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2024年 11月19日 火曜日
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フィリピン留学・セブ島留学の寮部屋【徹底解説】失敗しない宿泊施設の選び方

フィリピン留学・セブ島留学するにあたって、学校選びと同じぐらい重要なのが宿泊施設(寮部屋・ホテル)選びです。

フィリピンはは日本ほど安全できれいではないというイメージがあると思いますので、治安や衛生面から、シャワーの水圧などの細かいところまで気になるところは多いと思います。

また、費用やクオリティもですが、そもそも1人部屋がいいのか、それとも4人部屋がいいのか? 留学前に迷う方も多いでしょう。
今回はセブ島に半年留学して、今でもセブ島在住の筆者が、フィリピン留学の各宿泊施設のメリット・デメリットについて詳しく解説します。

1. フィリピン留学と欧米留学の宿泊施設の違い

フィリピン留学の宿泊施設のご紹介の前に、まずは欧米留学との違いを比較してみましょう。

欧米留学 フィリピン留学
ホームステイ
コンドミニアム
ホテル・コンドミニアム
併設や近隣にある学校指定の寮
一部ホテル滞在やコンドミニアム

① 欧米留学の宿泊施設

欧米留学ならイメージ通りのホームステイですね。これにはメリットもデメリットもあります。

外国人のホストファミリーと生活するのは学校で勉強する以上の学びがあったり、ホストファミリーと合わずに生活が苦痛になったりとかそんなところです。他に、学校提携のコンドミニアムだったり、短期留学の場合近くのホテルやコンドミニアムを探して滞在することもあります。

② フィリピン留学の宿泊施設

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写真:IDEA CEBUの寮

フィリピン留学の場合、ほとんどの学校では併設や近隣の寮に滞在することになります。なので宿泊施設選びとなると、学校を選んだうえで寮の部屋の人数をどうするかを考えることがほとんどです。

他に、ホテル滞在プランや自分でコンドミニアムを探すといった方法もあります。これは後で詳しく解説します。

cebu ryugaku hikaku add2 フィリピン留学・セブ島留学の寮部屋【徹底解説】失敗しない宿泊施設の選び方

③ なぜフィリピンと欧米で違うのか

フィリピンでホームステイをしたいという人もいると思いますし、私もそんな声を聞いたことがあります。ただ、フィリピンの語学学校にホームステイのプランはありませんし、自力で探してもホームステイすることはかなり難しいと思います。

詳しく解説すると長くなりますが、フィリピンの人口のほとんどが中流層で、外国人を泊める余裕が無いからです。

欧米の場合、ホームステイの理由は安いからというところも大きいです。日本の大学生がマンションを借りず親戚の家に下宿するようなイメージです。フィリピンは比較的物価が安いのでその必要はありません。

フィリピンの場合、宿泊施設が学校と同じ施設内にあるか徒歩5分程度の場所にあることが多いです。なぜならフィリピン留学はもともと韓国人がスパルタでの英語学習を目的に作ったもので、合宿のようなスタイルで朝から晩まで勉強するのが文化だからです。

語学学校が建物をまるごと所有して、もしくはビルの一部を借りて、教室と宿泊施設を同時に持っているようなイメージです。比較的物価が安いのであえて遠くに宿泊施設を借りる必要もありません。

2. 寮に滞在するメリット・デメリット

ここではフィリピン留学をする方の多くが利用することになる寮に滞在するメリットとデメリットをご紹介します。

メリット デメリット
通学が楽
生活が楽
治安がいい
友達ができる
予算に合わせて選べる
おしゃれではないただの寮
施設のクレームもある
宿泊施設と学校を別で選ぶことができない

① メリット

通学が楽

フィリピンの語学学校と宿泊施設は同じ施設内かすごく近くにあるため、通学にほとんど時間がかかりません。物価の高い欧米の都市部に留学して、比較的安い郊外に滞在し、時間とお金をかけてバスや電車で毎日通うというような面倒もありません。

長い通勤時間やラッシュ時の満員電車などは無駄に時間やエネルギーを使いますが、フィリピン留学はそれがないので英語学習に完全に集中できる環境です。

生活が楽

ほとんどの学校が1日3食付いていて、1日をすべて施設内で終わらせることができます。ここでも、毎日の食事を考える時間、レストランに行く時間等の無駄がありません。また、寮には学校のスタッフがいることが多いです。

トラブルやちょっとした困ったこともすぐ対応してくれますし、洗濯や掃除もしてくれるのでかなり助かります。

治安がいい

外に出る必要がないので施設内で犯罪などの被害にあうことはありません。フィリピンはそれほど治安が悪くないとはいえ、何も知らない日本人が危険な地域をふらふらしていたらスリやぼったくりぐらいはあります。

学校によってはローカルマーケット禁止、ジプニー禁止、外出禁止のところもあるぐらいです。ちょっと大げさなぐらいですが、海外での最低限の知識がないのであれば施設内が安全です。

また、出かける場合は基本的にタクシーを使うことになりますが、初乗りが100円程度と日本と比べてかなり安いのでその点もメリットの一つです。

友達ができる

他の留学生と一緒に寮に滞在して生活すれば自ずと友達もできます。同じ目的を持った人同士仲良くもなりやすいですし、修学旅行や合宿のような雰囲気もあるので楽しいです。外国人比率の高い学校なら色々な国の人たちと交流できます。

日本人同士で集まることはデメリットにされがちですが、異国で生活するうえで日本人が近くにいるのは心強いです。

予算に合わせて選べる

フィリピンでの宿泊施設選びは基本的に寮を一人部屋にするか、多人数にするかです。それぞれにメリット、デメリットがありますが、大きな違いは金額です。相部屋でも安い方が良いか、高くても一人で生活したいか、予算に合わせて選ぶことができます。

③ デメリット

おしゃれではないただの寮

学校と同じ施設内に宿泊するということは、小学校や中学校に泊まるようなものです。特別きれいでも豪華でもありませんし、リゾート感もありません。ただ、英語の勉強が目的ならデメリットにもならないと思いますが。

最近はおしゃれできれいな寮も増えています。ここを重視する方は各学校の寮の写真をよく見てください。

学校の詳細記事に寮の写真もあるので、こちらからご確認ください。
フィリピンセブ島留学語学学校【再開校】一覧表

施設のクレームもある

特に古い学校や建物は汚かったり臭かったりといったクレームがあるのも事実です。海外あるあるのシャワーの水圧が弱いとか、フィリピンあるあるのニワトリの声がうるさい、Wi-Fiが弱いといった行ってみないとわからないようなこともあります。

失敗しないためには留学経験者のレビューを参考にしてください。

宿泊施設と学校を別で選ぶことができない

これまで書いてきたとおり、フィリピン留学は学校と宿泊施設がセットになっています。そのため、学校はここ、宿泊施設はここが良いといった選び方はなく、学校を選んだ時点でその学校の寮に宿泊することになります。

学校によっては、交渉すれば宿泊施設を自分で見つけてそこから通うこともできますが、QQイングリッシュなら申し込みの段階で寮、ホテル、コンドミニアムから選ぶことができます。

2022年完成のカプセルホテルタイプの寮はおしゃれできれいです。徒歩1分のところにホテルがあり、ショッピングモールが併設で、部屋にはキッチンや洗濯乾燥機もあります。徒歩10分の場所には観光客にも人気のウォーターフロントホテルもあります。

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写真:ウォーターフロントセブシティの客室一例

カジノやジム、プールも併設のホテルで、予算に余裕があれば優雅に生活できます。QQイングリッシュがあるビジネスパークにはコンドミニアムも多く、長期滞在であれば生活するように留学することもできます。

3. 4人部屋(相部屋)のメリット・デメリット

フィリピン留学に留学する人のほとんどが寮の4人部屋(もしくは2人、3人部屋など)に宿泊します。安さが売りのフィリピン留学で一番安いプランがこれで、当時大学生だった私もこのプランでした。実際に半年滞在した経験も踏まえながらご紹介します。

メリット デメリット
安い
友達ができやすい
ルームメイトと合わない可能性がある

① メリット

安い

何度も繰り返しになりますが、一番のメリットは料金が安いことです。とにかく安ければ何でもいいという方は迷わず寮の多人数部屋で大丈夫です。

友達ができる

寮に滞在するメリットと同じですが、部屋まで同じで寝食を共にすれば、より仲良くなれます。ルームメイトは日本人で、基本的には他人に気を使える人が多いので生活していて苦痛はなかったですし、私にとって初めての共同生活で、いい経験になりました。

EV cebu Quad room フィリピン留学・セブ島留学の寮部屋【徹底解説】失敗しない宿泊施設の選び方

写真:EVアカデミーの多人数部屋

② デメリット

ルームメイトと合わない可能性もある

多人数部屋のデメリットはこれだけですが、合わないと言っても色々あります。例えば就寝時間や起床時間。同じ学校で一緒に勉強するので生活リズムはほぼ同じですが、人によっては夜更かししたり、朝起きるのが早すぎたり。同じ部屋でうるさくされると迷惑ですよね。

学校によっては寮に自習用の私語禁止の部屋もあり、集中できるのでそこはご安心ください。

シャワーやトイレの順番待ちもあります。消灯時間も部屋のみんな次第です。多人数で生活するということは、どこかで我慢する必要もあります。向いてないなと思った方は一人部屋を選びましょう。

私の場合、半年の滞在中に短期留学の学生が何回か入れ替わりました。特に問題はありませんでしたが、最後に来た人のいびきがうるさくて耐えられませんでした。

さすがに度が過ぎると部屋の変更もあり得ると思うので、スタッフとの交渉次第です。同室の人で一人ずっと自習をしている人がいて、自分もやらないといけないと思わされました。その点は逆にメリットだったかなと思います。

4. 一人部屋のメリット・デメリット

社会人で余裕がある方が選ぶ一人部屋ですが、多人数部屋の逆と考えていただければと思います。

単純に、他人に気を遣わず生活できる分、料金が少し高いです。

5. 宿泊施設選びで失敗しないために

フィリピン留学の宿泊施設選びで失敗しないためには、学校を選ぶ際に宿泊施設もしっかり見ておきましょう。学校選びの基準は料金、授業内容、立地、知名度など、いろいろあると思いますが、宿泊施設もかなり重要なポイントです。

学校のホームページには寮の写真も載っていますので必ず確認しましょう。特に古い学校や寮には注意してください。

写真を見て汚すぎる、嫌だなと思った方はホテルやコンドミニアム滞在も検討してください。特に余裕のある社会人は、あえて激安にこだわらず、ホテルやコンドミニアムが一体型になっている学校を選ぶといいと思います。

6. まとめ

留学生活は英語の勉強だけではありません。日本で勉強するのとは違い、食事もトイレも睡眠も、生活すべてを海外ですることになります。そのうえで宿泊施設は重要で、学校以上に時間を使う場所でもあります。

安いには安いなりの理由があるので、気になるなら一人部屋やホテル滞在にグレードアップしましょう。しっかり下調べをして、後悔のない留学生活にしてください。

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俺のセブ島留学編集部
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俺のセブ島留学編集部では「英語が伝わる楽しさをより多くの方へ」をモットーに日々情報発信を行っています。

私達は自分たちが経験してきた「フィリピン留学」「セブ島生活」「英語学習」を通じて、あなたにセブ島留学の魅力をご提案したいと思います。

引き続きお楽しみに!

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