フィリピン留学といえばセブの知名度が抜群ですが、フィリピンの首都大都市マニラにも、複数の語学学校が存在します。
最近は、日本人留学生に特化した日本人経営による語学学校が増えたこともあり、マニラ留学の注目度は急浮上しています。
そこで今回は、マニラ留学の特徴や魅力、メリットとデメリット、さらには滞在中の注意点を紹介します。この記事を読むことで、マニラ留学が自分に合っているかどうかを判断できるようになることでしょう。
マニラ留学のメリット
フィリピンマニラはフィリピンの中で一番発展しているエリアです。ビジネスの中心地のため、東京のような高層ビルが立ち並び、現代人にとって欠かすことのできないものがそろっています。
そんな大都会マニラで留学をするメリットを紹介します。
都会ならではの便利な暮らし
日本と同じような鉄道や地下鉄、路線バスが走っているのはマニラだけです。日本人にとって馴染み深い24時間営業のマクドナルドや、セブンイレブン、スターバックスもあちこちにあります。
大規模なショッピングセンターもあり、中にはジェットコースターに乗れる室内遊園地が併設されている施設もあるため、一日中楽しむことができます。
インフラが整っていて快適に過ごせる
フィリピンは発展途上国のため、インフラが整備されている場所がまだまだ少ないです。大都会であるマニラでは、フィリピン国内で最もインフラが整備されているため、水道や電気やWi-Fiは日本とほぼ同じ感覚で使えます。
私が滞在していた寮では、シャワーの水圧が弱かったり、トイレの水が流れなくて困ることは一切ありませんでした。
Wi-Fiに関しても、日本の家族とオンラインビデオ通話をした時、動画が止まったり音声が途切れて話しにくいことはありませんでした。
インターンや現地就職に有利
フィリピンの経済成長に伴い、世界中から様々な企業がマニラに進出しています。特に、ITを通して社会貢献や社会問題の解決を目指す企業が数多く存在します。
また、マニラには日系企業や外資系企業も進出しています。マニラに身を置くことで、インターンや現地就職できる可能性は確実に高まるといえるでしょう。
アクセス面で優れている
ニノイ・アキノ国際空港は4つのターミナルを擁する巨大空港です。東南アジアを中心に世界中の主要な空港とつながるハブ空港として機能しています。
日本からの直行便は、東京・大阪・名古屋はもちろん、札幌や福岡からも出ています。飛行時間は4~5時間です。飛行機が苦手な人でも欧米へ行くほどの長時間フライトではないため、気軽に渡航できることでしょう。
マニラ留学のデメリット
空気が汚い
マニラも東京も大都会であることに変わりありませんが、大きく異なるのは空気です。
フィリピンは日本と違って排ガス規制が進んでいません。そのため車やバイクがまき散らす大量の排ガスが、深刻な大気汚染をもたらしています。
喘息気味の人やアレルギーがある人は、マニラ留学を避けた方が賢明です。
海や川が汚い
マニラの海は汚くて泳げません。家庭や工場からの排水やゴミのポイ捨てによって川が汚染され、最終的に汚染物質は全て周囲の海に流れ出しています。
寮からすぐ近くに泳げるビーチがある方がいいという方は、マニラ留学は避けた方がいいでしょう。
渋滞が酷い
マニラでは渋滞は日常茶飯事です。タクシーで移動する際、渋滞に巻き込まれてしまうと、通常の3~4倍以上時間がかかることもあります。
道路上でけたたましくクラクションを鳴らし合ったり、急発進急ブレーキはマニラでは見慣れた光景ですが、ほぼ1日中続く渋滞だけは慣れるものではありません。
ことに夕方17時以降の時間帯は、帰宅ラッシュで最も混み合います。アジアのなかでもマニラの渋滞は最も深刻な状態です。
治安が悪い
フィリピンは銃社会であり、テロや殺人などの重罪の発生率も高いです。特にマニラでは危険エリアにて発砲事件も起こることもあるため、絶対に近づかないようにしましょう。
夜道を一人で歩かない、バーやナイトクラブにもスリや盗難など軽犯罪の危険性もあるため、貴重品は肌身離さず持ち歩くようにしましょう。
ショッピングモールの出入り口の前にも銃を担いだ警備員が立っていて、毎回手荷物チェックをされた想い出が鮮明にあります。都会ならではのメリットとデメリットを見比べた上で、マニラ留学の是非を検討することをオススメします。
マニラの基本情報
マニラはフィリピン北部にある「ルソン島」の中西部に位置します。「マニラ」は通常、マニラ市のことではなく、「メトロ・マニラ」のことを指し、「マニラ首都圏」という意味です。
マニラ市の他にケソン市やマカティ市など16の市と1つの町から構成されています。
政治や経済、文化の中心地であるマニラ首都圏には約1,280万人の人々が暮らしており、人口密度の高い港湾都市として、古くから栄えてきました。
フィリピンは16世紀後期から19世紀末までスペインの植民地でした。その影響は今も色濃く残り、周辺諸国の中では唯一のキリスト教国家です。
ヨーロッパ調の重厚な建物や街並みが残されているエリアもあり、歴史のロマンを感じさせます。
マニラの場所と環境
主なエリアを簡単に紹介します。
マカティ・BGC(Bonifacio Global City/ボニファシオグローバルシティー)
フィリピンの経済の中心地です。「フィリピンのウォール街」とも呼ばれています。
マイクロソフトなど世界を代表する多国籍企業やショッピングモール、高級ホテルやコンドミニアムが集中し、フィリピンの富裕層が集まる高級地区です。マカティやBGCはマニラ首都圏のなかでも比較的治安がよいエリアです。
ケソン・シティ
マニラ中心部に位置するケソン市は、かつてはフィリピンの首都でした。現在も政府機関が集中し、フィリピンの政治の中心地として機能しています。
名門フィリピン大学やアテネオ・デ・マニラ大学など、多くの大学のキャンパスが集中する学研都市としても知られています。ショッピングモールや飲食店も豊富にあり、語学留学に適した環境です。
アラバン
マニラ郊外にあり、近年開発が進められている地域です。マニラといっても都心からは離れているため、都心ほど快適な暮らしは期待できないものの、落ち着いた環境で学ぶことができます。
週末には1時間ほどで都心に出かけることもできるため、暮らす上で不便さはありません。
日本からマニラへの行き方
日本からフィリピンへの直行便は、マニラとセブ島へのフライトが就航しています。
直行便は、首都圏では成田空港・羽田空港、中部圏では中部国際空港、関西圏では関西国際空港、九州圏では福岡空港、北海道では新千歳空港から飛んでいます。
所要時間は4~5時間と、搭乗してひと息ついたらアッという間にマニラに到着します。
なお、現在の日本とマニラとの時差は1時間(日本の方が1時間早い)で、時差ボケはほとんど気にする必要がありません。
マニラの気候・天気
マニラは赤道から近いため、温度変化は少なく、平均気温は約26〜27度です。年間を通して夏の気候が続きますが、日本のような猛暑に悩まされることはほとんどありません。
最高気温の平均は、1年でもっとも暑い4~5月で33度ほどです。最低気温の平均は23.5度ほどなので1年中、半袖半ズボンで過ごすことができます。
ウィキペディア より引用
https://www.tour.ne.jp/w_guide/PH/MNL/info/ より引用
マニラの治安
マニラの治安が良いと感じている人は、あまりいないことでしょう。マニラ留学には興味があっても、治安が悪いと聞いているために二の足を踏んでいる人は多いようです。
では、実際のところ、マニラの治安はどうなのでしょうか?
結論から言えば、マニラ全体の治安はけして良くはありません。大都会と地方都市を比べれば大都会の犯罪率が高いのは当然のことですが、マニラには「大都会」のひと言では片付けられない治安の悪さがあります。
セブとマニラの治安を比べてみれば一目瞭然です。世界の各都市の治安を数値で比較できるサイトとして nubeo.com があります。以下の数値は nubeo.com から引用したものです。
【セブとマニラの犯罪指数と安全指数の比較】
https://studyin.jp/blog/286 より引用
セブに比べてマニラの犯罪指数は高く、安全指数についてもセブをかなり下回っていることがわかります。
実際にセブとマニラに暮らしてみれば、セブの方がはるかに安全性が高いことを実感できます。治安が高く安全な都市であることは、セブ島留学の人気が高い要因のひとつです。
ただし、マニラといってもメトロ・マニア全体が等しく治安が悪いわけではありません。マニラ首都圏のどのエリアかによって治安は大きく異なります。
たとえば語学学校が多いマカティの治安は、巷で言われるほど悪くありません。セブと比べてみてもマカティの犯罪懸念は心配するほど高くなく、安全性は確保されています。
マカティにある語学学校に留学するのであれば、治安についてそれほど心配しなくても大丈夫です。ただし、マカティを離れれば治安レベルは極端に下がるため、注意が必要です。
他のエリアにある語学学校にしても、その大半は繁華街から離れた場所に設けられているため、学校周辺は安全なところがほとんどです。学校の寮には警備員が滞在しているため、不審者によるトラブルは、ほぼありません。
しかし、学校から離れた街中を歩いたり観光に出かける際には、相応の警戒が必要です。
マニラで警戒すべき犯罪はひったくりやスリ、置き引きなどの軽犯罪です。日本にいるときと同じ感覚でいると貴重品を盗まれるリスクが高まります。貴重品は肌身離さず持ち歩くか、あるいは宿泊先のセキュリティボックスに入れて普段は携行しないように注意したほうがよいでしょう。
軽犯罪はともかく、いわゆる凶悪犯罪に出くわすケースは、かなり低いといえます。凶悪犯罪の犯罪率は欧米の主要都市と比べても、マニラの方が低くなっています。
ただし、マニラには留学生が近づかない方がよい危険なエリアもあります。マラテやエルミタのような歓楽街では、過去に物騒な事件も起きています。危険なエリアには立ち寄らない方が賢明です。
また、マニラには夜になると治安が急激に悪くなる場所もあります。日本と同じ感覚で夜間に一人でコンビニに出かけるようなことは避けてください。とくに女性が夜間に一人で歩くことは危険です。
マニラ留学ではフィリピン留学の他のエリアに比べて、より一層の警戒感を保つ必要がありそうです。
マニラの交通・移動手段
マニラ内は交通手段も多く、タクシーの他にジプニー(定員20人前後の乗合バス)、中距離バスやトライシクル(バイクの横にサイドカーを付けた小型タクシー)などがあります。
電車もありますが、利便性が悪いため、地元の人はほとんど利用していません。
ジプニーとトライシクルの料金は安いものの、どちらも窓がなくオープンなため、排ガスをもろにかぶることになります。健康面からも乗車しない方が無難です。
タクシーを利用するのが一般的ですが、メーターがあるのに、わざと使わないようなぼったくりタクシーが多いことはマニラの特徴と言っても過言ではないでしょう。
オススメは配車アプリから「Grab」タクシーを呼ぶことです。Grabであれば料金等も事前にわかるため、ぼったくられる心配もありません。
ドライバーの質もよく、一般タクシーに比べてより安全です。
マニラで暮らす人々の特徴
マニラ現地の人々が話す言語はタガログ語です。英語も公用語のため、ほとんどの現地の人々は英語を流暢に話せます。街中どこへ行っても英語で交流できるため安心です。
フィリピンでは国民の8割以上がカトリック教徒ですが、マニラではその比率がさらに高まります。マニラの人たちは信仰をとても大切にしています。親しくなった後でも宗教的なタブーにはふれないように注意した方がよいでしょう。
信仰に基づくお祭りやイベントも、年間を通して数多く催されています。現地の人々は陽気で友好的なため、留学生がお祭りに参加しても暖かく迎え入れてくれます。
留学中にタイミングが合えば各種のお祭りやイベントに参加してみるとよいでしょう。
マニラの人気観光スポット
マニラは観光都市としても有名で、見どころがたくさんあります。マニラ留学の合間に主要な観光地を訪れるのも、良い息抜きになることでしょう。マニラの代表的な観光地を紹介します。
イントラムロス
ウィキペディア より引用
インストラムロスはスペイン語で「壁の内側」という意味です。スペイン植民地時代に造られたマニラ最古の地区であり、要塞のような城壁都市です。
海賊からの襲撃や戦闘に備えるための、分厚い石で作られた壁に囲まれています。1945年には米軍による爆撃でほとんどの建物が損壊されましたが、戦後に復元されました。
街のなかは石畳の道や石造りの家々が立ち並び、スペイン統治時代の面影を伝えてくれます。さらに歴代大統領の記念館や各種の博物館などもあり、インストラムロスが丸ごと歴史記念館としての役目を果たしています。
フィリピンの国民的英雄ホセ・リサールゆかりのサンチャゴ要塞も、インストラムロス内にあります。
サン・オウガスチン教会
https://tripnote.jp/philippines/place-san-augasutin-church/photo/46290 より引用
インスラムロス内にあるサン・オウガスチン教会は1607年に完成した、フィリピン最古となるバロック様式の石造教会として、マニラで唯一世界遺産に登録されています。
インスラムロスが米軍の爆撃によって廃墟と化した際、サン・オウガスチン教会にも爆弾が直撃しましたが、倒壊を免れました。
その後も地震などの天災に耐え抜き、倒壊することなく現在も創建当時のままの姿を留めています。そのためサン・オウガスチン教会は「地震のバロック」あるいは「奇跡の教会」とも呼ばれています。
今も現役の教会として、日曜日には多くの信者を集めて礼拝が行われています。礼拝時に鳴り響くパイプオルガンの荘厳な音は、一聴(いっちょう)の価値があります。
ホセ・リサール公園
https://tavitt.jp/spot/rizal-park/ より引用
ホセ・リサール公園は 58ヘクタールにもわたる広大な敷地を擁しており、都市公園としてはアジア最大を誇ります。
「ホセ・リサール」は、スペインからの独立闘争となったフィリピン革命の立役者とされるフィリピンの国民的英雄です。1896年にスペイン当局によって銃殺されました。
記念碑の周りには色とりどりの献花が添えられており、今も多くのフィリピン国民の尊敬の念を集めていることがわかります。12.6mもの巨大なリサール像が、ホセ・リサール公園のシンボルです。
マニラ大聖堂
ウィキペディア より引用
マニラ大聖堂はスペイン統治時代の1571年に創設され、1958年に修復されました。
マニラ大聖堂内にある4,500本のパイプを持つパイプオルガンはアジア最大といわれ、壮大な音色を響かせます。
ロマネスク風の重厚な建物の中は薄暗いながらも、フィリピン人アーティストが手がけた彩り豊かなステンドグラスの美しさは感動的です。いつでも見学可能で入場は無料です。
マニラ湾
夕日で赤く染まるマニラ湾は日本の釧路、インドネシアのバリ島と並んで「世界三大夕日」に選ばれる夕日の名所です。日没が近くなると、多くの人が夕日を見るためにマニラ湾を訪れます。
湾岸エリアには、この絶景が楽しめるサンセット・ビューホテルが多く立ち並んでいます。ホテルのバーからカクテルを飲みながらゆっくり夕日を眺めるのもおすすめです。
マニラに留学する上での注意点
マニラで調達した日用品に関して、クオリティがいまいちで納得できないものが多くありました。
異国の地で長期滞在する上で、スムーズに生活を始めるためにも、特に歯ブラシ、日焼け止めは日本から持っていく方がよいです。
歯ブラシは大きいサイズしか販売しておらず、日焼け止めはバリエーションがなく塗ると真っ白でベタつくタイプのものしかありませんでした。
語学学校の近くのスーパーで購入したので、そもそもバリエーションが少なかっただけかもしれませんが、日常で使い慣れているものを使った方がよいです。
マニラのおすすめの語学学校
2022年現在、再会している学校は下記の通りです。
Face to Face English School
→Face to Face English School公式HP
マニラからクルマで1時間半ほど離れた郊外のタガイタイにある語学学校です。タガイタイは、フィリピンではセレブの避暑地として有名です。標高700mの高地にあるため、フィリピンの猛暑とは無縁で年間を通して涼しく、過ごしやすい環境です。治安も良好です。
2014年に日本とアメリカの共同資本で設立されました。留学生の受け入れを25名までに限定している小規模でアットホームな学校です。
校舎と宿舎は、すべて複数の一軒家を利用しています。講師の8割以上が留学生と同じ寮に居住しています。そのため、24時間英語を使って会話ができる環境のシェアハウスにいる感覚で過ごせます。
講師1人に対して生徒2人の比率が守られているため、朝起きてから夜寝るまで英語を聞いて話せる環境に身をおけます。
自由も確保されており、寮内での飲酒も可能です。学校側から寮内の生活に干渉することはほとんどありません。教師との外出も自由です。
他校にはないユニークなコースが設けられていることも特徴の一つです。世界一周旅行を目指す方向け英語コースや、キリスト教英語コース、株口座開設コースなども用意されています。
全てのコースにオーダーメイドでカリキュラムを組む余地が残されているため、自分の弱点を短期間で克服できるカリキュラムを組むこともできます。
サポート体制は万全で、日本人マネージメントが3~4名常駐しています。なかには看護師の資格をもつ日本人もいるため、健康面でのトラブルがあった際も安心です。
Enderun College Language Center (エンデラン)
→Enderun College Language Center公式HP
フィリピンで最先端の街BGC(Bonifacio Global City/ボニファシオグローバルシティー)にある唯一の語学学校です。
BGC内に位置するだけに周辺環境は快適そのものです。BGC内に留まる限り、ここがフィリピンであることを忘れて都会の洗練された留学生活を送れます。
エンデラン大学附属の語学学校のため、留学生は大学のジム・食堂・図書館などを利用できます。定期的にイベントも開かれ、エンデラン大学の学生たちとの交流が積極的に行われています。学生は多国籍のため、様々な国の友人を作れそうです。
一般英語以外に大学進学プログラムや学部授業への参加、学部入学、海外インターンなどの要望に合わせたプログラムが提供されています。
欧米留学とフィリピン留学の互いの良い点を組み合わせたハイブリット型留学がエンデランの特徴です。
講師はフィリピン人ばかりでなく、アメリカ・ドイツ・ロシア・ウクライナなど世界各地から来た語学教育のプロフェッショナルが勤めています。
マニラ留学エージェント
マニラとセブ島のどちらが向いているか、またマニラのおすすめ語学学校を、留学エージェントに相談することもできます。
→【本当に信頼出来る】フィリピンセブ島留学エージェントまとめ
マニラ留学の口コミ体験談
日本と変わらない、六本木や銀座みたいな街並みでした
お名前(ペンネーム可):mask
・ご年齢:26
・性別:男
・職業と職種:前職メーカー営業
・留学した学校名:Face to Face
・受講時期と期間:2019年4月から9月までの約6ヶ月間
1 なぜマニラ留学に留学しましたか?
英語を一から学びたいと思って留学を決意しました。まずは基礎からしっかり固めていき綺麗な英語を話せるようになりたいと思い、アメリカやカナダで学校を探したのですが授業料がとても高いし、授業のスタイルがグループクラスなので、これは基礎がしっかりしていてある程度話せる状態になってから行った方がいいと思い、他の国を探したところにフィリピンのマニラ留学を見つけました。
フィリピン留学の一番の魅力は授業のスタイルがマンツーマンであることです。加えて、先生が日本人の話せないという気持ちを十分理解していることです。フィリピン人は第一言語がタガログ語で英語は第二言語なのですが、人口の8割が英語を話せます。なぜなら学校の授業が全て英語だからだそうです。そして全員英語を必死に勉強して話せるようになった身なので、英語のどういう部分が難しくて、何が分からないのかという事をよく理解しています。
これは、ネイティブスピーカーのアメリカ人やイギリス人には分からない感覚です。なので留学をスタートする場所として最適だと思いフィリピンを選びました。そしてマニラを選んだ理由は、フィリピン国内で最も経済が発展している場所でありかつての日本のバブルにほぼ近いほどの好景気だからです。私自身日本のバブルは経験しておらず、バブル経済を肌で感じてみたいと思いマニラを選びました。
2 マニラ留学の良かった点
マニラ市内にあるBGCという街は、日本の銀座、六本木に近い街並みで、世界中から富豪が集まり、日本と変わらないほど何でも揃っていてほとんど不便を感じませんでした。にもかかわらず物価は日本のほぼ半額なので、生活費を抑えられて財布に優しい留学ができました。
3 マニラ留学のイマイチだった点
綺麗で安全なのはBGCだけで、それ以外はまだまだ発展途上国だなと感じました。ホームレスがたくさんいて日本人と分かった瞬間金をくれとずっと付いてきます。ひったくりも日常茶飯事ですし、最悪の場合誘拐される恐れもあるので治安の良さは日本と比べると程遠いです。
4 総合評価・検討している方へメッセージなど
一から英語を勉強したい、短期間だけど留学したい、費用を安くしたい、こんな考えをもっている方はぜひマニラを選ぶのが最適だと思います。英語留学地としては日本から最も近い場所です。飛行機で4時間ほどで行けるのでハードルも低いと思います。
マニラは現在目まぐるしい程に発展していっておりどんどん街も綺麗になって便利になっています。ぜひマニラに留学にいき、まずは海外の生活をスタートさせるのが自分の成長につながると思います!
まとめ
マニラ留学のメリットとデメリットを中心に、マニラの周辺環境について紹介しました。
マニラ留学では大都会ならではの快適な留学生活が保証されています。
ただし、大渋滞や空気の悪さなど、大都会ゆえに抱える問題も考慮する必要があります。マニラの語学学校の数はセブには劣るものの、それぞれに特色を出した学校が多いため、自分の目的に合った学校を選べることでしょう。
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