最終更新日:2023年5月31日
記事公開日:2021年4月28日
現在のフィリピン入国と日本帰国の状況、セブ島の現状をご紹介します。
各公式発表を基に随時最新の情報に更新していますが、更新の遅れや現場では対応が異なる場合もあります。日本大使館、フィリピン政府、セブ州、各市町村、航空会社等の情報も必ずご確認ください。
目次
コロナ禍でのフィリピンセブ島留学は可能?
2022年2月10日より語学留学目的でのフィリピン入国が可能
2022年2月10日より、フィリピン留学が可能となりました。
2022年1月28日、フィリピン政府は2月10日より観光(語学留学含む)目的での入国を認めると発表しました。
これにより、フィリピンへの語学留学も可能となりました。すでに再開している学校もあります。
→フィリピンセブ島留学語学学校【再開校】一覧表
フィリピンへの入国情報
フィリピン入国の条件
ワクチン接種者は条件なし、ワクチン非接種者は抗原検査を受けることでフィリピン入国が可能です。
コロナ以前から継続しているフィリピン入国の条件も合わせてご紹介します。ワクチン接種の回数で条件は異なります。
日本国籍者が、日本から渡航する場合です。
※2023年5月時点の情報です。
ワクチン2回以上接種者 | ワクチン非接種者 | |||
年齢 | 全年齢 | 15歳未満 (2回以上接種の保護者が同行) |
15歳未満 (非接種の保護者が同行) |
15歳以上 |
---|---|---|---|---|
入国の可否 | できる | |||
渡航前または到着時検査 | 不要 | 必要 | ||
パスポート | 到着時に6ヶ月以上の有効期限があること | |||
出国の航空券 | 到着から30日以内に出国する航空券が必要 | |||
e-Travel | 入国前72時間以内に登録が必要 | |||
入国後の隔離・制限 | なし |
フィリピン政府が認めるワクチン接種者とは?
日本で使われているワクチンは全てフィリピン政府に認められており、日本政府発行の新型コロナ感染症ワクチン証明書もフィリピン政府により有効と認められます。
注意点としては、ワクチン2回接種は2回目の接種から2週間以上経過している必要があります。
フィリピン渡航前の検査
15歳以上のワクチン2回接種者、また15歳未満のワクチン非接種者で同行の保護者がワクチン2回接種の場合には、フィリピン渡航前に陰性証明書を取得する必要があります。
出発国からの出発日24時間以内に実施したRT-PCR検査の陰性証明書、または認可を受けた医療機関、検査所、医院、薬局もしくは同様の施設で24時間以内に医療専門家によって実施された抗原検査の陰性証明書必要です。
パスポート
フィリピン到着時点で、6ヶ月以上の有効期限があることが必須です。
出国の航空券
フィリピン到着日から30日以内にフィリピンを出国する航空券を所持している必要があります。
日本への帰国チケット、または第3国への航空券でも構いません。
e-Travelの登録
フィリピンに入国する全ての方は、e-Travel(旧:ARRIVAL CARD、ワンヘルスパス)に登録する必要があります。フィリピン到着の72時間前から登録ができます。
名前、パスポート情報、渡航日・期間、宿泊先、ワクチン接種状況、その時点での体調などを申告します。申請はウェブからでき、全ての情報を送信すると登録したメールアドレスにバーコードが送られてきます。
フィリピン入国後の隔離・制限
フィリピン入国者に対して、入国後の隔離や制限はありません。
到着日から7日間は自身の症状を監視し、もし症状が現れた場合は目的地の地方自治体に報告する必要があります。
日本からフィリピンへの渡航
日本からフィリピンへの移動時の実際の流れをご紹介します。
①フィリピン入国の2週間程度前
パスポートの有効期限が到着時点で6ヶ月以上あることを確認。もしない場合は、更新が必要です。
また入国に際して必須ではないですが、海外旅行保険の加入も出発日の前日までにしておきましょう。
②フィリピン入国の72時間前
e-Travelの登録を行います。
登録後に記入したメールアドレスにバーコードが送られてきますので保存しておきましょう。内容は同じですが、登録後すぐと出発日の前日に2度メールが来ます。
(まれにメールがこない場合もあるようです。念の為、バーコードやQRコードのスクショを撮るなどの対応をおすすめします)
③フィリピン出発の48時間前
(渡航前検査が必要な方のみ)RT-PCR検査を受け陰性証明書を取得。抗原検査の場合には、24時間以内であることが条件です。
④当日:日本の空港
チェックイン時に航空会社では、フィリピン政府の要請に基づきフィリピン入国書類や入国要件を満たしているかの確認を行なっています。
⑤当日:フィリピンの空港
フィリピンの空港到着後の流れは次の通りです。
①e-Travelのバーコード確認
②入国審査
③預け荷物受けとり
④税関
税関を通ればあとは出口です。隔離や移動制限はありません。もし7日以内に症状が現れた場合は、最寄りの地方自治体に報告する必要があります。
日本への入国情報
フィリピン出国の条件
フィリピン出国にあたっては条件は特にありません。
コロナ以前から継続している条件として6ヶ月以上フィリピンに滞在した方はECC(無犯罪証明書)をフィリピン出国1週間以上前にイミグレーションで申請する必要があります。留学生の場合は学校が手続きをしてくれます。
日本入国の条件
特になし
詳細は厚生労働省のサイトでまとめて確認できますので、そちらをご確認ください。
→水際対策に係る新たな措置について|厚生労働省
フィリピン(特にセブ島)へのフライト情報
セブ島へのフライト
2023年から徐々に便数が増えています。現在飛んでいるのはフィリピン航空、セブパシフィック航空の2社です。
また、フィリピン・エアアジアが7月1日から成田-セブ便を就航させます。
マニラへのフライト
マニラへのフライトは毎日成田、羽田、関空から日本航空、全日空、フィリピン航空、そして週に数便セブパシフィック航空も飛んでいます。
セブーマニラ間は、フィリピン航空やセブパシフィック航空あわせて1日30便近く飛んでいます。
マニラ乗り継ぎでセブ島にいく場合、マニラでターミナルの移動の必要があるか確認してから予約しましょう。同じ航空会社でまとめて購入することをおすすめします。(別々に購入した場合、飛行機の遅延で乗り継ぎが難しくなっても原則補償はありません)
ターミナル移動がある場合、同じターミナル間での乗り継ぎに加えて1時間は多めにみた方が良いです。
最新のフライト情報の検索はこちらが便利です。
→Fly Team
機内で何か制限はありますか?
→どの航空会社でも食事の際以外はマスク着用が求められます。それ以外は、ありません。2020年当初は座席を1つあけるなどの対応をしている航空会社もありましたが、現在は通常の対応です。
セブ島現地のコロナ関連情報
コロナに対する規制
2022年から続いていた防疫規制は、現在ほぼ全て解除されています。
公共交通機関利用時、病院内でのマスク着用だけとなりました。屋外やショッピングモール内などその他の場所でのマスク着用は任意です。
ワクチン接種の進捗
フィリピンでは、日本とほぼ同時期2021年2月にワクチン接種が始まりました。接種環境がなかなか整わず、全希望者に打ち終わるまでには時間がかかりましたが、2021年12月ごろには希望者は2回目の接種がおおむね終わりました。
日本と比較すると2回接種率が低いですが、フィリピンは子供の数が圧倒的に日本より多いため、全国民に占めるワクチン接種可能な年齢の人の割合が低いことが理由に挙げられます。
また、フィリピンでは2回目接種後3ヶ月経過すれば3回目以降のワクチン接種が可能で、希望者はすでに3回目、4回目の接種を受けています。
セブ島街中の様子
現在は全ての業種が営業可能なので、コロナ以前と同じような活気を取り戻しています。
レストランやカフェ、モールは営業していますか?
→営業しています。2020年、2021年は営業ができない期間があり閉店してしまったお店もありますが、2022年になり新規オープンするお店が増えています。
観光アクティビティは再開していますか?
→現在禁止されているアクティビティはありません。全て再開しています。
できないこと・規制があるものはありますか?
→特にありません。一部人数の規制があるものもありますが、事業者側で調整してくれていますので一般の利用者が気にする必要はありません。
フィリピン国内の移動は自由?
→ワクチン接種者は移動の制限はありません。ただし島をまたぐ移動時にワクチン接種の確認を受けることがあります。例えば、セブからボホール島へはボホール島到着時に警察官がワクチン接種証明書と身分証の確認を行いますので、ワクチン接種証明書を所持している必要があります。
万が一、フィリピンでコロナになった場合
現地でPCR検査は受けられますか?
→受けられます。ジャパニーズヘルプデスクを通して日本語でのサポートを受けながらPCR検査を受けられる病院もあります。
入院を希望する場合、入院はできますか?
→できます。現状は各病院十分な空きベッドがあります。
自宅(ホテル)療養を希望することはできますか?
→入院か自宅療養かは選択できます。ただし、学校寮やホテルの場合は陽性の場合にそのまま宿泊可能かどうかは施設次第です。
コロナで治療を受けた/入院した場合、医療費は海外旅行保険の適応となりますか?
→基本的には海外旅行保険から全額支払われます。詳しくは各保険の約款をご確認ください。万が一に備え、十分な保障額のある保険に加入することをおすすめします。
セブ島の病院空き状況や過去の状況
フィリピンでは、新型コロナウイルスの患者さんを受け入れている病院のベッドの空き状況は全て公開されています。
フィリピン保健省のウェブサイトで確認できます。
→https://doh.gov.ph/covid19tracker
地域、市町村、各病院単位で、日々空ベッドの占有率が公開されています。
編集部からのアドバイス
実際にどのぐらい入国しやすいか、帰国しやすいか
実際に、当サイトの編集部スタッフが今年に入りフィリピンへ渡航をしています。今後は変更される可能性はありますので、参考程度にしてください。
1回目:2022年6月初旬から下旬
2回目:2022年7月初旬から滞在中
(ワクチンは3回接種済み)
<フィリピン入国について>
ワクチンを3回接種していれば、現在は何も制限はありませんでした。コロナ以前とほぼ同じと言っても良いと思います。
唯一、サイトへのの事前登録が必要ということだけです。
空港では、入国審査の前に登録のバーコードを読み取って確認されるブースがあります。何か質問されることはなく、メールで送られてきたバーコードの確認のみでした。ワクチン接種の回数や体調を聞かれることもありませんでした。
入国審査もコロナ以前と同じです。ここでもワクチンや体調に関することを聞かれるようなことはありませんでした。
その後荷物を受け取り、税関を通過すればもう出口です。あとは移動の制限も何もなく、自由に行動できます。
すでに再開しているセブ島語学学校一覧表
再開日 | 学校名・コメント |
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ECCセブ校(公式) 自身で工夫しプレゼンテーションをおこなうECCオリジナル「クリフエッジプログラム」でさらに英語力を身につけられます。 →記事内で詳しくみる |
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I.BREEZE(公式) 様々なニーズに合わせてコースをご用意。長年培ってきたカリキュラムやノウハウを基に、一段階成長できる英語留学が可能です。 →記事内で詳しくみる |
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CEGA(公式) アウトプット中心のスピーキング力の話せるようになる為の授業スタイルなので短期間でスピーキング力を伸ばしたい方におすすめです。 →記事内で詳しくみる |
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CAEA(カエア)(公式) ホテル内に学校と宿泊施設、日本食レストランも完備。落ち着いた環境で留学できる。部屋には浴槽やウォシュレットもあります。 →記事内で詳しくみる |
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CELLA(公式) CELLAは2006年の開校以来、多くの留学生を輩出してきた老舗の学校です。CELLAはセブに2つのキャンパスがあり、2017年にタランバンエリアに校舎と宿泊を備えてオープン。 →記事内で詳しくみる |
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QQEnglish ITパーク校(公式) 治安の良いITパークという立地と、近代的な授業施設を兼ね備えた人気校。留学前後にオンライン英会話とレッスン履歴を引き継げます。 →記事内で詳しくみる |
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IDEA CEBU(公式) セミスパ校、パワースピーキングで大量アウトプット。TOEIC、IELTSなどのコースが充実しており、点数保証もあります。 →記事内で詳しくみる |
常にチェックしたい参照ページ
<日本>
・外務省海外安全ホームページ(コロナウイルス関連情報)
・外務省(フィリピンの主な医療機関のリスト)
・厚生労働省(新型コロナウイルス感染症について)
<フィリピン>
・フィリピン保健省
・セブ州Facebookページ
・セブ市Facebookページ
・マンダウエ市Facebookページ
・ラプラプ市Facebookページ
<在フィリピン日本国大使館>
住所:2627 Roxas Boulevard,Pasay City,Metro Manila
電話:(02)8551-5710
邦人援護ホットライン:(02)8551-5786
FAX:(02)8551-5785
ホームページ
<在セブ総領事館>
住所:8th Floor, 2Quad Building, Cardinal Rosales Avenue, Cebu Business Park, Cebu City,
電話:(032)231-7321
FAX:(032)231-6843
1. コロナ・学校再開情報
2. セブ島留学とは?
3. セブ島留学の費用
4. セブ島語学学校の一覧表
5. セブ島留学エージェント一覧
6. 留学相談・申込の流れ
7. 留学に必要な持ち物
8. セブ島留学の航空券
9. セブ島留学の海外旅行保険
10. 出発当日の入出国・送迎
11. 留学前〜中の勉強法
12. 平日・土日の過ごし方