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セブで円をフィリピンペソに両替する5つの方法(セブ島留学中の生活費リスト付き)

更新日2023.12.07

セブで円をフィリピンペソに両替する5つの方法(セブ島留学中の生活費リスト付き)

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今回は、セブ島留学中に必要な生活費と、その必要なお金をどうやって入手(両替)すればよいのかをご紹介します。

セブ島で使うお金は「フィリピンペソ」

フィリピンでは、「フィリピンペソ(PHP、peso)」という通貨が使われています。

2024年1月現在、1フィリピンペソは約2.5円です。 「日本円を2倍してちょっと足した金額が円」になるので、覚えておくと便利です。

通貨 種類
紙幣 20、50、100、200、500、1000ペソ
硬貨 1、5、10ペソ
補助硬貨 1、5、25センタボ
紙幣は6種類、硬貨は3種類あります。1ペソより小さな補助硬貨としてセンタボという硬貨があります。100センタボで1ペソです。1、5センタボは通常使うことはありません。

セブ島で日本円は使えないの?
基本的には使えません。一部日系レストランやダイビングショップでは日本円の支払いが可能です。(ただしお釣りはペソ)

セブ島留学中の生活費はいくら必要?

こちらの表のようにセブ島留学の費用は大きく分けて2つ 「日本国内で払う費用」+「セブ島で払う費用」に分けることができます。

この「セブ島で払う費用」は、フィリピンペソが必要となります。

電気、水道、洗濯、教材費

水道費、光熱費、教材費はホテル型の語学学校では、既に留学費として含まれている場合が多く、気にせず使えます。寮型の学校では、実際に使った分をペソで払う場合もあります。

洗濯は学校によっては、週2回の洗濯が含まれています。それ以上の洗濯をする場合、また外部のランドリーショップを利用する場合には洗濯代が必要です。

電気・水道・洗濯費用の目安
・電気:フィリピンの電気代は日本とほぼ同じ。エアコンをつけっぱなしにすると日本より高い。
・水道:水道代は安いです。通常電気代の1/10以下におさまります。
・ランドリーショップ:1kgで30ペソ(約72円)ぐらい(2日後仕上がり)が一般的。
 

食費

これも学校によって大きく分かれるところです。 寮型の学校は3食付きが多いので、全て学校の食事で外食をしないという方は食費は全くかからないことになります。

ホテル型の学校は、朝食しかない場合がほとんどです。ゆえに、昼と夜の食費代は予め確保しておく必要があります。
 
外食費の目安
・120ペソ(約312円):チーズバーガーセット(マクドナルド)
・250-300ペソ(約650〜780円):カツ丼・牛丼など(日本食料理店)
・300-400ペソ(約780〜1,040円):ラーメン一杯(日系ラーメン専門店)
・300-500ペソ(約780〜1,300円):フィリピン料理(一般的なフィリピン料理店に行って割り勘)
・1500-2000ペソ(約3,900〜5,200円):ビュッフェ(5つ星ホテル)

 

生活費

上でご紹介した以外の現地でかかる費用を生活費としました。マッサージ代、買い物・お土産代、タクシー代、週末のアクティビティ代、飲み代などです。

今回はあくまで「1週間1万円」と設定しましたが、この生活費が最も差がつくところです。

学校にこもって土日も勉強していれば生活費はほぼかかりませんし、ダイビングのライセンスを取りに行ったり、ボホール島へ泊まりに行けば数万円はかかります。
 

1週間の生活費1万円の使い道の例
・500ペソ(約1,300円):放課後カフェでコーヒー(100ペソ)×5日
・1000ペソ(約2,600円):マッサージ(500ペソ)を週に2回
・500ペソ(約1,300円):金曜日、留学仲間とディナー(ビール1杯込み)
・500ペソ(約1,300円):タクシーで移動を数往復
・2000ペソ(約5,200円):お土産orツアー・アクティビティ

これが4500ペソでできる事の目安です。贅沢はしていませんが、ものすごくケチっているわけでもありません。

レストランやショッピングモールはクレジットカードでの支払いはできるの?
可能なお店もありますが、日本ほどは普及していません。ホテルやショッピングモール内のお店ならだいたいは対応しています。食料品スーパーでも大丈夫です。
カードのブランドによる違いも大きく、VISA・Masterカードは対応していても、JCB・アメックス・ダイナースは対応しているところは非常に少ないです。

また対応しているお店でも、ネットワークの切断や故障などにより急に使えないということはよくあります。

SSPとVISA取得費用

SSPとは、フィリピンで学校に通い勉強するために必要な 「特別就業許可証(Special Study Permit)」のことです。この取得費用がだいたい6,000ペソ(約15,600円)。

1週間の留学の方でも必ず取得する必要があります。(取得自体は学校が入学後に代行してくれます。)

ビザは、フィリピン滞在30日以内の方は取得の必要がありません。日本国籍の方はフィリピン入国時から30日間ビザなしで滞在できます。

そのため31日以上滞在する人はビザの延長が必要となります。ビザ延長の手続きもSSP同様学校が代行してくれますので、お金を払うだけです。

ビザ延長代金(ある語学学校の例)
滞在期間 1ヶ月延長
1ヶ月(30日) 無料
2ヶ月(59日) 3,340ペソ(約8,684円)
3ヶ月(89日) 7,650ペソ(約19,890円)
4ヶ月(119日) 10,290ペソ(約26,754円)
5ヶ月(149日) 12,930ペソ(約33,618円)
6ヶ月(179日) 15,570ペソ(約40,482円)

フィリピンペソへの両替の仕方

1. 現地両替所で両替

いきなりですが、これが一番おすすめな方法です。

レートは一番良いですし、英語でのATM操作がいらないという意味では一番簡単です。

「日本円⇨フィリピンペソ」に直接両替します。事前にUSドルなど他の通貨に両替する必要はありません。

フィリピン入国の際に1万USドル以上の外貨持ち込む場合、申告が必要です。(日本円で100万円以上なのでまず持ち込む額ではないと思います)
セブ島到着時すぐにフィリピンペソが必要なら、まずは1万円程度を空港内の両替所(24時間営業)で両替。

その後、月曜日の学校のオリエンテーションで近くの両替所を教えてもらう、また学校によってはスタッフ引率のもとみんなで両替しに行き、SSPの取得代を学校に支払うというパターンが多いです。

ある程度の大きなショッピングモールであれば必ず両替所があります。例えばアヤラモールだと8箇所あります。

また外国人が多く集まる場所には大通りに24時間営業の両替所もよくありますが、レートはショッピングモール内の方が良いことが多いです。

■メリット
・一番簡単な方法。
・一番レートが良い。
・ATMでは一度に引き出せない2万ペソ(約52,000円)以上でも可能。
■デメリット
・両替所によってレートに差がある。
・深夜早朝は空いていない店舗がある。
・店舗によっては、両替時に身分証が必要。

両替所によるレートの差はありますか?
あります。ただ、一部の極端に悪い両替所を除けばそこまで大きな違いはありません。
レートの良い順だと、だいたい次のようになります。
()は1万円両替したときの目安

①ショッピングモール内のレートの良い両替所
②街中の24時間営業の両替所:-150ペソ(約390円)
③セブの空港の両替所:-200ペソ(約520円)
④日本の空港の両替所:-500ペソ(約1,300円)

500ペソだと1,000円ちょっと損することになりますが、その他はそこまでの差ではないですね。

2. クレジットカードでキャッシング

クレジットカードのキャッシングサービスを利用する方法です。海外キャッシング対応している必要がありますので、詳しくはカード会社にお問い合わせください。

ATMマシーンからキャッシングをすることで、現地通貨(フィリピンペソ)を引き出します。「キャッシング」なので、カードの引き落とし時にお金を支払うことになります。

■メリット
・24時間キャッシング可能。
・対応のカードを持っていれば良い。
■デメリット
・英語でATM操作をする費用がある。
・カードの接触不良時は使えない。
・国際キャッシュサービスの枠は小さいことが多い(月10万円のカード多い)。
・ATM1回の引き出し額制限あり(通常2万ペソ(約52,000円)が上限)。
・キャッシングなので、利息が発生。

3. 国際キャッシュカード

セブ島のATMから日本にある自分の銀行口座のお金を引き出す方法です。

上でご紹介したクレジットカードのキャッシングと、方法としてはほぼ同じ。ATMを操作してお金を引き出します。

キャッシングよりは手数料が安いです。

ソニー銀行
住信SBIネット銀行

■メリット
・両替所が閉まっている深夜早朝でもキャッシング可能。
・発行に審査はなし。
・対応のカードを持っていれば良い。
■デメリット
・手数料がかかる。
・英語でATM操作をする費用がある。
・カードの接触不良時は使えない。
・ATM1回の引き出し額制限あり(通常2万ペソ(約52,000円)が上限)。

4. キャッシュパスポート

キャッシュパスポートとは、プリペイドカードの1つ。あらかじめ日本円をチャージすると、フィリピンのATMからフィリピンペソで引き出すことができます。

ATMの操作という面では、上記の2つとほぼ同じと考えてもらっても良いと思います。

■メリット
・クレジットカードを持てない方(高校生以下含め)でも持つことが可能。
■デメリット
・手数料はカードキャッシングより高い。
・あらかじめチャージする必要がある。
・英語でATM操作をする費用がある。
・ATM1回の引き出し額制限あり(通常2万ペソ(約52,000円)が上限)。

5. 海外送金サービス

海外送金サービスを利用して、セブ島にいる自分宛に送金し、現金を受け取るという方法です。有名どころは、2つ。「ウエスタンユニオン」と「GCASH REMIT」です。

俺のセブ島留学でも以前までは「GCASH REMIT」をおすすめできたのですが、最近サービスが低下し、現在はおすすめしません。一応ご紹介します。

具体的に言うと、セブ島での現金の受け取り方法が3つから1つに減りました。 「現地受取拠点」と「銀行口座への振り込み」の2つがなくなり、現在は「G CASH」というもののみです。

「G CASH」とは、日本でいうTポイントのようなものでスマホアプリで、一部のレストランやカフェではこのポイントで支払いができます。


GCASH REMIT公式サイトから引用

2019年10月現在、受け取りの仕方はこのスクショの説明だけ。フィリピンでの受け取り方法は、「電話でお問い合わせください」とのことです。

実はこのG CASHから「現地受取拠点」での送金も可能なようなのですが、難易度が高く実用的とは言いづらい方法です。気になる方は公式サイトをご覧ください。

■メリット
・一回送金額上限の4万ペソ(約104,000円)を送る場合にはレートは良い。
■デメリット
・受け取り方法が難しくてわからない。

まとめ
結論としては、 「日本円を持ってきてセブ島の両替所でフィリピンペソに両替する」のが、一番簡単ですし、レートも良い方法です。

日本円が足りなくなった場合に備えて、国際キャッシュカード、またはキャッシングができるクレジットカードを可能であれば何枚か用意するというのが良いと思います。

日本円が余った場合には、もちろん日本に持って帰れば良いだけです。
もし両替しすぎてフィリピンペソが余ってしまった場合ですが、フィリピンペソから日本円への再両替も可能で、基本的にはどこの両替所でも対応しています。

空港で5万ペソ以上のフィリピン国外持ち出しは禁止されていますので、気をつけてください。

フィリピン留学ついて

大小7100以上の島々からなる東南アジアの島国フィリピンは、島ごとにも特徴が異なります。 国全体に美しいビーチリゾートが散在しており、高級リゾートから自然の美しさを生かしたトロピカルな雰囲気漂うリゾートまで様々。 フィリピンは熱帯性気候のため、1年を通して暖かく、マリンスポーツなどリゾート気分を味わえるのも魅力の一つ。 日本からも4時間の距離にありながら世界第3位の英語使用国のため、フィリピン留学では比較的気軽にリーズナブルに語学を学ぶことができます。

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