、電話するのであれば夕方または土日などがいいでしょう。英語力は日常会話程度のレベルが望ましいですが、ファームによります。

そういったファームスタッフを一度に何人も受け入れているところであれば、多少の英語力でも他の人に助けてもらうことができますが、オーナーさんファミリーと自分だけとなると、英語が全く分からなければとても淋しい思いをします。

インターネットが使えるファームもあれば、使えないファームもまだまだたくさんあります。

ただ、こういった ファームで働くことは生きた英語が学べるということです。

最初の1週間は慣れるまでに時間がかかりますが、時間が経つにつれて、リスニング、ヒアリング能力が上がってきます。1か月経つ頃にはオーナーさんの言いたいことがわかるようになってくるでしょう。毎日、英語漬けの生活は確実に英語力を伸ばしてくれます。

WWOFFの仕事以外にも、ボランティアで募集しているファームはたくさんありますが、行く前に必ず事前調査が必要です。牧場に到着してから、ちょっとイメージが違ったと思っても、だいたいが町の中心地から離れているところにあり、町まですぐ行けません。

要は一日体験して、やっぱり辞めますといっても町に降りるのは一週間後といわれる時があるということです。事前に、家族構成や他のWWOFFスタッフがいるかどうか、仕事内容と仕事時間、住む場所、食事、インターネットの有無は必ず聞きましょう。

私はケアンズの近くで、 WWOFFではない馬のファームでボランティアを2か月行いましたが、同じ条件で他の国からワーホリにきている子が7〜8人いて、一緒に働いてました。

始めは英語に戸惑いましたが、1週間くらいで一日の仕事の流れが見え、他の人と仲良くなったりで、その2か月間はかけがえのないものになりました。英語で会話するために日中は仕事でリスニングを頑張り、夜は一緒に話したりで、毎日があっという間でした。

そうしてその中の仲良くなったドイツ人の女の子が、ファームを去る時にこう言ってくれました。

『わたしたち、これからこの先もずっと友達だよ。』

一緒に生活して一緒に働くということは、家族に近い親密感が得られます。そうして覚えた英語も決して忘れられないもので、自分の英語力を成長させてくれます。

オーストラリアに来て、一番自分の英語力を伸ばしてくれたのは、このファーム生活だったと実感してます。最初の一歩が踏み出せるかどうかで人生大きく変わるものです。

まとめ

以上、ワーホリを通じて英語力を伸ばす3つの方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

英語は慣れです。一日でマスター出来るようにはなりません。 時間をかけて、人を通して使っていくことに英語力を伸ばす鍵があります。英語を間違って使っても誰も気にしません。逆に間違って使うことで学ぶこともあります。

ワーホリでの365日間、終わるころにはある程度、英語に慣れている自分がいると思います。千里の道も一歩から。時間をかけて英語を少しずつ伸ばしていってください!

オーストラリア留学ついて

オーストラリア留学は、海外渡航経験の少ない方にも自信を持っておすすめできます。 気さくでフレンドリーな人柄が魅力のオーストラリアは、多文化・多民族国家であるゆえ、外から来た人も馴染みやすく、何度も訪れたくなる心地よさがあります。 他の国に比べて留学生に対する制度が充実していて、国を挙げて手厚くサポートする体制が出来上がっているため、不安が多い海外生活も安心して送ることができるでしょう。 期間や渡航スタイルの選択肢が広く、短期留学やワーキングホリデーなど自分に合った形を選ぶことができるのもオーストラリア留学の大きなメリットです。

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