フィリピンセブ島留学のよくあるご質問(Q&A)

セブ島語学学校・英語授業に関するQ&A

フィリピン英語はなまりが強いですか?
フィリピンは英語を公用語としています。小学校から英語の授業が行われていますが、経済的な事情により小学校、中学校を卒業できない子供も多くいます。

それに、公用語といえども彼らは普段はタガログ語やセブアノ語で会話しています。ですから当然なまりはあります。しかし、語学学校の英語教師に関していえばなまりはあまり強くありません。

発音もクリアで聞き取りやすいです。心配な方はオンライン英会話やyoutubeなどでご確認ください。

英語があまり話せなくても大丈夫ですか?
問題ありません。フィリピンではマンツーマンレッスンが基本なので、他の人に気を使うことなく自分のペースで勉強できます。中には日本語の教科書を使って勉強できる学校もあります。

しかし、文法の基礎と英単語を日本である程度勉強しておくと、授業がよりスムーズに進められるのは間違いないです。

現地でコースの変更や転校はできますか?
多くの学校ではコースや教師の変更が可能です。また転校も可能ですが、返金がない学校もあります(これが暫しトラブルの元になる)。長期滞在する場合も最初に支払う金額は1ヶ月~2ヶ月に留めておき、現地で延長する方がリスクが少ないのでおすすめです。

さらに転校すると、入学金、SSPを再度払わないといけません。それほどすぐに英語は上達しないので我慢が必要です。長期留学の方以外の転校はあまりお薦めしません。

現地でTOEICの受験ができますか?
可能です。TOEICの公式試験会場となっている学校もいくつかあります。学校が代行手続きをしてくれる場合が多いので、スタッフに聞くことをお薦めします。
現地でTOEFLの受験ができますか?
可能です。TOEFLの公式試験会場となっている学校もいくつかあります。学校が代行手続きをしてくれる場合が多いので、スタッフに聞くことをお薦めします。
ネイティブ講師のレッスンを受けることは可能ですか?
クラークではネイティブ講師の授業を受講できる学校がいくつかあります。セブでもネイティブ講師のレッスン可能な学校はありますが、数はとても少ないです。

値段もフィリピン人教師より高くなる、もしくは大人数のグループクラスの場合がほとんどです。ネイティブの授業を期待するのであれば、欧米留学の方が良いかもしれません。

最短どのくらいの期間から留学できますか?
ほとんどの学校が最短1週間からの留学になります。1日無料体験留学をしている学校もあります。2泊3日〜3泊4日のプランがある学校もありますが、現時点では数が限られておりご紹介が難しいです。そのうちまとめれるとよいのですが・・・
入学日はきまっていますか?
ほんとんどの学校が月曜日入学となっています(正確には日曜日入校し、月曜日から授業)。しかし、都合がつかない生徒さんのために柔軟に対応してくる学校もあります。入学日の都合がつかない方は学校に相談してみてください。ちなみに、平日いつでも入校可能な学校は主にホテル型の語学学校です。
学校の規則は厳しいですか?
これは学校によってかなり違います。門限がある学校もあれば、ない学校もあります。校内では英語しかしゃべれない学校もあります。いわゆるスパルタ系の学校では、早朝の自習や授業後の自習を義務付けています。

門限は社会人にとっては苦痛に感じる方も多いため、予め確認をとっておくと好ましいです。

レッスン時間はどのくらいですか?
多くの学校ではいくつかのコースから選ぶことができます。6時間、又は8時間のコースを取っている学生さんが多いです。このうちマンツーマンとグループクラスの数は、学校のコースによって変わってきます。

途中で授業数の多さが負担になった場合は減らすことも可能ですが、基本的に返金はありません。また逆に授業数を増やすことも可能で、こちらは追加料金を現地で支払うことで受講できます。

TESDAとはなんですか?
TESDA(The Technical Education and Skills Development Authority)とは、フィリピンの教育機関です。語学学校がTESDA認定校になるためには、カリキュラム、法的遵守、学校設備などについての検査に通る必要があります。そして、このTESDAの取得は義務付けられています。

ゆえに、TESDAを取得していない学校は違法で運営している事になりますので、学校を選ぶ際に念のためご確認してみてください。特に新しい学校は取得できていないのに、こっそりオープンしている所が少なくありませんので。

仕事をしながらでも留学できますか?
インターネット環境と空き時間があれば、日本での業務をパソコンなどを使用して実施可能です。フィリピン現地で就職する場合は労働許可の申請が必要です。
どのくらいの留学期間がおすすめですか?
元々うまく喋れない方が1ヵ月未満の留学で、いわゆる「ペラペラ」喋る状態にするのは難しいと思います。もう少し、出来れば3ヶ月程度の留学が必要です。ただし、英語を話すことへの抵抗をなくす、留学後への学習の弾みをつけるという意味では1週間からでも効果はあります。自信をつけて帰国しましょう!

また、フィリピン留学に限らず長くいても喋れない方はたくさんいます。そういう方に共通するのは英語脳に切り替わるぐらい、毎日英会話に接していない事です。英語で夢を見るぐらい英会話を喋ることが出来れば、成功は目の前です!

祝日や年末年始は授業がありますか?
一部の学校は通常授業、もしくは振り替え授業を実施しています。学校によって異なりますので、詳しくは各語学学校へお問い合わせください。
日本人経営と韓国人経営と、どちらがおすすめですか?
以前は食事面や宿泊施設面で日系は韓国系より優れていましたが、近年は韓国系は食事が改善されたり、宿泊施設も新しくなったりなど、滞在しやすくなっていると思いますので、そこまで大きな違いはありません。日系の方が日本人スタッフが多いため、トラブル時は何かと安心です。

韓国系は一般的に授業施設と宿泊施設が一体型の寮の学校で、100名以上の大型校が多いです。そのため、様々な国の留学生(主にアジアですが)に出会えるチャンスがあるでしょう。ただし、年齢層は若めでコスパ重視系の学校がほとんどです。

一方、日本人経営の学校はマンツーマンの授業数や、サービスが充実しており、いざとなったら日本語が使える環境は初めて留学する方には安心でしょう。しかし、どうしても日本語で話す機会が多くなりがちです。また、グレードの高い宿泊施設、いわゆるホテル留学はほぼ日系しか取扱いがありません。

社会人や高齢の方は日本人経営の学校の方がニーズと年齢層(主に30代中心)がマッチしているはずです。”

日本人が少ない学校を選ぶべきですか?
日本人が少ない学校を選ぶのは、英語を使うという点で良いと思いますが、その学校に日本人が一人ないし二人・・・のような環境はフィリピン留学では難しいです。

フィリピン留学では韓国系の語学学校を選んでも日本人はある一定のパーセンテージはいます。大抵10%〜40%です。そして、割合が多かろうと少なかろうと日本人は日本人同士でグループを作り、日本語で会話をする事が多いです。これは何も日本人だけに限らず、韓国人は韓国人同士で、台湾人は台湾人同士でもそうです。誰でも母国語で話す方が楽なんですね。

常に英語を話す環境を作っている方を見てみると、多国籍な学校であればグループクラスや多人数部屋を通じて意識の高そうな人に話しかけて友達になったり、日本人しかいない学校でもフィリピン人先生と仲良くなって休み時間や授業後に会話をしていたり、自身で工夫しています。

いずれにしても重要なポイントは、日本人が少ない学校を選んだからと言って、自動的に英会話量が増えるわけではないということです。どんな環境でも、自身で自ら人に話しかける事で英会話量が増えます。

日本人が少ない学校を選ぼうが、日本人が100%の学校を選ぼうが、あまり会話の上達度に違いはありません。なぜなら、英会話が出来るようになる留学生は、授業以外では留学生同士の交流よりも、先生やその友達など、自分より英語力が高い人を見つけ、積極的に交流する傾向があるからです。

それでも日本人がほとんどいない環境を希望される場合は、フィリピンではなく欧米留学、しかも日本人が滅多に行かないような遠い場所がおすすめです。

全寮制の学校しかないのですか?
寮でなくても、ホテルに滞在しながら通える学校もあります。ホテル型は主に日系の語学学校です。
日本語の通じるスタッフはいますか?
日本人経営の学校では日本人スタッフが常駐しています。韓国人経営の学校でも日本人留学生がそれなりに入っている学校では、最低一人か二人はいます。
インターンシップができる学校はありますか?
各学校募集していますので、詳しくは問い合わせてみてください。(VISA関係の確認も忘れずに)
日本人留学生の割合はどのくらいですか?
日系の語学学校の場合は30%〜100%の割合、韓国系の語学学校では10%〜40%ぐらいが多いです。日本人以外には韓国、台湾がメジャーで3大マジョリティー。ここ最近では加えて中国、ベトナム、タイ、ロシア、サウジアラビア、トルコ、モンゴルなどの留学生も増えています。

欧米や南米はまだ認知度が低く、数としては多くありませんが、今後はフィリピン留学協会のマーケティング活動を通じて増やしていく予定です。

フィリピン入国・留学手続きに関するQ&A

フィリピンの入国に必要な条件はなんですか?
パスポートの有効期間が滞在予定期間あること、及び復路の航空券(又はフィリピンから他国に渡航するための航空券)を所持していることが条件となります。
SSPとはなんですか?
SSP(Special Study Permit)とは特別就学許可証のことです。このSSPなしにフィリピンで英語の勉強をすると違法となりますので、必ず支払う必要があります(約6,000ペソ〜7,000ペソ)。SSPはほとんどの場合、留学先の学校が代行申請してくれます。
ACR-Iカードとはなんですか?
ACR I-Card(Alien Certificate of Registration Identity Card)とは外国人登録証のことです。60日以上フィリピンに滞在する人は、必ずACR I-Cardを取得しなければなりません。ACR I-Cardはほとんどの場合、留学先の学校が代行申請してくれます。
ビザは事前に取得すべきですか?
観光ビザは事前に取得する必要はなく、入国と同時に30日間与えられます。ビザの延長も留学先の学校が代行申請してくれます。
転校してもSSPは有効ですか?
転校するとSSPは無効になるので、再度申請が必要になります。
何歳から1人で留学できますか?
15歳未満の人は1人でのフィリピン入国を原則認められていません。ですから、それ以上ならば1人でも留学することが可能です(親子で留学する場合は問題なし)。15歳未満の場合は特別な申請が必要になりますので、各学校もしくはエージェントに問い合わせをしてみてください。
どんな持ち物が必要ですか?
捨てチケットとはなんですか?
フィリピンに入国するには復路の航空券(又はフィリピンから他国に渡航するための航空券)が必要になります。

“しかし、中にはどのぐらい留学するか現地で決めたい方もいます(帰国日が決まっていない)。そのような方は入国のために、とりあえず使うことのないチケットを買うことになります。そのチケットのことを「捨てチケット」といいます。もちろん使うことないチケットなので、フィリピン出国のチケットの中で最安の物を買うのがおすすめです。例えばフィリピン→台湾など。

とはいえこの「捨てチケット」は意味を理解していないと、入国審査で突っ込まれた際にきちんと説明できませんので、ややこしくなります。

一般的には留学前から帰国便を予め決めておいて、変更する際は変更手数料を支払うのが一番分かりやすいです。特にビジネスクラスであれば無料で変更出来る便も多いですので、長期留学生はビジネスクラスで来る方法もありかもしれません。”

どのくらい前から手続きなどを始めないといけませんか?
3ヵ月以上前をお薦めします。特に7月~9月は留学生が多いので、人気校は3ヵ月くらい前にはすべて予約が埋まります。ですから、あまりぎりぎりに申し込むと寮の部屋に空きがないという場合もありますのでご注意してください。
航空券の手配はどうしたらいいですか?
ほとんどの学校では航空券の代行手配はしてないので、自分で手配する必要があります。留学エージェントを利用した場合でも、代行手配をしてくれる会社はあまりないのが現状です(旅行会社の紹介はしてくれますが)。

まず注意すべき点は片道航空券では入国できません。復路の航空券(又はフィリピンから他国に渡航するための航空券)を買う必要があります。マニラとセブは直行便があるので、それを利用するのが一番便利だと思います。

▶︎セブパシフィック航空完全ガイド!座席指定、セール、チェックイン、機内食、安全性まで
▶︎フィリピンセブ島留学で失敗しない航空券・海外旅行保険の選び方(航空券編)

片道航空券で入国できますか?
できません。復路の航空券(又はフィリピンから他国に渡航するための航空券)が必要となります。
海外旅行保険は、入るべきですか?
ほとんどの学校で海外旅行保険が必須になっております。海外旅行保険なしでの入院や手術は高額になるので、加入することをお薦めします。また、海外旅行保険に加入し、渡された番号や書類を持っていくと、万が一病気になった場合はお金を一切支払わずにその場で対応できますので、大変ラクです。

90日以内の留学であれば、クレジットカードの無料の付帯保険も便利ですが、支払額や条件が様々ですので事前確認必須です(玄人向き)。

▶︎フィリピンセブ島留学で失敗しない【海外旅行保険】の選び方

予防接種は必要ですか?
予防接種をしてくる学生さんはほとんどいません。もしされるのであればA型肝炎、B型肝炎、破傷風、狂犬病、日本脳炎の予防接種をされるといいと思います。フィリピン留学後にバックパッカーとして東南アジアを巡る方は必須でしょう。

▶︎海外渡航に予防接種は必要か? セブ島留学に推奨したい予防接種(2/2)

空港出向かえのサービスでは、誰を探せばいいのですか?
空港を出てすぐの場所で日本人スタッフ(学校によってはフィリピン人スタッフ)が、学校名が記載された看板を持って待っています。何かしらの理由で自身でタクシーに乗る場合は、空港出て正面にある(白ではなく)黄色の空港用タクシーがおすすめです。空港で騙されて別の場所に連れて行かれた・・・という話は聞いたことがないので、神経質にならなくても大丈夫です。
また、困ったらその場にいる日本人やフィリピン人に話しかけてみてください。助けてくれるはずです。

▶︎セブ島タクシー完全攻略!捕まえ方・配車アプリ・ぼったくり対策まで

退寮時はいつ寮を出ればいいですか?
学校によって違います。金曜日に卒業の学校が多いので、土曜日に退寮という場合が多いです。部屋に空きがあれば、追加料金を払うことで、延泊が可能な学校もあります。
緊急時にはどこに連絡すればいいですか?
緊急連絡先は以下の通りです。マニラ首都圏の市外局番02で、セブの市外局番032となっています。

在フィリピン日本国大使館(マニラ) Embassy of Japan 63-2-834-7508(日本語直通)
在セブ領事事務所 Consular Office of Japan in Cebu 63-32-231-7321(代表)
フィリピン航空 03-5157-4362(日本から) 63- 2-855-8888(マニラから)
警察 166
救急車 161
消防 160
病院 セブ・ドクターズ・ホスピタル:253-7511
チョン・ホア・ジェネラル・ホスピタル:254-1461
マクタン・コミュニティ・ホスピタル:340-3721

▶︎フィリピン・セブ島緊急連絡先一覧

入国カードの住所は学校所在地で大丈夫ですか?
入国カードの住所は学校所在地で問題ありません。
ビザの延長はいくらくらいかかりますか
ビザの延長費用は以下のようになります。
延長手続きなし 入国から30日間(4週) 無料
1回目31日目~59日目まで(8週) 3030ペソ
2回目 89日間(12週) 4400ペソ
3回目 119日間もあり。
*上記は2017年7月時点。今後変更になる可能性ありますので、詳しくはこちらのフィリピン・イミグレーションでご確認ください。
「孫と一緒に留学」を検討しています。
ある代理店で、15才以下の子供と一緒に行くのが親でなく祖母や叔母だとWEGという正式な手続きが必要で、ない場合は空港で罰金というかその手続き代として8000円くらい支払うと通れる場合があると聞きました。
私は叔母で、ちょうどその時期親が仕事を休めないので、私が中学生の子と一緒に行こうかと思い聞いた次第です。
その辺りの事情についてご存知でしたら教えてください。
WEGとはWaiver(権利放棄) of Exclusion Groundの略で、15歳未満のお子さんが両親以外の人とフィリピンへ渡航するための証明書です。
https://tokyo.philembassy.net/ja/consular-section/services/visa/waiver-of-exclusion-ground-weg/
こちらのフィリピン大使館の公式HPに書かれている通り、『15歳未満かつ単独または親(離婚している場合は親権者)の付き添い無しにフィリピンへ渡航する場合は、必ず大使館側からのWEGの取得が義務付けられています。』

所持していない場合は、直行便ではまず日本から飛行機に乗れなく、第三国の経由便(例:日本→台湾→フィリピン)の場合でもフィリピンの入国審査官に止められて、入国できない可能性があります。

>ない場合は空港で罰金というかその手続き代として8000円くらい支払うと通れる場合があると聞きました。
こちらはいわゆる裏金か見逃してくれたか・・・といった事情で、正攻法ではありませんのでご注意ください。その代理店さんが「通れる場合がある」とおっしゃられている通り、「通れない場合」もあります。

申請方法としては、
1,ご自身で上記のURLを参考に書類を用意して頂き、フィリピン大使館に送って認証をもらう(ただし、ごくマレに落ちる事もあるようです。理由不明)。

2,VISA関連の手続きを行ってくれる法人・留学エージェントに、留学の申し込みと同時に依頼する。
→留学エージェント経由での手続き依頼ですが、行っているところはかなり限られるかと思われます。私が知っている限りでその実績があるのが、株式会社ジージーの「フィリピン留学ドットコム」です(ただし有料)。他にも行ってくれるエージェントはあると思いますが、実際にどの程度実績があるのかが把握できていません。

どちらの場合でも最短2週間、通常であれば1ヶ月の余裕を持って手続きを行ってください。

なお、上記の場合はあくまで個人の一般コース留学の場合であり、期間限定のジュニアキャンプ(セブでの合同合宿)であれば、語学学校や留学エージェントが一括でWEGの手続きを行ってくれます。

15歳未満のお子さんがご両親以外とのご留学の場合は、こういったプログラムに参加するのが一番シンプルかと思います。

▶︎セブ島ジュニアキャンプ・サマーキャンプ【開催日程まとめ】

セブ島留学費用、生活費、両替等に関するQ&A

フィリピン留学費用の目安を教えてください。
こちらの記事で目安となる費用を書いております。

▶︎完全網羅シリーズ#2 セブ島留学の費用。見積もりいらずの計算公式教えます!

現地の光熱費はどのくらいですか?
学校によって実費のところもあれば、固定料金のところもありますが、だいたい1週間500ペソ(1300円前後)ほどです。フィリピンの電気料金は1kw当たり9~11ペソとなっています。なお、ホテル系の語学学校は、大抵水道代・光熱費・教材は料金に含まれています。
生活費はどのくらいかかりますか?
生活スタイルによって差がかなり出ますが、だいたい月に3万円~5万円ほどあれば普通に生活できると思います。現地で追加授業、土日アクティビティなどを考えている方はもう少し多めがおすすめです。
ATMは使えますか?
国際キャッシュカード、又はクレジットカードが必要になります。PLUS、Cirrusの表示があるATMで現金を下ろすことができます。1度の引き出し限度額は10,000ペソとなっています。一部ATMでは、1度に20,000ペソまで下ろすことができます。また手数料として200ペソまたは250ペソかかると表記されますが、実際はカード会社によっては100円程度で済む場合もあります。

ごくたまに、ATMにお金が入っていないとお金を下ろせないだけでなく、カードが1分ぐらい出てきません。慌てずにその場で待っていてください。

▶︎お金の引き出し方!フィリピンセブ島でのATMの使い方とは?

クレジットカードは使えますか?
ショッピングモール内のショップやレストラン、ある程度の規模のショップなら使える場合が多いですが、ローカルレストンでは使えない場合もあります。Visa、Master Cardはほとんどの店に対応していますが、JCB、アメックス、ダイナースクラブは対応していない場合が多く、注意が必要です。

また、(日本国内でもたまに使えませんが)デビットカード系のVISAはなぜか頻繁にエラーになりますので、あまり当てにしない事をおすすめします。カードは2枚は持っていきたいところです。

両替はどこでできますか?
空港、ホテル、ショッピングモールなど、様々な場所で可能です。空港、ホテルはレートが高いのでお薦めしません。語学学校のスタッフに近場でレートの良い両替所を聞くことをお薦めします。
日本円は使えますか?
使えません。しかし、ショッピングモールなどに両替所があるので、ペソへの両替は簡単にできます。
日本でペソに両替したほうがいいですか?
日本で両替するとレートが悪いのでお薦めしません。フィリピンに着いたら空港で最低限必要な分の両替をして、その後、寮の近くのレートの良い両替所で両替することをお薦めします。5000円〜1万円を事前に両替していれば大丈夫でしょう。日本の空港かセブ空港で両替できます。

セブ島留学準備と現地生活に関するQ&A

日本の電化製品は使用できますか?
日本のほとんどの電化製品は使用できません。しかし、ノートパソコン、スマホ、デジカメなどは海外でも使用できる場合が多いです。ですから、取り扱い説明書で確認することをお薦めします。

フィリピンでは、電圧220ボルト、周波数60ヘルツです。ちなみにコンセントの形状は日本と同じなので、変換プラグは必要ありません。なお、変圧器があれば海外対応していない製品も使うことは出来ます。

携帯電話は必要ですか?
あると便利です。スマホなら学校、寮はもちろん、レストランやショッピングモールなどでもフリーWi-Fiが使える場所があります。また外出時、GPS機能とオフラインマップを使えば、ネットに繋がっていなくても自分が何処にいるのか把握できるので便利です。SIMフリーのスマホをお持ちの方は、セブ島の空港でフィリピン用のSIMを購入してしまう手もあります。

▶︎フィリピン(セブ島)のプリペイドSIMカードの購入・利用方法を徹底解説!

なお、現地でもガラケーと言われる類の携帯は2000円前後で、モールで購入出来ます。

寮の食事はどのようなものですか?
学校により違います。韓国資本の学校だと韓国料理とフィリピン料理のミックスで、日本資本の学校だと和食とフィリピン料理のミックスという場合が多いです。またセブ島には日本食レストンが多くあるので、和食をいつでも食べることができます。
自炊できますか?
自炊ができる学校はほとんどありません。一部、コンドミニアム型の寮を貸している所は可能です。しかし、食事込みの学校が多いですし、和食、韓国料理、イタリアンレストランも多いので、自炊する必要はないと思います。親子留学をされる方や長期滞在で料理を作りたい方は、事前に学校に確認しておきましょう。
インターネット環境はいいですか?
あまりよくありません。光回線を使っている学校もありますが稀です。ネットや、メールをするくらいは問題ありません。カフェでは動画も見ることができますが、語学学校の寮型の宿泊施設は人数が多すぎるため回線がパンクしやすいようです。ホテル型の学校は比較的安定しているので、WiFi環境が必須であればそういった学校を選ぶことをおすすめします。

もしくは、セブ島のカフェは深夜まで営業しているお店が多く、WiFiもフリーですので、ご希望の学校の周りにないか確認してみましょう。

週末の過ごし方について教えてください。
ショッピングに行く人、勉強をする人、旅行に行く人と人それぞれです。学校が旅行やボランティアを企画することもあります。また追加料金を払えば、土曜日も授業を受けることができる学校もあります。

▶︎完全網羅シリーズ#7 セブ島留学がある1日。留学中の平日・土日の過ごし方

タクシーの乗り方を教えてください。
治安は悪いですか?
日本に比べると治安は良くありません。しかし、セブはフィリピンの中でも治安が良い場所です。普通に留学生活を送っていれば、大きな事件に巻き込まれることはないでしょう。

しかし、スリやひったくりに会う生徒さんも少なくないので注意が必要です。外出する時は、スラムなどの危ない場所は避け、常に警戒を怠らないようにしましょう。また服装もブランド物は避けたほうが良いでしょう。

▶︎完全網羅シリーズ#4 セブ島の治安ガイドライン。先進国の主要都市と徹底比較!

チップは必要ですか?
チップは強制ではありませんので、サービスに満足すれば、感謝の気持ちとして払えば良いと思います。50pesosぐらいが妥当です。ほとんどのレストランやホテルではサービス料があらかじめ含まれています。レシートにService Chargeと表示されていればサービス料が含まれているという意味です。

一般的に留学生がチップを払う機会は「荷物を運んでもらう」「マッサージ」「散髪」ぐらいではないかと思います。

ダイビングのライセンスを取得できますか?
可能です。日本より安く取得でき、また最短で2日で取れます。費用は15,000~30,000円ほどです。韓国人経営のダイビングショップを選べば安くライセンスを取得することができます。しかし、英語でのコミュニケーションになるので、不安な人は高くても日本人経営のダイビングショップが安心かと思います。
ボランティア活動に参加できますか?
可能です。セブには「NGO法人DAREDEMO HERO」、「NPO法人セブンスピリット」など、いくつかのボランティア団体があります。それらの団体が定期的にボランティアツアーを開催しているので、それに参加することをお薦めします。

▶︎フィリピンセブ島、3つのボランティア団体での活動体験談と違い

日本食は食べられますか?
日本人経営学校の多くは日本食を提供しています。また、セブ島には多くの日本食レストランがあります。リスクヘッジをしたい方は学校の近くに和食レストランがあるか確認しておきましょう。モールには大抵一つ以上はあります。
どんな病気に注意が必要ですか?
フィリピンで多くの人が経験するのが下痢や腹痛です。水道水は飲まないようにしましょう。外食時にはウエットティッシュを持っていると便利です。デング熱もかかると入院しなければいけないので注意が必要です。デング熱は蚊が媒体となるので、虫よけスプレーなどを利用しましょう。狂犬病やA型肝炎については、日本で事前に予防接種を受けることも可能です。

▶︎完全網羅シリーズ #11 セブ島でかかりやすい病気とは?病気対策と緊急連絡先

フィリピンの物価を教えてください。
物によって差がかなりでますが、ざっくりとしたイメージでは日本の3分の1程度です。しかし、外国製品となると日本より値段が高い場合も少なくありません。特に日本製品は日本で買った方が安いです。セブ島は人件費が安いので、それに関わる物事「マンツーマン授業」「マッサージ」などが特に安いです。
銀行口座は作れますか?
可能ですが、銀行によって必要書類は異なります。最低でも、パスポートとACR I-Cardが必要になります。ACR I-Cardとは外国人登録証のことです。60日以上フィリピンに滞在する人は、必ずACR I-Cardを取得しなければなりません。ただし、どの銀行口座でも可能なわけではありませんので、ご注意ください。