こんにちは、TARGET Global English Academyの石原です。
先日当校のフィリピン人の先生の結婚式に参加してきました。日本とはまた違った雰囲気の結婚式だったのでこちら紹介します。
始めてのフィリピン人の結婚式に参加
フィリピンの結婚式に参加するのは初めてだったので、そもそも服装とかご祝儀とかどうなっているの?と他のフィリピン人の先生達に訊いても「気にしなくても大丈夫。カジュアルな感じでOKよ!特別な準備も不要!」とのこと。
因みに招待状には開始時間が記載されておらず、皆何故かたぶんこの時間らしいというレベルの情報しかもっていません。参列者の1人の日本人が心配になり、花嫁さんの携帯にメールをしたようですが返信来ず。。。
しかし、その方はフィリピンスタイルに慣れているので「まあ、他の人に訊いたらこの時間だって言っているので、たぶんあってんじゃないかなあ」とのこと。
日本ではありえませんが、これぞフィリピンスタイル!細かい事は気にしません(笑)
会場はセブシティーから車で1時間30分程のCARCAR(カルカル)という小さな町です。
こちらが会場になる教会です。
まずは教会前でパシャリ!ご覧の通り皆カジュアルな服装です。後でわかったのですが、親族やスポンサーと言われる式のサポートをした人たちは正装での参加でした。
教会の中はこんな感じで、カトリックの教会とあり豪華な装飾品が目立ちます。
しかし、1部は改修工事の為か足場が組まれたままでした!
日本の結婚式ではまず許されない状況ですが、ここは細かい事は気にしないフィリピン。誰も気にしません。祝福する気持ちは日本もフィリピンも変わりません。
式が始まるとご親族やスポンサーの方々がレッドカーペットの上を歩いて入場します。
まずは新郎とお母さんの入場です。
その後ご両家のご親族の入場します。
小さなお子さんも登場。小さくてかわいいですね。
そして最後は本日の主役花嫁さんの登場です!
花嫁さんの入場の時は皆が一斉にカメラを構えます(笑)
やはり花嫁姿はいつもにまして本当に綺麗ですよね。
こちらが親族やスポンサーの席です。やはり殆どの方が正装していますね。
日本は通路を挟んで新郎側・新婦側に分かれるのが一般的かと思われますがフィリピンでは左側が女性、右側が男性といったふうに男女で分かれます。
因みに一般参列者は特に指定はありませんでした。
そして式が始まり牧師さんからのお話や歌などがあり式は進んでいきます。
式に使われる曲は生演奏&生歌でした。担当は小さな子供でした。服装はこちらもカジュアルでしたが歌は抜群にうまかったです。
式のメインイベントのキスシーン。フィリピンではこういうシーンは恐ろしい程盛り上がるので(キャーとかヒューヒューとかいう声が凄いです(笑))、今回はどうなるかと思いましたが、会場では粛々と行われました。
学校でやったらさぞかし盛り上がるんだろうなあと、勝手に想像してしまいました(笑)
そして、最後は新郎・新婦による永遠の愛を誓う誓約書へのサイン。
因みに、フィリピン人同士の離婚は法律的に認められていないので、何があっても離婚はできません。将に神の前で誓った愛は永遠の愛なのです!
最後は写真撮影です。順番に参加者全員写真を撮ってもらえます。
この時も他の先生達は携帯で自撮りをしていました。流石は世界で1番自撮が好きな国だけはあります!
披露宴も日本とは一味違う
お次は披露宴です。教会から車で3-4分の場所に会場を移して行われました。
会場はスイートな雰囲気でいっぱいです。
こちらはスイートそのものがいっぱいです(笑)
食事はビュッフェ形式です。ビュッフェを取りに行く順番はレディーファーストが基本。この辺りはやはり外国だなあと感じます。
もちろんお祝い事には欠かせないレチョン(豚の丸焼き)もあります!
こちらがお料理。
フィリピン人の大好物の肉と炭水化物のフルコース!
最近中性脂肪が気になってる僕個人としては野菜が欲しいなと思うのですが、これが美味しいんですよね。
今日はお祝いだし、美味しくて何が悪いのだ!と自分に言い訳して食べまくりました(笑)
お次は新郎新婦とご親族とのダンスタイム。
あれ、何かドレスについているのでは?とお気づきになった方もいると思います。
そうなんです。これフィリピンのお札です。
ご祝儀はこのダンス中に参加者が次々とお金をピンでドレスやスーツにくっつけていきます。
金額がもろに見えてしまうので日本人としてはちょっと気が引けますが、そんな事はここフィリピンでは誰も気にしません(笑)
相場は友達などは100ペソ(約250円)、目上の方や親御さんは500ペソ(約1,250円)程度のようです。
その後ケーキカットなど新郎・新婦で共同して行うシーンがありました。ただ、日本では最大の見せ場の1つのケーキカットが物凄い淡々と行われていき、撮影のタイミングを逃してしまいました(笑)
ワインを新郎・新婦で腕をからませて飲みます
お次はゲームの時間。独身の男女を対象にしたフィリピンの結婚式でおなじみと言われるゲームが行われました。
将来のお嫁さん探しゲーム!?
まず、独身男性を集めて、新郎が新婦のガーターベルトを後ろ向きに投げてそれをキャッチした男性がそのゲームに参加できる仕組み。
さて、そのガーターベルトをキャッチしたラッキーボーイは!!
なんと、こちらのブログでもおなじみの我らがMASON!ここ一番で強さを発揮します。
そして、何故か目隠しをされて椅子に座らせられました。
こんな感じに(笑)
この時、彼には全く何が起こるか説明をされていないので、彼の頭には多くの「?」が浮かんでいたようです(笑)
続いて独身の女性陣が輪になって音楽がなってる時にブーケを回していき、音楽が止まった時に持っていた人が選ばれ、3回繰り返し合計3人がゲームに参加します。
こちらが今回選ばれた3名の女性陣。
その後、MASONは目隠しをされたまま、女性陣の知人がざっくりした容姿を伝えたり、女性の手を5秒間触ったり、女性がMASONの顔を5秒間ずつ触ることで得られたフィーリングで番号を伝えて、最もポイントが高かった女性が決定されます。
このゲームは女性は顔ではなく、フィーリングなどで選ぶようにと独身男性に教えているのではないかと勝手に予想していました(笑)
今回はNo3の女性をMASONが指名!そして、指名された女性と対面して、一緒にダンスを踊る事ができます。
メイソンはダンスが得意なのでしっかりリードしていました。
このゲームで独身の男女が知り合え、その後交際に発展することもあるとのことで、期待しましたが、今回は彼女が15才とのことでそれ以上の発展はありませんでした。(涙)
次回に期待しましょう!
ゲームが終わると式も終盤にさしかかり、皆で風船をもって空に放ちます。
ロマンチックな演出でした!
やっぱりお祝い事は気持ちが一番!
最後に新郎・新婦と記念撮影
日本と比べるとシンプルなものでしたが、参加者から凄く祝福されて本当に良い結婚式でした。カジュアルであるからこそ祝う人たちの気持がダイレクトに表れる所もあり良いなと思しました。
是非明るい楽しい家庭を築いていってくださいね。末永くお幸せに!
TARGET Global English Academy
石原智之