こんにちはCEGAの小仲です。
また、授業以外で英語に触れる手段として映画鑑賞のお話もさせていただきましたが、今回は、カラオケも英語学習と密接に絡んでいるので、セブのカラオケ事情も含めてお話します。
カラオケ大好きセブアノ
日本人もカラオケ好きですが、セブの人もカラオケが大好きです。
どこでもノリノリで歌を歌っています。スーパーのレジの人も、接客をしながら歌を歌っているなんてことも珍しくありません。鼻歌ではなく、なんと声に出して歌っていることもあります。
セブの人は、カラオケの機械をレンタルして、ちょっとしたパーティーやイベントでカラオケをします。特別なイベントがなくても、道沿いの店で大音量で歌っている姿もよく目にします。
アヤラショッピングモールのカラオケに
そんなセブにもカラオケボックスが近頃どんどん増えてきています。ガラス張りで外から丸見えのカラオケボックスが多く、なかなか行くことをためらっていましたが、日本の曲があるカラオケ屋さんもあるとのことで、早速行ってきました!
今回訪れたのは、アヤラショッピングモールにある「RED BOX」というお店。
前からそこにそのお店があるのは知っていたのですが、これがまさかカラオケ屋だとは思ってもいませんでした。レストラン街にあるので、てっきり敷居の高そうなレストランだと思っていました。
中に入ってみると受付の横にはビュッフェの用意が。「昼の時間帯はなんとランチビュッフェ付き399ペソで歌い放題!」とのこと。お昼も食べれてカラオケ歌い放題とは安い!と早速受付しました。

お昼は何が食べれるのかな?と、ビュッフェの大皿の蓋を開けてみると、どれも空っぽ(苦笑)。どうやらお客さんが少ない時間は、ビュッフェではなく、個別にお部屋へ食事を持ってきてくれるとのことでした。
店の奥に入っていくとカラオケボックスがありました。ここは日本か?と思わせるような日本のカラオケボックスそのものでした。ちょっぴり薄暗いところまで日本と同じです。部屋が沢山あってでもお客さんはいないようでガラガラでした。
お店の人が機械の使い方を説明してくれます。うん、うん、カラオケの機械操作くらいわかるだろうと適当に聞き始めると、いや、いや、これは説明を聞かなきゃわからないわ、という複雑な操作でした。
日本の歌や、洋楽、韓国の歌、色々選択肢があるのですが、歌のリストがあるわけでもなく、カラオケが流れる大画面の下にあるテレビのような小画面で、いちいち曲を探さなくてはなりません。
曲のタイトルか、歌手名で検索は出来るのですが、これがなんだか大変で、一人づつしか検索ができないのでなかなか曲も決まりません。(このように機械操作のみでしか選曲できないお店もありますが、日本のように選曲ブックが置いてあるお店も沢山あるのでご安心ください)

日本語の曲を探してみると確かに沢山あることにはありました。
日本の最新曲があるとか書いてあったけれどそれは疑問です。古い曲から最新ではないけれども新し目の曲まで、バラエティーにとんだ日本の曲が数多くありました。
日本の曲に関しては歌手名検索ではなく、曲名検索しかできなかったので、曲を選ぶのに時間もかかるし一苦労でしたが。なぜか、全部ではないのですが、ご本人登場の懐かし古そうなカラオケVTRが沢山ありました。かけてみるまではわからないのですが。
フィリピン人とカラオケに行くとどうなるか!?
今回、フィリピン人の友達複数とカラオケへ行きましたが、ここで注意事項です。
フィリピン人は、遠慮なくどんどん曲を連続で予約します。一人で何曲も連続熱唱します。一応カラオケのマナーとして、一人1曲選んだら、周りの人に順番を回すものかと思っていましたが、そんなことをしていたら自分に順番は回ってきません。遠慮は禁物です。
遠慮していたら店を出るまでずっと聞き役で終わります。遠慮文化の希薄なフィリピン、と改めて実感しました。
フィリピン人好みの曲はスタンダードなアメリカンポップス系です。1970代の懐メロ系から世界的にヒットした最新曲までよく知ってるのですが、私たちも聞きなれたメジャーなものが多く、聞いていても知っている曲によく出くわします。
カラオケで発音レッスン
ここでリスニングの勉強です。さすがフィリピン人、歌唱力はともかく(こっちの人は音痴かどうかに関わらず堂々と熱唱するところがスゴイです)、発音はバッチリ。(これも一緒に行く相手によりますが)
ここで気づくのですが、洋楽をうまく歌うコツは、歌唱力も大切なのですが、むしろ歌詞をキレイに英語発音しながら歌えばそれっぽくなるのです。なのでこっちの人が歌うと音痴な人でもそれっぽく聞こえてしまうのです。
日本人が苦手な「L」と「R」の違いや複数形「S」なんかも、テンポの速い曲でもしっかりしてまし、単語と単語のつなぎや短縮形も非常にスムーズ。これらは普段の日常会話でもしっかり出来ているから歌でも出来るわけですが、逆にいうと英語の歌を歌うことで自分の発音の弱点がよく見えてきます。
さて、ランチですが、運ばれてきたものはおいしそう。品数も量も十分でした。飲み物は別ですが、ちょっとしたデザートまでつきました。
が、しかし、味が・・・。いまいちでした。やはり、ランチはランチで、レストランで食べた方が良かったかなぁ、という感じです。

久しぶりのカラオケ。なんだかんだと、のりのりのフィリピン人達と楽しい時を過ごせました。
英語の曲はいっぱいあるので自分のお気に入りの曲をいくつかピックアップし、次のカラオケの機会までに歌詞を読みこんで発音を意識しながら音読練習しておきましょう。
歌詞はネット上でもすぐ見つけられるでしょう。日本語の歌もいいですが、地元の人と行くならやはりお互いが知っている曲を歌いあうほうがより盛り上がりますよ。
セブでアルファー波を出しながらリラックスしてカラオケ熱唱。
楽しみながらの英語の勉強になるのでお勧めですよ。歌は世界共通なのです。
CEGA
小仲英樹