皆さん、初めまして。カエア(CAEA)代表の渡辺邦雄です。
カエア(CAEA)はセブ島ホテルエイシアの中にあります。
私は、カエア(CAEA)代表であると同時にこのホテルエイシアの創業者・オーナーでもあります。1999年3月にこのホテルを創業し、英語学校の開校など全然考えずにホテル業経営に専念して来ました。
セブを訪れた日本人が「日本にいるのと同じように快適に過ごせるホテル」を作りたい。これが私がホテル経営を始めた理由です。
目次
本格的な日本食をご提供するために
ホテル内レストラン「般若」
このホテルを経営するにあたって重視したことの一つに、お客様に日本食を提供する、というものがあります。
それも、単なる日本料理っぽい料理ではなく、本格的な日本食にこだわりました。日本食にこだわった理由は、セブに住んでいる多くの日本人が日本食を欲しており、なによりも私自身が毎日おいしい日本食を食べたかったからです。
セブの気候は過ごしやすいですし、治安も悪くない。生活も便利ですし、現地のフィリピン人も親切で明るい。セブでの生活はとても快適です。私がセブに移住することに決めたのもこれが理由でした。
ただ、食事については、満足することができませんでした。
セブにもおいしい料理店はたくさんあります。たまに食べる外国料理は、気分転換にいいでしょう。でも、毎日の食事は日本人として、日本食がいい。どうしても恋しくなる。
おそらく他の国の人にとっても、自分の国の料理が一番いいでしょう。なかでも、日本食はかなりユニークです。外国料理とはかなり違いがあります。
日本人にとって日本食というのは、他の国の人たちにとってのそれとは何か違う意味をもっているような気がします。
セブで何十年も生活している私でさえ、日本食を忘れることができないのですから、初めてセブを訪れる人たちがすぐにセブでの食事に慣れるとは思えません。
食べ慣れた味を食べたいと思ったときに食べられない、というのは想像以上にストレスが溜まるものです。日本人がストレス無くセブでの生活を送るために、日本食は必須であると言えるのではないでしょうか。
本格的な日本料理を提供したい。そのために重要なところで妥協をしたくない。その実現への道のりは長いものでした。
日本人コックをつれてくればよい、というものではありません。日本人コックが24時間いつも料理をするわけにはいかないからです。
どうしてもその他のフィリピン人スタッフが主力となって料理をする必要があります。彼らが、まっとうな日本料理を一定以上の味で常に提供しつづけることができるようになるまでに実に6年もの年月を要しました。
このようにしてできあがったホテルエイシアが現在提供している日本料理は、どなたに食べていただいても満足いただけるものであると確信しています。
ホテルエイシア内の和食レストラン「般若」のメニューより抜粋
CAEAで日本料理を食べながら英語学習に100%専念してほしい
CAEAは、このホテルエイシアの中にあります。
つまり生徒の皆さんは毎日「日本食を食べることができる」ということを意味します。
決められたメニューではなく、豊富なレストランメニューの中から自分が好きな日本料理を食べることができる。セブで英語学習に100%専念するための重要な要素の一つではないでしょうか。
ちなみに定食だけでなくサラダ類も豊富なので、女性の留学生さんにも好評です。
セブ島留学を確実に成功させたいなら、重要なところで妥協をしないでほしい
セブ島での英語留学を成功させるために必要なこと。それは、『妥協しない』ことです。
次のようにお考えの人はいませんか?
・「別に風呂なんて3ヶ月ぐらい入らなくても大丈夫。」
・「食事にはそれほどこだわりはないし、日本食でなくても自分は平気。」
そう考えている人は、次のような結果が待ち受けているかもしれないことを想像できますか?
・「シャワーの水圧が低いので、シャワーに時間がかかる。湯船につかってリラックスしたい」
・「日本料理が恋しくなるので、外にある日本料理店にわざわざ食べに行くようになった。その結果、英語の勉強時間が減っていき、出費もどんどんかさんでいった」
自分の英語力を伸ばそうと思って海外に来ているのに、勉強以外のところで妥協してしまった結果、肝心の英語学習に専念できない。そんなことになってしまっては、本末転倒だとは思いませんか。
英語留学を成功させるためには、英語学習に集中できる環境で生活することが必須です。そのためには重要なところで妥協をしないでほしいです。
カエア(CAEA)はこれ以外の面においても、重要なところで妥協をしたことはありません。カエア(CAEA)に来ていただいた皆さんにセブ島での英語留学を必ず成功していただきたいからです。
何回も何回も試行錯誤し、より良い環境を提供できるよう日々勤めています。
ぜひカエア(CAEA)で貴重な時間とお金を無駄することなく、英語学習に専念できる環境を体験してください。カエア(CAEA)には、皆さんに満足して勉強に専念していただくためのこだわりが、まだまだたくさんあります。
ここからは、カエア(CAEA)の生徒が宿泊するホテル(ホテルエイシア)の設備について話を出来ればと思います。
セブ島のトイレ事情
ところで皆さんは、セブ島には今だにトイレにトイレットペーパーを流せないホテルがたくさんあることを知っていますか?
マクタン島の高級リゾートホテルでも、トイレが詰まる、ということがよく(?)あるそうです。
見た目はかなりゴージャスなバスルームなのに水周りの機能がそれに追いついていないということのようです。バスルームに関してはゴージャスであることよりも、シンプルでも機能がしっかりしていることの方が重要であることは言うまでもありません。
水回り環境については実際にその部屋に泊まってみないとわからないということが多いです。というのも、トイレで紙を流せる/流せない、なんてホームページには普通書かないからです。
海外の事情をよく知らない日本人観光客の方々はそういうところになかなか気が付きません。セブ島を初めて訪れた日本人観光客の中には実際に宿泊してびっくりされる人・がっかりされる人も多いようです。
日本のトイレなどの水周り環境は世界一と世界中から評価されています。私たちも海外旅行から帰ってきて日本に戻った時にこのことを実感します。
これは裏を返せば、不衛生な環境に対する免疫が弱く、海外で苦労する日本人が少なくないと言えるかもしれません。
・ウォシュレットがない
・水圧が低く、シャワーの勢いがとても弱い
このようなことでもストレスになったりすることがあるようです。
カエア(CAEA)の宿泊ホテルの一室
日本人の視点から作られたカエア(CAEA)の宿泊ホテル、ホテルエイシアでは、もちろんそのようなことはありません。トイレは全室ウォシュレット付きで、問題なく紙を流すことができます。その他の水周り面でも快適さを実現することができていると自負しています。
・ウォシュレット付きトイレ
・水圧の高いシャワー
これは、ホテル運営においての目標というよりもできて当然のことでした。
宿泊ホテルのバスルーム
日本人として当たり前の事をあたりまえにしてきただけ
なぜホテルエイシアは水回りが快適なのか? そして、なぜ、日本の水回り環境は世界一なのか?
改めて考えてみた私が出した結論はただ一つだけです。当たり前のことを当たり前にしているから。ただこれだけです。
私が要求したレベルは、現地の人たちからするとあまりにも高級仕様すぎたようです。私は「ゴージャスではなくても、快適に過ごせるホテルを作りたい、ただそれだけだ」と答えたものです。
当たり前のことを当たり前に行なう。この当たり前の積み重ねによってできあがったCAEAの宿泊ホテルは、完璧とはいきませんが、一般の日本人のお客様の期待に充分応えることのできるレベルだと自負しております。
メンテナンスの重要性
当たり前のことと言えば、清潔な水周り環境を維持するためには、設計・建設段階での工夫も重要ですが、その後のメンテナンスはそれ以上に大切です。
メンテナンスについてこんなエピソードがあります。カエア(CAEA)の宿泊ホテルを建設中、排水管を設置するときの話です。作業員がホテルの骨組みとなる鉄筋の柱の中に配水管を通そうとしていました。「なぜそんなところに排水管を通すんだい?」と尋ねたところ、「昔からフィリピンではそうやって来たからだ」と彼らは答えます。
柱の中に配水管を通してしまうと、あとで配水管が経年劣化したときに取り替えることができなくなります。定期的なチェック・メンテナンスもできません。
「どうやってメンテナンスや交換をするんだ?」と聞いたところ、建物ができあがった後にメンテナンスをするなんて考えもしなかった、という返事が返ってきました。
彼らには、いったん作り上げたらそれっきり、その品質を維持するためにメンテナンスをするという考えがなかったのです。
一方、日本人にとって、常にメンテナンスをしてその品質を維持・向上させることがとても大切であると考えるのは、当然のことだと思います。CAEAでも日々のメンテナンスを当たり前のこととして実践し、生徒だけでなく一般のお客様が快適に過ごせるよう清潔さと品質を維持しています。
宿泊ホテルはもちろん、英語学校のカリキュラム、運営システムなども質を維持し向上させるために、常にメンテナンスを行なっていますが、自慢でもなんでもなく、改めて言うことが恥ずかしいくらいの当たり前のことですよね。
メンテナンス員を雇っている。
宿泊ホテルを運営するにあたり日々のメンテナンスの重要性はいくら強調してもしすぎることはできません。
カエア(CAEA)では宿泊ホテルの設備にトラブルがあったときにすぐに対応できるように、大工、左官工、配管工、配線工、溶接工、ペンキ屋、エアコン技師など各種メンテナンス用の従業員が常駐しています。
彼らは、このホテルについて外部の業者の誰よりも詳しく知っています。彼らのおかげで、トラブル解決を外部の業者に委託する必要はなく、すべて自前で対応できる体制が整っています。
先日も、宿泊施設のよさがカエア(CAEA)を選んだ理由の一つ、という生徒がいらっしゃいました。
そしてめったにないことですが運悪く、その生徒の泊まった部屋のウォシュレットが故障してしまったのです。即座に、授業を受けている間に修理したので、ご不便をおかけすることはありませんでした。
「ここはフィリピンであって日本ではありませんから、少々のことは我慢してください」と言う必要のない環境がこのカエア(CAEA)にはあります。
ホテルエイシア 全室ウォシュレット付きトイレ
長く勤めてくれる従業員の存在
こうしたメンテナンス用の従業員ですが、彼らの中には、このホテルを建築中の1997年からずっと勤めてくれている人が何人もいます。
これは非常にありがたいことです。というのも日本と違ってフィリピンでは、多くの会社を経験することが自分のキャリアを高めることになるという慣習あり、平均勤続年数は非常に短いからです。
しかし経営者にとってこの慣習は非常に頭を悩ませる問題です。せっかく会社の業務に精通してくれるようになった、成長してくれた、と思ったときに辞められてしまうからです。
ホテルエイシア建設中の作業員たち
もしカエア(CAEA)でも同じ状況であったと考えたら、ぞっとします。設備について詳しくわかる人間がいなくなるということは日々の重要なメンテナンスが充分にできないということを意味しますから、現在のホテルの品質を維持することは絶対にできないと断言できるでしょう。
幸いなことに彼らが辞めずに勤めてくれているおかげで、カエア(CAEA)は今の品質を維持することができています。
彼らがホテルのことを隅から隅まで把握できていて、トラブルが発生したら何が原因なのかがすぐにわかるのは、彼らがこのホテルを建設したメンバーたちだからです。彼らはかけがえの無い存在です。
だからといって彼らを雇用するにあたって特別なことをしているわけではありません。
待遇を定期的に見直し、彼らの気持ちをよく知るために綿密にコミュニケーションをとり、常に彼らに敬意を払う、いわば従業員のメンテナンスです。ただそれだけのことで、当たり前のことを当たり前にやるだけです。
メンテナンスが重要であるということは、ホテル設備というハード面に対しても、従業員というソフト面に対しても全く同じことだと思います。
当たり前のことを当たり前にやるだけ。でもそれによって英語学習に専念することができるセブ島最高級の宿泊施設が実現できているのです。
多くの生徒から「最高の環境だった」というお声をいただいているCAEAで皆さんも英語留学してみませんか。ぜひお待ちしております!