このコーナーではフィリピン留学をした方の体験談をご紹介します。
今回のセブ島留学生
・お名前:とりる
・ご年齢(留学前):35歳
・ご職業(留学前):自営業
・通われた語学学校:QQEnglish ITパーク校
・留学滞在期間:2018年10月
1,なぜその学校を選んだのですか?
2つ理由があり、1つは語学に関する情報を提供している某雑誌の紹介記事で、比較的高い評価を得ている学校だったこと。
もう1つは、実際に友人が一度短期留学で利用した事がある学校だったと見知っていたので、それらの情報を総合した結果、こちらを選びました。
2,フィリピン留学前に準備してきた事は何ですか?
学習に必要な基本的なアイテムのほかに、自習用に使う目的でタブレットを用意していきました。あと、直観的に英語の意味や用法を調べたかったので、電子機器とは別に書籍の英和辞典と英英辞典を持参しました。
【参考書や勉強】
タブレット端末
英和辞典
英英辞典
【アイテム】
蚊取りマット
防虫スプレー
ポケットWifi
シャンプー・リンスなどのアメニティ
緊急時のミネラルウォーター
3,フィリピン留学してみて、準備が足らなかったものは何ですか?
1週間の短期留学コースを選んだので事前にある程度の準備はしておいたつもりでしたが、やはりあらかじめの予習が個人的にはちょっと足りなかったと実感しています。
特に、会話を通じて必要な基本的な文法などに対する知識を予習してこなかったこともあり、最初の2日間はこれらの知識を復習するのに時間を費やしてしまったほど。
振り返ってみると、こうした基本的な情報についてはあらかじめ供えておく方が、効率的な意味でも欠かせないと実感しました。
4,学校の施設はどうでしたか?
料金によっても変わるのですが、宿泊施設は1人部屋から多人数部屋まで取りそろえられているし、心配していた飲み水についてもウォーターサーバーなどの設備がきちんと整っていたので、生活する上では十分な内容。
学校施設も、比較的新しい建物だったので不潔な印象などは一切なく快適に過ごせる環境でした。最新のIT機器を使った学習にも対応している学校だったので、効率面でもすごく良かったです。
あと、何気ないポイントですが、教師の方の接し方が本当に丁寧で、外国人慣れしていない私でも安心して通えました。
5,授業のカリキュラム内容を教えて下さい
マンツーマンで教育を受けられる授業が1日辺り3コマで1コマあたり50分の内容。
そのほか、グループレクチャーという授業も1日1コマ用意されていて、ここでは主に多人数で交わす英会話を学ぶとともに、英語を使って相手と会話する為に欠かせない慣れを学ぶことができるようになっていました。
英語についても、英会話やヒアリングはもちろんのこと、書く事を重点に置いた単語習得などの内容も盛り込まれているので、総合的な英語教育が受けられる充実のカリキュラムでした。
6,最もためになった授業と、ためにならなかった授業を教えて下さい
元々、ヒアリングにはそこそこ自信があったのですが、反面、文法の書きがとても苦手だった私。
そんな私にとっては、カリキュラム内のグラマーという授業内容がとてもタメになりました。おそらく、独学ではどうしても気づけないような習得のためのコツも、この授業のおかげで気づけたほど。そのかいもあって、今では比較的簡単なスタイルで新しい英語の知識も吸収出来るようになりました。
逆に、タメにならなかったというほどひどい授業はなかったですが、ヒアリングについては基礎から順序立てて進めていく内容だったので、最初から4日ほどの授業内容は、基礎の基礎をおさらいするという感じであまり糧にはならなかったかも?
7,周りの環境、治安はいかがでしたか?
セブ島にある語学学校。セブ島は日本人にとってもおなじみの島で、いわゆる観光リゾートになります。
周りの雰囲気は観光地そのものですし、実際に語学留学以外の観光客としての日本人の姿も頻繁に目にできるので、そういった点からも過ごしやすさは抜群。
治安も、深夜に危険地帯に1人で出歩いたりしない限りは、女性でも安心して出かけられる環境にあるので、特に心配はありませんでした。
8,食事内容はいかがでしたか?
いわゆるフィリピンの現地食ばかりが出るのかな?と思いきや、日本人の利用者が多いことを想定しているのか、日本食やそれに近い味付けの食事が定期的に出されているので、特に辟易することはありませんでした。
よく外国の観光地で宿泊した際に、現地の食事ばかりで「ご飯が恋しい」といった気持ちを感じる事がありますが、ここではそういった心配はなかったです。長粒米ですがご飯系のメニューもちゃんと出てくれるので、パンばかりで食傷気味になるといった事もありませんでした。
食事も、基本は3食がきちんと提供され、その上で必要がない食事に対しては事前に拒否できるので、外食を楽しむこともできるようになっている点も良かった。
9,インターネットの環境はどうでしたか?
ネット環境がないことを想定して事前にポケットWifiを持参したんですが、必要ありませんでした。
むしろ、日本のフリーWifiよりも高速かも?と思えるほど、非常に快適なネット回線が各部屋毎に提供されているので、セキュリティ面だけ気をつけておけば、快適なネットライフが過ごせるようになっています。
もちろん、動画系の閲覧もできるようになっていて料金も基本料金に含まれているのか追加発生などは一切なかったので、その点も安心。
10,その学校の最大のメリットと最大のデメリットを教えて下さい
1番のメリットは、リゾートホテルかと思えるほどの快適な環境の中で英会話にいそしめるという点。また、日本人の方はもちろんのこと、それ以外の外国の方とも頻繁に交流できるので、異文化交流が図りやすい点も良かった。
あと、あえて統一しているのか宿泊施設や授業中も同性の女性ばかりで統一されていたので、男性がいる環境に対する心配や不安もなかったのが良かった点です。
デメリットとしては、各個人のスキルに応じた適切な英会話のカリキュラムが必ずしも提供されるわけでは無く、この点についてはマンツーマンの授業を除きほぼすべての授業に適用されるので、ある程度英会話の知識を備えている方にとっては、最初の数日間はちょっとつまらない内容に感じるかも知れません。その点だけが少し気になる要素でした。
11,ずばり、この学校での留学を成功させるコツとは?
スタンダードプランやライトプランといった軽めのプランでは、英会話の本当に基礎の基礎からスタートされるので、基本的な英語の知識を持っている方は、少しレベルが高いように感じるのですが、できればビジネスプランやTOEIC&TOEFLの各特訓プランを敢えて選択した方がいいかもしれません。
というのは、これらの上級コースでも基本的な内容からまず確認した上で授業を受けられるようになっていたので、コース名だけ見ると尻込みしてしまいそうですが、実際にはすごく受講しやすい内容で構成されていました。
ですから、英語をとにかく早く習得したいのであれば、敢えて上級コースを選ぶのが成功のコツですね。
12,何か他に留学エピソードや、今後の留学生のためにお伝えしたいことがあればお願いします
英会話の海外留学も、以前と比べると過ごしやすさや理容のしやすさは抜群に良くなっていて、さも観光旅行に来たのかな?と思ってしまうほど、快適な生活環境が提供されています。
もちろん、学校によってこういった点に対する気配りにも違いがあるので、初めて利用する方は、できるだけ事前にその語学学校の授業内容だけでなく、留学中の生活環境についても詳しく確認する事をオススメします。
特に利用した方から寄せられたこういった口コミは大きな情報源であり、私も特に参考となったものばかりでしたので、公式から提供されている情報と照らし合わせながら比較検討することで、その学校の快適さをきちんと把握できるかと。
やはり、快適に過ごせる環境だからこそ、英会話の習得もはかどりやすいと思いますので。